2016年06月13日
抗がん剤は比喩表現ではなく毒薬です。がん治療の大きな落とし穴。
⇒芸能人のがん闘病の報道について。がんに無知な人のお気楽な記事が多い。からの続きです。
■がん細胞も元々は正常な細胞。
私の父親の場合は、告知された時点で余命宣告までされていたのでよりショックは大きなものでした。
そんな冷静さを失いかねない状況で、右も左も分からないがん闘病生活を選択しなくてはいけないという
ことは非常に酷なものでもあります。
調べることが好きな人はインターネット上でさまざまな情報を漁ることになるでしょう。
私自身はどちらかというとそのタイプですから、妻が発達障害であるかも?と思って調べまくった
ときのように、がんについても当時かなり調べたような気がします。
調べれば調べるほど、希望が絶望に変わっていくことを今でも覚えています。
がん細胞は人間にとって悪者であることには変わらないので、なんとかしてこれを排除しようと
いろんな方法を患者は模索するわけです。しかし、がんになった細胞も元々は正常な自分の細胞
なんですね。いわゆるぐれてしまった細胞といったほうがわかりやすいでしょうか。
その部位の細胞としてのルールを守ることができなくなってしまった細胞ががん細胞です。
正常細胞ががん細胞に変わってしまったことにはなにかしら理由があるはずです。
もちろん、がんになったからといってその理由がバッチリ分かるなんてことはまずありません。
遺伝的な場合、日頃の生活習慣の問題、食生活の問題、過労の問題など複合的な要因が
合わさっています。
■抗がん剤は基本的に毒薬か劇薬に指定されている薬物。
現代医療の中では抗がん剤治療が標準的なものとなっていますが、個人的にはおすすめしません。
なぜなら、抗がん剤は毒薬だからです。これは誇張した表現というわけではなく医学的にそうなのです。
例えば、シスプラチンという抗がん剤の添付文書をみてみると、しっかり書かれています。
「毒薬」と。
抗がん剤という名前も良くない気がしてしまいます。毒薬とわかっていたら選択しない人も
いるでしょう。しかし、それをオブラートに包んだように抗がん剤、そして副作用と医学的には
説明されるわけですし、他に治療方法が浮かぶわけでもないのでいわれるがままに選択して
同意書を書いている患者も多いのが実態です。
「少しでも良くなるのであれば…」
だれもがそう思っているはずです。しかし抗がん剤は長い期間投与していると耐性が
ついてしまいきかなくなってくる時期が必ず訪れるのです。
もしくは、免疫細胞である白血球の数が落ちて行ってしまい、投与できなくなるということも。
■抗がん剤は魔法の薬ではない。
そもそも抗がん剤を投与する理由って何なのでしょう。
病巣の手術ができて患部を切除できた後の再発防止のために投与するという
抗がん剤の使い方もあります。比較的この場合は予後が明るいことが多いでしょう。
しかし問題なのは、病巣を切除手術ができなかった場合の話です。
抗がん剤を受ける前には必ず血液検査をします。これは免疫細胞となる
白血球の数などを調べながら投与するからです。
私たちの体は、風邪を引いたとき、ケガをしたとき、がんになったときでも、
この白血球が最終的な防波堤になってくれます。自然治癒力の要の存在です。
抗がん剤は、細胞分裂が早い組織を攻撃する特性があり、無作為に増え続ける
がん細胞を攻撃してくれるといわれています。しかし、ピンポイントでがん細胞を
攻撃できるわけではありません。
細胞分裂が早い組織を攻撃しますから、正常な細胞も同時に攻撃して殺してしまうのです。
一般的には、髪の毛の細胞や爪や手のひら足の裏、そして白血球の製造工場である骨髄
にも大空襲を浴びせるのです。
まさに諸刃の剣です。がん細胞も殺せるかもしれませんが、そのがん細胞をやっつけてくれる
白血球まで殺してしまう抗がん剤。非常に矛盾を感じませんか?
