2018年02月04日
【紹介した作品の新刊発売情報】あつまれ!ふしぎ研究部 第3巻 他12作品
2018年2月5日〜2月11日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
Infini-T Force 未来の描線 第5巻 2017年2月5日発売
Infini-T Force 未来の描線の過去記事
恋は雨上がりのように 眉月じゅんイラスト集&アニメメイキングブック 2017年2月8日発売
恋は雨上がりのようにの過去記事
BEASTARS 第7巻 2017年2月8日発売
BEASTARSの過去記事
あつまれ!ふしぎ研究部 第3巻 2017年2月8日発売
あつまれ!ふしぎ研究部の過去記事
魔入りました!入間くん 第4巻 2017年2月5日発売
魔入りました!入間くんの過去記事
はたらく細菌 第1巻 2017年2月9日発売
はたらく細胞の過去記事
味噌汁でカンパイ! 第5巻 2017年2月9日発売
味噌汁でカンパイ!の過去記事
>>1/1スケール「コード」レプリカ付き 限定版
人形の国 第2巻 2017年2月9日発売
人形の国の過去記事
ブルーサーマル 第5巻(完) 2017年2月9日発売
ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-の過去記事
わたしのカイロス 第3巻(完) 2017年2月9日発売
わたしのカイロスの過去記事
熊西美術部らふすけ先輩 第2巻 2017年2月9日発売
熊西美術部らふすけ先輩の過去記事
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
マグネット島通信 第01巻
著者:伊藤正臣
掲載:月刊ジヘン
2018年2月9日発売
タイ語の翻訳家をしている男性・本山田(もとやまだ)は、都会を離れ、のどかな離島「磁辺島(じへんとう)」へ移住することになった。
叔父さんから借りた空き家に到着すると、家の中を掃除してくれていた女子高生・茅吹初姫(かやぶき うぶき)と出会う。都会暮らしに憧れてるらしく、東京の話をしたり、島の案内をしてもらったことで、人懐っこい彼女ともすぐに打ち解けていった。
豊かな自然が広がり、時間もゆっくり流れるこの島で、憧れていたスローライフを送っていくことに胸を躍らせていた本山田だったのだが、島には上空から落ちてくる謎の金属片があちこちに落ちていることに気づく。さらに、この不思議な島で他にも色々な謎を見つけて――。
のんびりゆったりした時間の中で、島に隠された秘密を解き明かす、すこし不思議なアイランドストーリー。
作者は『人魚姫の水族館』や『片隅乙女ワンスモア』などを作品に持つ漫画家・伊藤 正臣(いとう まさおみ)先生。
「島漫画」特有のまったりした癒しの空気感に浸かれる雰囲気でありながら、SF(すこし不思議)な非日常感ある謎も散りばめられているため、何かをきっかけに話が一気に広がりを見せそうなワクワク感もある作品ですね。
作品の舞台となるのは、自然豊かな離島「磁辺島(じへんとう)」。
モチーフになっているのは、愛知県知多郡南知多町に属す、三河湾に浮かぶ小さな離島「日間賀島(ひまかじま)」とのこと。海の幸など食べ物がおいしい島だそうで、離島と言ってもフェリーで10分とアクセスも良く、遊びに行ってみるのも良いかもしれませんね。
主人公はタイ語翻訳家の男性・本山田(もとやまだ)。翻訳の仕事が減って困っていたとき、本土でリハビリ中の叔父から空き家を借りられることになり、都会から「磁辺島(じへんとう)」へ移住してきました。叔父がこの島で小学校の先生をしているので、その甥っ子とあって島民からは結構すんなり受け入れられています。
もう一人のメインの子が、女子高生の茅吹初姫(かやぶき うぶき)。明るくて人懐っこい性格。東京への憧れが強く、オシャレでキラキラした理想の自分になることを夢見る美少女です。
全体的にはのんびりゆるやかな雰囲気です。自然溢れる心地よい空気の中での島暮らしの様子や、本山田と初姫を中心とした交流が描かれています。
