『VIAの性格診断を受けてみた! Vol.1』ではVIAのwebサイトでテストを受ける方法をご紹介しました。
今回はその結果をもとに、
書籍『強みの育て方』で掘り下げて分析していきます。
この本は最初、図書館で借りてきました。
でも、読み進めているうちに、
ちゃんとテストを受けて、照らし合わせて読みたい!
線を引いたりメモを書き込んだりして、
読むだけでなく、使いこなしたい!
という衝動に駆られて、楽天ブックスで購入しました。
ネットで調べたら古本もありましたが、自己啓発系の本はたまに前の持ち主の書き込みがあったりするので、新品を入手。
では、さっそく性格診断の結果と一緒に見ていきましょう(^^)
私の強み結果
上位5つの強み
| 1位は審美眼! すごく納得(^^) キレイなものを見るのも好きだし、仕事の完成度とか、物の配置とかが目にとまったり、気になったりします。 この上位5つの強みは自分自身でも、「まあ、そうでしょうね」と思い当たることがいっぱい。
思慮深さ:いつも慎重過ぎるほど熟考する 向学心:大学卒業してからも何かしらずっと勉強してる 誠実さ:人が見てなくても仕事の手を抜かない 忍耐力:物事をずっと継続して行う
といった自分の行動がよく表されていると思います。 |
中間14個の強み
| 中間の強みも思い当たります。 自分自身のことだけだと時に大胆な行動を取ることもありますが、 他者が関係してくると、 相手の負担になったり迷惑になるのが嫌で、 結局行動しないことがあります。 自分が遅刻するのは嫌だけど 他人の遅刻は許せるとか、 結構自分の普段の考え方や行動の傾向を表してるなぁと思います(^^)
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下位5つの強み
| 下位についてもすごく納得"(-""-)" リーダーシップ発揮するなんて今までの生涯で皆無。 「愛情」がこんなに下か…… まあ、うん、そうだなぁと思いつつ、 こう見るとなんか私って冷たそう…… 確かにグループ皆で何かを決めましょう、とか苦手です。 冗談も、勇気出さないと言えないなぁ
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6つの美徳
書籍には、診断結果のリストには無い「6つの美徳」について書かれています。
24の強みはそれぞれ6つのカテゴリーに分けられます。
上記24の強みを本を参考に6つの美徳のカテゴリーごとに色分けしました。
24の強みそれぞれに付けていた色は、このカテゴリーに対応させています。
- 知恵の美徳
- 勇気の美徳
- 人間性の美徳
- 正義の美徳
- 節制の美徳
- 超越性の美徳
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こうして見ると、
私の強みは上位のほうに「
知恵」の美徳と「
節制」の美徳が偏っているようです。
そして下位のほうには「人間性」と「正義」の美徳が偏っています。
うーむ。
人間性の美徳が下のほうか……
なんか、モテない理由がわかるような気がする…"(-""-)"
しかし、本の中で注意されているのは、
下位にあるからと言ってそれは上位に比べて劣っているということではないということ。
今、現時点、私の置かれている環境において、必要性が少ないというだけのことで、上位の強みと合わせて発揮されることもあるそうです。
必要とされる時まで、鳴りを潜めているということなんでしょうかね(^^)
そして書籍ではこうも言っています。
自分の中の下位の強みを吟味して、強化すべきかどうか検討してもらっても構いません。しかし、研究によると、上位の特徴的性格の強みを理解し、感謝し、表現する方に時間を費やすと、最大限の利益が得られるようになります。〈344頁より〉
特徴的強みを使うと、幸福度が高まって、成功に近づき、鬱が減るんですって(^^)
強みのエクササイズ
書籍のほとんどは一つ一つの強みの説明ですが、最後の方は強みを育てていく4つのステップのワークが載っています。
- 人の強みを認識して評価する
- 特徴的強みの探究と活用
- 自分の強みを人生の難題に活用する
- 強みを習慣にする
最初の一つ目をやってみました。
映画や小説の登場人物の性格の強みを見つける
映画『マスターアンドコマンダー』の見習い士官 ブレイクニーブレイクニーは見習い士官といっても、見た目13歳ぐらいの少年です。
彼から読み取れる強み 「勇敢さ」「希望」
勇敢さ:ここというタイミングを逃さず、自分より大きな大人たちを従えて戦闘に突入できる
希望:片腕を失っても悲観することなく、将来の夢を楽天的に語れる
こうやって、自分だけでなく、
身の回りの身近な人たちの強みを発見し、それが自分にどういう風にいい影響を与えてくれているのか観察し、感謝するんだそうです。
性格の強みを常に意識することが肝心なんですね。
まとめ
VIAの無料診断のレポートは24の強みだけが表記されています。
へぇ〜私ってこういう性格なんだー
で終わらせるにはもったいない!
本を参考に、さらに深く自分を分析し、
ワークを実践して、自分の強みがいかに生活に発揮されているのか、
あるいはしていないのか、
知るだけでも、今後の行動や気持ちに変化が現れるのではないでしょうか。
書籍の帯でもこういってます。
冒頭でも書きましたが、
私は最初この本は図書館で知りました。
なので、皆さんのお家の近くの図書館にもあるかもしれませんね。
あったらちょっと借りてみてください。
自分の日常の行動や考え方に思い当たることを発見できるのではないでしょうか(^^)
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