長い期間使っていると耐性がつくので、がん細胞が増えていたり、白血球が減りすぎていたり
するとその時点でその抗がん剤は投与終了となります。
■放射線治療はなんにでもできるわけではない。
同じ部位のがんといっても、その患者の年齢や体力、進行状態、既存の病気など、
誰ひとりとして同じ治療をするということがないのもがんの特徴ではないでしょうか。
発達障害は直接死に関係してくる障害ではありませんが、対応は千差万別あることは
凄く似通っていると思います。
がん保険なんかを検討すると、いまでは放射線治療や先進医療(陽子線など)を受ける場合に
おりる保険なども標準的になっています。しかし、放射線治療や先進医療などは値段だけでなく、
思ったより、限られたケースでないと利用できなかったりもするということは覚えておきたいことです。
放射線的な治療は、痛みも少なくそれでがん細胞がなくなってくれれば本当に御の字だと思います。
しかし、どちらかというと部分的ながんにしか対応できないというデメリットがあるのです。
いざ、がん告知されると誰もが放射線や陽子線で高い値段でも良いから一発で治したい!と
思ってしまうことでしょう。
皮膚がん、男性の前立腺がんなど、比較的範囲が狭く、照射できるような場所にあるがんに対しては
有効性は高いといわれています。副作用がないかといえば、もちろんそんなことはありません。
いわゆる放射線をあてるわけです。東日本大震災により福島原発が爆発し、放射線量の脅威を
日本国中の人がまじまじと実感したことでしょう。
先進医療の陽子線なども基本的には同じです。医学的には副作用よりも根治の可能性が高い
場合は、その治療は推進されます。しかし、転移してしまったがんなどの場合は、これが受けられない
というケースが多いということも忘れてはいけない点です。
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■がん細胞も元々は正常な細胞。
私の父親の場合は、告知された時点で余命宣告までされていたのでよりショックは大きなものでした。
そんな冷静さを失いかねない状況で、右も左も分からないがん闘病生活を選択しなくてはいけないという
ことは非常に酷なものでもあります。
調べることが好きな人はインターネット上でさまざまな情報を漁ることになるでしょう。
私自身はどちらかというとそのタイプですから、妻が発達障害であるかも?と思って調べまくった
ときのように、がんについても当時かなり調べたような気がします。
調べれば調べるほど、希望が絶望に変わっていくことを今でも覚えています。
がん細胞は人間にとって悪者であることには変わらないので、なんとかしてこれを排除しようと
いろんな方法を患者は模索するわけです。しかし、がんになった細胞も元々は正常な自分の細胞
なんですね。いわゆるぐれてしまった細胞といったほうがわかりやすいでしょうか。
その部位の細胞としてのルールを守ることができなくなってしまった細胞ががん細胞です。
正常細胞ががん細胞に変わってしまったことにはなにかしら理由があるはずです。
もちろん、がんになったからといってその理由がバッチリ分かるなんてことはまずありません。
遺伝的な場合、日頃の生活習慣の問題、食生活の問題、過労の問題など複合的な要因が
合わさっています。
■抗がん剤は基本的に毒薬か劇薬に指定されている薬物。
現代医療の中では抗がん剤治療が標準的なものとなっていますが、個人的にはおすすめしません。
なぜなら、抗がん剤は毒薬だからです。これは誇張した表現というわけではなく医学的にそうなのです。
例えば、シスプラチンという抗がん剤の添付文書をみてみると、しっかり書かれています。
「毒薬」と。
抗がん剤という名前も良くない気がしてしまいます。毒薬とわかっていたら選択しない人も
いるでしょう。しかし、それをオブラートに包んだように抗がん剤、そして副作用と医学的には
説明されるわけですし、他に治療方法が浮かぶわけでもないのでいわれるがままに選択して
同意書を書いている患者も多いのが実態です。
