2015年04月16日
記憶の種類と記憶方法
脳って
よく、頭に電極をつけて、今脳のどこの部分を使っているか推し量っています。科学者による、その結果の考察の定番は、脳のことはよくわかっていませんが、ここの部位が活性化されていることから、この部分が使わています。今後、詳しくデータを調べていけば、脳のことは分かっていくことでしょう。人工知能をつくることも夢ではないかもしれません。
しかし、その時を待っていては、待っているうちに死んでしまいます。今の段階でわかっていることから、いろいろな仮説を立て、自分の学習に役立てたい、と思っています。
海馬で作られる記憶
海馬から大脳皮質へ:
記憶のシナプス説というものがある様です。シナプスというものがあって、海馬から送られてきた記憶の情報は電気信号として大脳皮質の神経細胞を刺激する。その刺激が強いほど、シナプスの状態が変わり、維持される、ことを記憶した、という、とのこと。
シナプスの特徴
@ しきい値を超える強い刺激があった場合にシナプスの状態は変化する。
A 全く活動していないシナプスは他の刺激の影響を受けない。
B しきい値を超えない程度の入力であっても、同時に強い刺激があれば、シナプスは連結的に変化する。
-> 記憶に残るための基本的な反応です。弱い刺激での単調な学習は、たとえ長い時間勉強しても頭に入りません。
(記憶の種類)
長期記憶
陳述的記憶
エピソード記憶
意味記憶
非陳述的記憶
短期記憶
-> 単純な記憶は忘れる様に脳はできている。忘れない様にするには忘れない様にするための記憶の仕方がありす。
感情を伴う記憶は忘れにくい
強い感情を伴うと扁桃体が刺激を受ける。恐怖、すなわち身に危険を感じた記憶を長く保存していくことは動物が生きるための必要な能力です。恐怖を受けたときに刺激される扁桃体は感情を伴うときも刺激される。よって、強い感情を伴う場合は、恐怖に限らず、記憶に残る。
-> 動物本来の特性です。本来の特性に合わせた勉強方法をしましょう。
夢は記憶を再構成している。
寝ている間に見る夢は、日中に起きた出来事の記憶を定着しているのでは、との説がある。
-> 睡眠の役割の中には、役割のわからないことだらけです。私は一日経つと、”しっくりきた”と感じたことはよくありました。わからなかったことは、次の日にまた考えましょう。
脳はわからないことだらけで、はっきりしてないことだらけです。そのため、いろいろな説がでてきますが、上記に挙げた内容については、比較的によく言われていることです。しかも私自身、実感している内容です。勉強は長くすればよい、というものではありません。脳の特性を考えながら、勉強していきましょう。机の前に座っていればいい、というものでもありません。また、机の前に座っていないから学習していないというものでもありません。時間、場所および意識を超越して、学習していきましょう。
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