2016年07月28日
「長男・長女なんだから…」という家督相続的な思考がこびりつく母親。いったい子どもに何を求めているのか?(その2)
⇒「長男・長女なんだから…」という家督相続的な思考がこびりつく母親。いったい子どもに何を求めているのか?(その1)
■「長男・長女」でなければ子どもは面倒を見なくて良いのか?
団塊の世代の親達にとって、
「長男なんだからしっかりして…」
という考え方は、実はそんな歴史的な背景を知らずに口に出ている
ということが多いです。
家父長制?そんなのは知らないけど、小さいころから
そう教わってきたから、長男はしっかりするべきなんだ!
という現代の理屈では納得しないぐらい、
それがあたりまえであると脳にこびりついてしまっているのです。
親からすれば、だれが家を継ぐのかが明確になっていれば、
安心ということはあると思います。もめる要素も減るでしょう。
しかし、現代では長男というだけでそんな人権侵害的なことを
いわれては困ると考えている人も多いのです。
決めつけ、押しつけ、強制という概念要素が強く、
受け止める方が圧迫感を感じてしまいより親との溝が
できてしまうのかもしれません。
長男は面倒を見て、次男は面倒を見なくて良いという風にも
感じますが、そんな考え自体がちょっとおかしいですよね。
■結果的に面倒を見たいと思う人が見ればいい。
扶養義務がある!とか親族で法律的な用語が飛び交うようになると
あるいみ末期でしょう。法律の専門家でもない人が法律をかじって
主張すると生まれるのはトラブルと軋轢のみです。
まるで拳銃を渡された子どもがそれを使ってみたくてしかたがない、
というような感覚で使いますので、あぶないあぶない。
長男だから、長男の嫁だから、次男だから家を継ぐとか、家庭によって
さまざまな事情はあると思います。しかし、本当にやりたくないなら自分の
親とはいえども家は継がない、面倒は見ないということでもいいのではないでしょうか。
不満が生まれてくる種は何なのでしょう。長男がリーダーシップを取るという
先入観。本当は長男がやると思っている先入観が妄想の怒りを積み上げていくのです。
・自分ばかり苦しい思いをしている。
・自分ばかり金銭的な負担をしている。
・自分ばかり我慢をしている。
そんな気持ちで引き受けるからストレスになるのです。
そして、相続のさいにそのねぎらい分がもらえるわけでもないため、
より沸点に達しやすい状態になります。
なにかの見返りを考えて親や実家のことをやるのはやめましょう。
基本的には兄弟とはいえ、親への想いは温度差があることが一般的です。
そのためには最低限、金銭的な面は兄弟と相談して按分負担するなり
遺恨を残さないような話し合いをする機会は作っておきたいものです。
■親と同居しているからって、状況次第で介護施設へいれてもいい。
どうしても家を継いで親の面倒を見るということになるとか、
介護をしなくてはいけないほど、要介護状態になるということがあります。
その場合、基本的に同居している子どもが面倒を見ることになるのが
通例でしょう。一緒に住んでいるのだから…という発想になります。
そして、日本では介護施設への入居がむずかしいという現状もありますが、
それ以前に、家で介護できる状態ならば、親を介護施設へ入れるなんて
酷い子どもだ!と連想してしまう人がまだまだ多いこと多いこと。
その家の中で起きていることなど何も知らないのに、そういうときだけは、
親族が、「かわいそう」とか、「世話になったのだからなるべく自宅で見てあげなよ」
なんて無責任なことをいう輩が出てきます。
それは誰でもできればそうしたいと思っているでしょうが、もし施設へ
入れるという話が出るときはそれなりの理由もあるということも察して
あげないといけません。
同居している人の精神状態やストレス状態をしらないのに、さらなる
我慢を要求したりするのです。しかし、そんな酷な要求をするにもかかわらず、
金銭的な援助をするわけでもなく、ただただ口を挟むだけ、一般的な正論と
道徳的、倫理的な言葉を並べて自分の意見を正当化してきます。
「じゃあ、あなたの家でみてもらえませんか?」といえば、黙ってしまいます。
こじれると、扶養義務の順序というものがあるからとか無知な法律をかざして
逃げる人もいるでしょう。
結局、長男とか、同居しているとか、目先の古き悪しき習慣だけにこだわり、
今生きている人、今世話をしている人の気持ちをないがしろにするような
考え方はいけません。
兄弟姉妹の中でも、この母親イズムをコピーしたかのように継承する人や
そうでない人さまざまです。おなじDNAから誕生した兄弟でも個人個人は
別人であるということはよく受け止めながら大人な話し合いをしておきたいですね。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
■「長男・長女」でなければ子どもは面倒を見なくて良いのか?
