2008年10月23日
他のペットが欲しい…は、可哀想だよね
先日、捨てられたチワワの事件、物のように犬の命を軽んじる無責任な大人達の事…ニュースで見て、「最低だ」と憤った気持ち…。
それと同時に、自分が、こんな気持ちを持つようになったのは何時からだろう…とその日を思い出して、もっとペットが欲しいという安易で、浮気な気持ちから覚めました。
17年間、ロボットを集めたり、ロボットを書いたりとマニアな趣味に没頭してきた私は、家には元々ずっと犬が居たけど、一日に数分、気まぐれに構う程度で、特に犬が好きという訳ではありませんでした。
今から五年半前に、30年近く続いた血が途絶えて、その1年半後にゴールデンのアルフォンスを飼うとなったとき、私は、父を説得して、話を進めて、月齢が半年になるまでに基本的な躾をしたけど、途中で姉にバトンを渡しました。アルの時はまだ、好奇心と興味だけで、本当に好きだったのはロボットだったからです。
それから一年後…今から三年前に、隣町で開催された犬猫即売会のチラシを見て、突然沸いて出た話は、東京で一人暮しをする伯母に犬をあげるという話でした。
新しい何かを買うとき、家では、皆私に意見を求めるのだけど、この日もそうで、私もお供をしました。
動物は好きなので、夢中でクルクル見て回って、私はクリームのポメ、父はホワイト&ブラックのパピヨンに目がとまりました。でも、値段が…と話ながら何度も見て回りました。
そして目にとまったパピヨンとポメラニアンのハーフの♂。(両方入ってる)
と気に止めて、店員さんが抱っこさせてくれて、でもその時は「考えてきます」とだけ話しました。何故かというと、その日は見るだけのつもりだったから。
でも、私達の後に、二人の姉妹らしき人が覗いてるのを見て、一気に話が進んで、結局考えた時間は、五分程でした。(笑)
でも、伯母は80過ぎで、躾は出来ないという事から、私が選んだという責任で、育てることになりました。自分が飼育を楽しめる様に、その頃大好きだった三国無双の趙雲から名を取って、趙雲となったその子の為に、私は、毎朝早く起きて、毎回お湯でふやかしたご飯を四度上げて、昼間は遊んだり、躾をしたりしました。
そして、家に来て二ヶ月…趙雲四ヶ月。伯母の家に顔合わせも兼ねて初めて連れていったその日に、あまりのやんちゃさに、飼えないと言われてしまったのです。
それから…趙雲は、私の犬になりました。
でもこの趙雲、とても本の通りになんか行かないやんちゃ坊主で、思わず叩いた事もあるし、嫌で必死な向こうに噛まれて血が出たり、取っ組み合いになったこともありました。
誰かに押しつけたいと思ったことや、スクールへ入れたいと思ったこともありました。
でも…なんだかんだで自分で頑張って、落ち着くのが遅かった趙雲は、基本的な躾を覚えるのに一年近く掛かりました。
でも、一緒に頑張ったから掛け替えのない相棒になって、1歳の誕生月には、家族と一緒に旅行をし、季節のイベントではコスプレをし、叔母の家に行ったときは一緒に寝たり、お風呂に入ったりと楽しめる事が多くて、マニアから愛犬家に転向するのに掛かったのは本当に一瞬だったし、「何処に行っても必ず連れて行く」と思えるほどになりました。
躾や理解力が実るまでは時間が掛かったけど、大きくなった趙雲は、本当に良い子で、忍耐強い子です。一歳半の時に、私の勝手で蜜柑が増えたけど、ちゃんと受け入れてくれて、蜜柑は焼きもちを焼いて騒いでも、趙雲は黙って見ていたり寝ている振りをして、気を遣います。
犬は…飼い主の気まぐれにも文句を言えません。
昨日、犬の話しを聞いた後、「おいで」と呼んだら、トボトボ歩いてきて、何かとても寂しそうで、胸が苦しくなりました。
蜜柑が増えた時も、本当は複雑だっただろうと思います。
これ以上、趙雲を寂しがらせるのは…やっぱりいけないと思うし、部屋で寂しいから鳥が欲しいなんて、趙雲の我慢に甘えすぎですよね。
あれから三年経っても、趙雲との出会いや過ごした日々は昨日のことのように思い出せます。そんな相棒が私には居るんです。