一方で、上空から形が異なる不思議な金属片が降ってくるなど、この島では奇怪な現象も起こっていまして、ただのほのぼの系島漫画でないことも伺えます。
そんな島の秘密を解き明かしていくというのも、この作品における見所のひとつであることは間違いないでしょう。作品の持つ癒しの空気感はそのままに、じわりじわりと謎が紐解かれていく様は面白いです。これは先が気になりますし、なんかドキドキしてきます。
絵のクセが強いので最初はちょっと違和感ありましたけど、読み進めていく内にどんどん引き込まれていきました。ストーリーも、キャラクターも、謎解きも、急がずのんびりペースで動いていくところも良かったです。なんかまったりしてる内に、いつの間にか何かが始まってそうな気さえします。
じわじわクセになる面白さなので、このペースと雰囲気を崩さすに頑張って欲しいですね。期待してます。
試し読みはくらげバンチさんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
赤ずきんの狼弟子 第01巻
著者:茂木 清香
掲載:別冊少年マガジン
2018年2月9日発売
ここは、「獣人」「人間」「狩人」の異なる三種の“人”が生きる世界。「赤ずきん」の異名で呼ばれる冷酷な狩人の青年・ウルは、その圧倒的な強さと冷酷非情な振る舞いから、獲物である害を成す獣人からだけではなく、人間からも恐れられていた。
ある日、住処に迷い込んできた人狼の幼い少女・マニと出会う。同じ人ではあっても言葉を交わすことができず、何を言ってるのかも全く聞き取れないのだが、仕方なく彼女の面倒を見てたウルは、彼女を自分の弟子にすることを決め・・・。
これが、決して交わらぬはずの「獣人」と「狩人」、師弟関係にある2人の絆の物語。――そして、訪れる別れの物語。
最強狩人と人狼少女が織り成す、種族と言葉を超えて絆を紡ぐ異人種ファンタジー。
作者はアニメ化もされた『pupa』や『鬼喰い少女と月梟』で知られる漫画家・茂木 清香 (もぎ さやか)先生。
童話「赤ずきん」をもとにしたオリジナルファンタジーですね。一話に物語のラストを思わせるネタバレをしてくるスタイルの作品でもあります。
まず世界観が面白い。この世界には「獣人」 「人間」 「狩人」の三種族が生きています。それぞれ種族ごとに異なる特徴と生き方をしていますが、皆等しく「人」です。
「人間」は言うまでもなく私達と同じ存在。「獣人」は人間を襲うのが普通なのかな?そして、「狩人」は見た目こそ人間と変わりませんけど、圧倒的な戦闘力を持ち、指名手配の獣人を狩ることを生業としている・・・というより狩りこそが狩人という種族の性。
主人公は「赤ずきん」の異名を持つ狩人の青年・ウル。冷酷で無愛想な男。獣人だけではなく、守っている人間からも恐れられる最強の狩人です。
そんなウルが住処の森で出会ったのが、人狼の幼女・マニ。獣人にしてはかなり鈍くさい子。でも、めちゃくちゃ可愛い。ひとりぼっちらしく、一人前になったらママが迎えに来てくれると信じていますが・・・。
ウルは獣人を狩ることに容赦がなく、人間にも冷たい男なのですが、彼は何やら人狼と縁がある様子。マニに対してはちょっと優しく、風呂に入れたり、ご飯を食べさせたりと、なんだかすごい面倒見が良い。さらには、獣人であるマニと、狩人であるウルが、何故か師弟関係に。
ただ、2人は言葉で会話することができないんですね。獣人に狩人の声は届きますが、狩人には獣人の声は聞こえない設定。情に流されない、惑わされないための本能らしく、マニはウルの言ってることを理解してるんだけど、ウルはマニが何を言ってるのかはよく分かっていません。
そんな本来交わることのなかった2人が、種族と言葉を超えて絆を紡いでいく物語。ただ、一話のラストからして、何とも切ないラストを予感させられます。
現時点ではまだストーリーもバトルも評価し辛いですけど、面白くなりそうな設定ではありますし、何よりマニが可愛い。ウルのあとをちょこちょこ追いかけていたのが可愛すぎました。これからどんな物語を紡いでいくのか、とても楽しみです。
試し読みはマガメガさんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