団塊の世代の親達にとって、
「長男なんだからしっかりして…」
という考え方は、実はそんな歴史的な背景を知らずに口に出ている
ということが多いです。
家父長制?そんなのは知らないけど、小さいころから
そう教わってきたから、長男はしっかりするべきなんだ!
という現代の理屈では納得しないぐらい、
それがあたりまえであると脳にこびりついてしまっているのです。
親からすれば、だれが家を継ぐのかが明確になっていれば、
安心ということはあると思います。もめる要素も減るでしょう。
しかし、現代では長男というだけでそんな人権侵害的なことを
いわれては困ると考えている人も多いのです。
決めつけ、押しつけ、強制という概念要素が強く、
受け止める方が圧迫感を感じてしまいより親との溝が
できてしまうのかもしれません。
長男は面倒を見て、次男は面倒を見なくて良いという風にも
感じますが、そんな考え自体がちょっとおかしいですよね。
■結果的に面倒を見たいと思う人が見ればいい。
扶養義務がある!とか親族で法律的な用語が飛び交うようになると
あるいみ末期でしょう。法律の専門家でもない人が法律をかじって
主張すると生まれるのはトラブルと軋轢のみです。
まるで拳銃を渡された子どもがそれを使ってみたくてしかたがない、
というような感覚で使いますので、あぶないあぶない。
長男だから、長男の嫁だから、次男だから家を継ぐとか、家庭によって
さまざまな事情はあると思います。しかし、本当にやりたくないなら自分の
親とはいえども家は継がない、面倒は見ないということでもいいのではないでしょうか。
不満が生まれてくる種は何なのでしょう。長男がリーダーシップを取るという
先入観。本当は長男がやると思っている先入観が妄想の怒りを積み上げていくのです。
・自分ばかり苦しい思いをしている。
・自分ばかり金銭的な負担をしている。
・自分ばかり我慢をしている。
そんな気持ちで引き受けるからストレスになるのです。
そして、相続のさいにそのねぎらい分がもらえるわけでもないため、
より沸点に達しやすい状態になります。
なにかの見返りを考えて親や実家のことをやるのはやめましょう。
基本的には兄弟とはいえ、親への想いは温度差があることが一般的です。
そのためには最低限、金銭的な面は兄弟と相談して按分負担するなり
遺恨を残さないような話し合いをする機会は作っておきたいものです。
■親と同居しているからって、状況次第で介護施設へいれてもいい。
どうしても家を継いで親の面倒を見るということになるとか、
介護をしなくてはいけないほど、要介護状態になるということがあります。
その場合、基本的に同居している子どもが面倒を見ることになるのが
通例でしょう。一緒に住んでいるのだから…という発想になります。
そして、日本では介護施設への入居がむずかしいという現状もありますが、
それ以前に、家で介護できる状態ならば、親を介護施設へ入れるなんて
酷い子どもだ!と連想してしまう人がまだまだ多いこと多いこと。
その家の中で起きていることなど何も知らないのに、そういうときだけは、
親族が、「かわいそう」とか、「世話になったのだからなるべく自宅で見てあげなよ」
なんて無責任なことをいう輩が出てきます。
それは誰でもできればそうしたいと思っているでしょうが、もし施設へ
入れるという話が出るときはそれなりの理由もあるということも察して
あげないといけません。
同居している人の精神状態やストレス状態をしらないのに、さらなる
我慢を要求したりするのです。しかし、そんな酷な要求をするにもかかわらず、
金銭的な援助をするわけでもなく、ただただ口を挟むだけ、一般的な正論と
道徳的、倫理的な言葉を並べて自分の意見を正当化してきます。
「じゃあ、あなたの家でみてもらえませんか?」といえば、黙ってしまいます。
こじれると、扶養義務の順序というものがあるからとか無知な法律をかざして
逃げる人もいるでしょう。
結局、長男とか、同居しているとか、目先の古き悪しき習慣だけにこだわり、
今生きている人、今世話をしている人の気持ちをないがしろにするような
考え方はいけません。
兄弟姉妹の中でも、この母親イズムをコピーしたかのように継承する人や
そうでない人さまざまです。おなじDNAから誕生した兄弟でも個人個人は
別人であるということはよく受け止めながら大人な話し合いをしておきたいですね。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5274760
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック