2017年03月25日
統合失調症(精神分裂病)への世間からの理解はきびしい?!見守ることが大切
統合失調症は、本人の心のエネルギーが低下しているなかで、言いたいことがうまく伝えられない、表現できない、というストレスがかかり、本人の苦痛は計り知れないものだ。
「よほど関係性が近いものでない限り、統合失調症を発症した知人と、それまでのように良好な関係を続けるのはなかなか難しいのが現状です。悪化している状態の場合、言動についていけなくなり、疎遠になるケースが多いといえます」
悲しい話だが、中途半端な親切心で接し続けると、自らもストレスとなり、統合失調症への偏見を生むきっかけとなってしまうこともある。自分のできる範囲で受診の機会を探りながら、治療が始まったらそっと見守る、という姿勢でいよう。
引用元:エキサイトニュース
統合失調症という病気は非常にわかりにくい性質を持っているといえます。
パッと聞いてもどんな病気なのかもわかりませんし、説明されても???と
いうひとも多い傾向にあります。
昔は統合失調症は精神分裂病という病名でした。あまりにも精神分裂病という
名称がマイナスイメージを連想させるため変更になったようですが、
精神分裂病ときくと個人的には怖いイメージがあります。
おそらく幼いころのニュースなどテレビで犯罪者が精神分裂病である
なんてことをやっていたのだと思います。スポンジのような子どもの脳では
最初にインプットされた情報が基盤となって延々と先入観が残ります。
多分その事件は宮崎勤の事件だと思いますが…
この病気の誤解は、すべての人が犯罪者になるなんて事はありません。
そして特殊な人しかならないのでは?という先入観も強い傾向ですが、
100人に1人は罹患する可能性があるというまったくもって珍しい病気では
ないのです。
まったく障害や病気の性質は異なりますが、アスペルガーや認知症、統合失調症の人への
接し方というのは共通点があります。
応答するときには否定的な回答をしたり、掘り下げたことを聞いたりしない。
基本は事実かどうかは別にして肯定的に受け入れる体制で接するのがよいとされています。
もちろん無理して支援者の方がコレを続けるとストレスでうつ気味になったりすることも
ありえますけどね。
先天的なものから後天的なものまでありますが、すべて脳の障害や病気です。
むかしなら、き〇がいになったみたいな軽い一言で済ませてしまう人も多かった
のでしょうが、アスペルガーにしろ認知症にしろ統合失調症にしろ増加傾向にあり
そんなひとことでは片付けられない社会問題にも発展する恐れがあります。
自分の近くにそんな人いないから関係ないと思う人もいるでしょうが、
近い将来はそうもいっていられなくなるような気がします。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
2週間無料でスタート!クラウド型レンタルサーバー「Zenlogic」
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6092015
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
いつもコメントありがとうございます!
友達の妹さんが統合失調症だったのですね。
お友だちの家庭環境ですと世間的に見ると良識を持った秀才揃いの
家計というイメージがつきやすいでしょうから、それについて行けない
とか無理してついて行っていると子どもはしんどくなるでしょうね。
他人では計り知れないプレッシャーが本人を常に支配していたのかもしれません。
逆に言うとこういう家庭ほど社会的ステータスを獲得すること
だけに執着してしまい子どもの本心を聞かずに育ててしまうケースは少なくありません。
病気に関してはなったとしても恐るるに足らずです。
抑うつ状態からさまざまな形へ派生していくことはよくあります。
お母様の元にいることで発狂する毎日かもしれませんが、そのなかでも
小さな幸せささいな幸せをかみしめられるようになれるといいですね!
友達とは大学の同級生ですが、その頃から友達が[昨日も妹から電話あった、話が長いんよね]とよく言ってたんですね。それから数年して、発言内容がどんどんおかしくなってきたようで、その頃は妹さんも大阪で独り暮らしの大学生でしたが、家族が様子見訪問したところ、もう完全に黒の状態だったようです。
その後は、家族が介護休暇を交代でとりながら、最終的には私の同級生が退職して付き添ったという状況ですね。ご両親は教員だから長くは休めない事情もあり。
付き添うといっても本当に大変です。二十歳過ぎた子が幼児にも度ったようにずっと密着してきたり、発狂したりといった感じみたいです。
その子のお宅は、両親が教員、祖父が医者、姉は弁護士といった家族であり、なんというか、、、分からないものですね。
妹さんも、何か心の中で我慢していたものがあったのかな、、、と思ったりしました。
最近、摂食障害持ちの元同僚に、あなたはそんな家庭にいてよくこういう病気出なかったね?と不思議そうに言われました。
摂食障害にしろ、統失にしろ、自分がならずにすんだことの安堵もあり、今後発症するかもとの怯えもあり、です。
ふと思ったのは、病気をしている暇がなかった気がします。食べ吐きしてたら、どれだけ罵られて殴られたか分かりません。だからな気もします。