Infini-T Force 未来の描線 第5巻 2017年2月5日発売
Infini-T Force 未来の描線の過去記事
恋は雨上がりのように 眉月じゅんイラスト集&アニメメイキングブック 2017年2月8日発売
恋は雨上がりのようにの過去記事
BEASTARS 第7巻 2017年2月8日発売
BEASTARSの過去記事
あつまれ!ふしぎ研究部 第3巻 2017年2月8日発売
あつまれ!ふしぎ研究部の過去記事
魔入りました!入間くん 第4巻 2017年2月5日発売
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はたらく細菌 第1巻 2017年2月9日発売
はたらく細胞の過去記事
味噌汁でカンパイ! 第5巻 2017年2月9日発売
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>>1/1スケール「コード」レプリカ付き 限定版
人形の国 第2巻 2017年2月9日発売
人形の国の過去記事
ブルーサーマル 第5巻(完) 2017年2月9日発売
ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-の過去記事
わたしのカイロス 第3巻(完) 2017年2月9日発売
わたしのカイロスの過去記事
熊西美術部らふすけ先輩 第2巻 2017年2月9日発売
熊西美術部らふすけ先輩の過去記事
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
マグネット島通信 第01巻
著者:伊藤正臣
掲載:月刊ジヘン
2018年2月9日発売
タイ語の翻訳家をしている男性・本山田(もとやまだ)は、都会を離れ、のどかな離島「磁辺島(じへんとう)」へ移住することになった。
叔父さんから借りた空き家に到着すると、家の中を掃除してくれていた女子高生・茅吹初姫(かやぶき うぶき)と出会う。都会暮らしに憧れてるらしく、東京の話をしたり、島の案内をしてもらったことで、人懐っこい彼女ともすぐに打ち解けていった。
豊かな自然が広がり、時間もゆっくり流れるこの島で、憧れていたスローライフを送っていくことに胸を躍らせていた本山田だったのだが、島には上空から落ちてくる謎の金属片があちこちに落ちていることに気づく。さらに、この不思議な島で他にも色々な謎を見つけて――。
のんびりゆったりした時間の中で、島に隠された秘密を解き明かす、すこし不思議なアイランドストーリー。
作者は『人魚姫の水族館』や『片隅乙女ワンスモア』などを作品に持つ漫画家・伊藤 正臣(いとう まさおみ)先生。
「島漫画」特有のまったりした癒しの空気感に浸かれる雰囲気でありながら、SF(すこし不思議)な非日常感ある謎も散りばめられているため、何かをきっかけに話が一気に広がりを見せそうなワクワク感もある作品ですね。
作品の舞台となるのは、自然豊かな離島「磁辺島(じへんとう)」。
モチーフになっているのは、愛知県知多郡南知多町に属す、三河湾に浮かぶ小さな離島「日間賀島(ひまかじま)」とのこと。海の幸など食べ物がおいしい島だそうで、離島と言ってもフェリーで10分とアクセスも良く、遊びに行ってみるのも良いかもしれませんね。
主人公はタイ語翻訳家の男性・本山田(もとやまだ)。翻訳の仕事が減って困っていたとき、本土でリハビリ中の叔父から空き家を借りられることになり、都会から「磁辺島(じへんとう)」へ移住してきました。叔父がこの島で小学校の先生をしているので、その甥っ子とあって島民からは結構すんなり受け入れられています。
もう一人のメインの子が、女子高生の茅吹初姫(かやぶき うぶき)。明るくて人懐っこい性格。東京への憧れが強く、オシャレでキラキラした理想の自分になることを夢見る美少女です。
全体的にはのんびりゆるやかな雰囲気です。自然溢れる心地よい空気の中での島暮らしの様子や、本山田と初姫を中心とした交流が描かれています。
一方で、上空から形が異なる不思議な金属片が降ってくるなど、この島では奇怪な現象も起こっていまして、ただのほのぼの系島漫画でないことも伺えます。