鳥は忘れて、相棒達を部屋に招く準備をしようと思います。
それと同時に、自分が、こんな気持ちを持つようになったのは何時からだろう…とその日を思い出して、もっとペットが欲しいという安易で、浮気な気持ちから覚めました。
17年間、ロボットを集めたり、ロボットを書いたりとマニアな趣味に没頭してきた私は、家には元々ずっと犬が居たけど、一日に数分、気まぐれに構う程度で、特に犬が好きという訳ではありませんでした。
今から五年半前に、30年近く続いた血が途絶えて、その1年半後にゴールデンのアルフォンスを飼うとなったとき、私は、父を説得して、話を進めて、月齢が半年になるまでに基本的な躾をしたけど、途中で姉にバトンを渡しました。アルの時はまだ、好奇心と興味だけで、本当に好きだったのはロボットだったからです。
それから一年後…今から三年前に、隣町で開催された犬猫即売会のチラシを見て、突然沸いて出た話は、東京で一人暮しをする伯母に犬をあげるという話でした。
新しい何かを買うとき、家では、皆私に意見を求めるのだけど、この日もそうで、私もお供をしました。
動物は好きなので、夢中でクルクル見て回って、私はクリームのポメ、父はホワイト&ブラックのパピヨンに目がとまりました。でも、値段が…と話ながら何度も見て回りました。
そして目にとまったパピヨンとポメラニアンのハーフの♂。(両方入ってる)
と気に止めて、店員さんが抱っこさせてくれて、でもその時は「考えてきます」とだけ話しました。何故かというと、その日は見るだけのつもりだったから。
でも、私達の後に、二人の姉妹らしき人が覗いてるのを見て、一気に話が進んで、結局考えた時間は、五分程でした。(笑)
でも、伯母は80過ぎで、躾は出来ないという事から、私が選んだという責任で、育てることになりました。自分が飼育を楽しめる様に、その頃大好きだった三国無双の趙雲から名を取って、趙雲となったその子の為に、私は、毎朝早く起きて、毎回お湯でふやかしたご飯を四度上げて、昼間は遊んだり、躾をしたりしました。
そして、家に来て二ヶ月…趙雲四ヶ月。伯母の家に顔合わせも兼ねて初めて連れていったその日に、あまりのやんちゃさに、飼えないと言われてしまったのです。
それから…趙雲は、私の犬になりました。
でもこの趙雲、とても本の通りになんか行かないやんちゃ坊主で、思わず叩いた事もあるし、嫌で必死な向こうに噛まれて血が出たり、取っ組み合いになったこともありました。
誰かに押しつけたいと思ったことや、スクールへ入れたいと思ったこともありました。
でも…なんだかんだで自分で頑張って、落ち着くのが遅かった趙雲は、基本的な躾を覚えるのに一年近く掛かりました。
でも、一緒に頑張ったから掛け替えのない相棒になって、1歳の誕生月には、家族と一緒に旅行をし、季節のイベントではコスプレをし、叔母の家に行ったときは一緒に寝たり、お風呂に入ったりと楽しめる事が多くて、マニアから愛犬家に転向するのに掛かったのは本当に一瞬だったし、「何処に行っても必ず連れて行く」と思えるほどになりました。
躾や理解力が実るまでは時間が掛かったけど、大きくなった趙雲は、本当に良い子で、忍耐強い子です。一歳半の時に、私の勝手で蜜柑が増えたけど、ちゃんと受け入れてくれて、蜜柑は焼きもちを焼いて騒いでも、趙雲は黙って見ていたり寝ている振りをして、気を遣います。
犬は…飼い主の気まぐれにも文句を言えません。
昨日、犬の話しを聞いた後、「おいで」と呼んだら、トボトボ歩いてきて、何かとても寂しそうで、胸が苦しくなりました。
蜜柑が増えた時も、本当は複雑だっただろうと思います。
これ以上、趙雲を寂しがらせるのは…やっぱりいけないと思うし、部屋で寂しいから鳥が欲しいなんて、趙雲の我慢に甘えすぎですよね。
あれから三年経っても、趙雲との出会いや過ごした日々は昨日のことのように思い出せます。そんな相棒が私には居るんです。
鳥は忘れて、相棒達を部屋に招く準備をしようと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image