「少しでも良くなるのであれば…」
だれもがそう思っているはずです。しかし抗がん剤は長い期間投与していると耐性が
ついてしまいきかなくなってくる時期が必ず訪れるのです。
もしくは、免疫細胞である白血球の数が落ちて行ってしまい、投与できなくなるということも。
■抗がん剤は魔法の薬ではない。
そもそも抗がん剤を投与する理由って何なのでしょう。
病巣の手術ができて患部を切除できた後の再発防止のために投与するという
抗がん剤の使い方もあります。比較的この場合は予後が明るいことが多いでしょう。
しかし問題なのは、病巣を切除手術ができなかった場合の話です。
抗がん剤を受ける前には必ず血液検査をします。これは免疫細胞となる
白血球の数などを調べながら投与するからです。
私たちの体は、風邪を引いたとき、ケガをしたとき、がんになったときでも、
この白血球が最終的な防波堤になってくれます。自然治癒力の要の存在です。
抗がん剤は、細胞分裂が早い組織を攻撃する特性があり、無作為に増え続ける
がん細胞を攻撃してくれるといわれています。しかし、ピンポイントでがん細胞を
攻撃できるわけではありません。
細胞分裂が早い組織を攻撃しますから、正常な細胞も同時に攻撃して殺してしまうのです。
一般的には、髪の毛の細胞や爪や手のひら足の裏、そして白血球の製造工場である骨髄
にも大空襲を浴びせるのです。
まさに諸刃の剣です。がん細胞も殺せるかもしれませんが、そのがん細胞をやっつけてくれる
白血球まで殺してしまう抗がん剤。非常に矛盾を感じませんか?
長い期間使っていると耐性がつくので、がん細胞が増えていたり、白血球が減りすぎていたり
するとその時点でその抗がん剤は投与終了となります。
■放射線治療はなんにでもできるわけではない。
同じ部位のがんといっても、その患者の年齢や体力、進行状態、既存の病気など、
誰ひとりとして同じ治療をするということがないのもがんの特徴ではないでしょうか。
発達障害は直接死に関係してくる障害ではありませんが、対応は千差万別あることは
凄く似通っていると思います。
がん保険なんかを検討すると、いまでは放射線治療や先進医療(陽子線など)を受ける場合に
おりる保険なども標準的になっています。しかし、放射線治療や先進医療などは値段だけでなく、
思ったより、限られたケースでないと利用できなかったりもするということは覚えておきたいことです。
放射線的な治療は、痛みも少なくそれでがん細胞がなくなってくれれば本当に御の字だと思います。
しかし、どちらかというと部分的ながんにしか対応できないというデメリットがあるのです。
いざ、がん告知されると誰もが放射線や陽子線で高い値段でも良いから一発で治したい!と
思ってしまうことでしょう。
皮膚がん、男性の前立腺がんなど、比較的範囲が狭く、照射できるような場所にあるがんに対しては
有効性は高いといわれています。副作用がないかといえば、もちろんそんなことはありません。
いわゆる放射線をあてるわけです。東日本大震災により福島原発が爆発し、放射線量の脅威を
日本国中の人がまじまじと実感したことでしょう。
先進医療の陽子線なども基本的には同じです。医学的には副作用よりも根治の可能性が高い
場合は、その治療は推進されます。しかし、転移してしまったがんなどの場合は、これが受けられない
というケースが多いということも忘れてはいけない点です。
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コメントありがとうございます。
浅い知恵というのがなんなのかよくわかりませんが、深い知恵を持っている方なら
もっと具体的に指摘した方が良いですよ^^
書いていることは適当なことでなく、じっさいにがん闘病した結果の内容です。
劇薬を並べて俺はいろいろ知っているぞみたいな知恵をひけらかすいみがよくわかりませんが、
日頃から不満が溜まっているのでしょうね。オプシーボが画期的で万能薬のような
発言こそ部位によっても異なるので、それこそ浅知恵ですね。ストレス発散したいならどうぞ。