そんな島の秘密を解き明かしていくというのも、この作品における見所のひとつであることは間違いないでしょう。作品の持つ癒しの空気感はそのままに、じわりじわりと謎が紐解かれていく様は面白いです。これは先が気になりますし、なんかドキドキしてきます。
絵のクセが強いので最初はちょっと違和感ありましたけど、読み進めていく内にどんどん引き込まれていきました。ストーリーも、キャラクターも、謎解きも、急がずのんびりペースで動いていくところも良かったです。なんかまったりしてる内に、いつの間にか何かが始まってそうな気さえします。
じわじわクセになる面白さなので、このペースと雰囲気を崩さすに頑張って欲しいですね。期待してます。
試し読みはくらげバンチさんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
赤ずきんの狼弟子 第01巻
著者:茂木 清香
掲載:別冊少年マガジン
2018年2月9日発売
ここは、「獣人」「人間」「狩人」の異なる三種の“人”が生きる世界。「赤ずきん」の異名で呼ばれる冷酷な狩人の青年・ウルは、その圧倒的な強さと冷酷非情な振る舞いから、獲物である害を成す獣人からだけではなく、人間からも恐れられていた。
ある日、住処に迷い込んできた人狼の幼い少女・マニと出会う。同じ人ではあっても言葉を交わすことができず、何を言ってるのかも全く聞き取れないのだが、仕方なく彼女の面倒を見てたウルは、彼女を自分の弟子にすることを決め・・・。
これが、決して交わらぬはずの「獣人」と「狩人」、師弟関係にある2人の絆の物語。――そして、訪れる別れの物語。
最強狩人と人狼少女が織り成す、種族と言葉を超えて絆を紡ぐ異人種ファンタジー。
作者はアニメ化もされた『pupa』や『鬼喰い少女と月梟』で知られる漫画家・茂木 清香 (もぎ さやか)先生。
童話「赤ずきん」をもとにしたオリジナルファンタジーですね。一話に物語のラストを思わせるネタバレをしてくるスタイルの作品でもあります。
まず世界観が面白い。この世界には「獣人」 「人間」 「狩人」の三種族が生きています。それぞれ種族ごとに異なる特徴と生き方をしていますが、皆等しく「人」です。
「人間」は言うまでもなく私達と同じ存在。「獣人」は人間を襲うのが普通なのかな?そして、「狩人」は見た目こそ人間と変わりませんけど、圧倒的な戦闘力を持ち、指名手配の獣人を狩ることを生業としている・・・というより狩りこそが狩人という種族の性。
主人公は「赤ずきん」の異名を持つ狩人の青年・ウル。冷酷で無愛想な男。獣人だけではなく、守っている人間からも恐れられる最強の狩人です。
そんなウルが住処の森で出会ったのが、人狼の幼女・マニ。獣人にしてはかなり鈍くさい子。でも、めちゃくちゃ可愛い。ひとりぼっちらしく、一人前になったらママが迎えに来てくれると信じていますが・・・。
ウルは獣人を狩ることに容赦がなく、人間にも冷たい男なのですが、彼は何やら人狼と縁がある様子。マニに対してはちょっと優しく、風呂に入れたり、ご飯を食べさせたりと、なんだかすごい面倒見が良い。さらには、獣人であるマニと、狩人であるウルが、何故か師弟関係に。
ただ、2人は言葉で会話することができないんですね。獣人に狩人の声は届きますが、狩人には獣人の声は聞こえない設定。情に流されない、惑わされないための本能らしく、マニはウルの言ってることを理解してるんだけど、ウルはマニが何を言ってるのかはよく分かっていません。
そんな本来交わることのなかった2人が、種族と言葉を超えて絆を紡いでいく物語。ただ、一話のラストからして、何とも切ないラストを予感させられます。
現時点ではまだストーリーもバトルも評価し辛いですけど、面白くなりそうな設定ではありますし、何よりマニが可愛い。ウルのあとをちょこちょこ追いかけていたのが可愛すぎました。これからどんな物語を紡いでいくのか、とても楽しみです。
試し読みはマガメガさんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
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