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2023年09月15日

645番:アルト・ハイデルベルク(202)


アルト・ハイデルベルク(202)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌



−−−−−−−−−−【202】−−−−−−−−−−−−−−−

Karl Heinrich:Der Vorwurf richtet sich nicht gegen Sie, Exzellenz.

Hofmarschall:Ich habe geglaubt ...ich ...ich...man kann
......................sich täuschen in Menschen. Eure Durchlaucht.
......................Dieser Doktor, er machte einen äußerlichen Eindruck,
......................aber allerdings, er paßte nicht an einen Hof, er hatte,
......................wenn ich so sagen darf, keine Manieren und war
......................vielleicht auch sonst ...


−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−

カール・ハインリヒ:閣下、あなたを非難しているのではありま
........................せんよ.

....宮内大臣:私は、思っていたのですが...勘違いとい
....................うものは人間にはつきものだということを
....................です、陛下.あの博士は、彼は見かけはよ
....................い印象でしたが、たしかに宮廷には相応し
....................くありませんでした.彼は、こう言ってよ
....................ろしければ、礼儀作法をわきまえていなか
....................ったですし、あるいは、また...



−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−−

der Vorwurf:(変E) 非難、とがめ立て
richten:(他) (ある方向へ)向ける
sich richten:[副詞(句)と共に] (ある方向に) 
      向く、向けられる
~ richtet sich gegen Sie:
      〜はあなたに向けられたものではない
sich täuschen:思い違いをする、勘違いをする
äußerlich:(形) 外の、うわべの、表面上の
der Eindruck:(変E) 印象   
allerdings:(副) もちろん、たしかに  
paßte:(過去形) <passen (自) 合う、ふさわしい
  (zu jm、zu et3 に) 似合う、相応しい
  Der Hut paßt gut zumMantel.
その帽子はコートによく合う.  
der Hof:(変E) 宮廷 
die Manier:(弱en) 礼儀、作法
   (複数) 礼儀作法  
vielleicht:(副) もしかしたら、 
和独を「たぶん」で引くとvielleicht が出ますので、
   かなり、広範囲の可能性をカバーする語だと思い
   ます.たぶん、あるいは、またひょっとして、
おそらく、


2023年09月14日

644番:ジュール叔父さん(52)

 
ジュール叔父さん(52)


−−−−−−−−−【52】−−−−−−−−−−−−−−−−

 Les deux dames venaient de partir, et mon père
indiquait à mes sœurs comment il fallait s' y pren-
dre pour manger sans laisser couler l' eau; il vou-
lut même donner l' exemple et il s' empara d' une
huître.
 

−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−

二人の婦人は立ち去ったばかりだった.それで父は
姉たちに、汁をこぼさずに食べるにはどうしなければ
ならないかを教えていました;お手本さえも見せてや
りたくて、父は牡蠣を1つ取上げた.


−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−

s'empara:(単純過去3単pr)
  <s'emparer de ~ :「をつかむ」「とる」
   「すばやくつかむ」

643番:「荷車」(6)(フィリップ短篇集より)


「荷 車」(6)(フィリップ短編集より)

LA CHARRETTE


−−−−−−−−−【6】−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 Il avait eu un grand tort*1, pourtant, qui*2 avait été de*3
la*⁴ faire trop longtemps désirer. Les premiers jours*⁵,
lorsqu'il en*⁶ avait parlé, Julie et Emmanuel, les deux
aînés*⁷, s'étaient dit simplement:
−−Nous allons avoir une belle*⁹ charrette pour
promener*1⁰ le petit frère et la petite sœur.

−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 彼はしかし大きな間違いをしていました.そのこと(荷車)
を話に出したはじめの頃はジュリーもエマニュエルも、兄たち
ふたりとも単にこう思っていた:
−−弟や妹を散歩させるのに素敵な車ができるぞ.



−−−−−−−−《単語等》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

*1) tort: [トール](m) 間違い
     avoir tort 間違っている、
*2) qui: このqui は関係代名詞で、先行詞はun grand tort.
un grand tort de*3 la faire trop longtemps désirer
それを(荷車を)あまりに長い間欲しがらせたという
   大きな過ち.
   qui は il を先行詞にしていないか?との質問を受けましたが、
   関係代名詞が人称代名詞を受けるときは、強勢形で受けます.
   Moi qui voulais en savoir plus long, (もっと詳しく知りたかった私は).
Moi qui l'aimais tant (あんなに彼を愛していた私は/ サンジャンの恋人より)
   Toi qui n'attends personne (誰をも待っていない君/ 街のマリーより) 
   C'est lui qui a gagné le pari. (賭に勝ったのは彼だ).
   強勢形は主語にすることも出来ますが、普通は先に人称代名詞を
   置いてから、強勢形で言い換えることが多いようです.
   Lui ne le savait pas. (彼はそれを知らなかった).
   Il ne le savait pas, lui. (同上).
*3) de: 不定詞につくde です.このdeは先行する名詞の内容を
     説明する補語となる指標となります.
    〘名詞 + de + 不定詞〙 idée de se marier / 結婚するという考え
    本文をわかりやすく現在形に置き換えてみますと、
Un grand tort, s'est de la faire trop longtemps désirer.
    大きな間違いは、あまりに長い間それを欲しがらせることだ.
あまりにも長い間、それを欲しがらせるのは大きな間違いだ.
*4) la: 荷車のこと 
*5) les premiers jours: はじめの頃 (複数形)  
* 最初の日=le premier jour  
*6) en: de la charrette そのことを(荷車のことを)
*7) aînés: (複数形) <aîné(e) 年上の兄弟(姉妹)  
*8) simplement:❶単純に、簡単に、率直に、飾り気なく、 
       ❷ただたんに
*9) belle:(形、女) <beau 美しい、素晴らしい
*10) promener: (他) ❶散歩させる、連れ歩く、
   ❷持ち回る、持ち運ぶ、移動させる


642番:アルト・ハイデルベルク(201)


アルト・ハイデルベルク(201)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌



−−−−−−−−−−【201】−−−−−−−−−−−−−−−

Karl Heinrich:Es war ein sehr wunderlicher Einfall, diesen
......................Herren zum Erzieher zu wählen.

Hofmarschall:(perplex). Durchlaucht ?

Karl Heinrich:Es scheint mir das ein Beweis dafür, mit welcher
......................außerordentlichen Gleichgültigkeit man an diesem
......................Hofe damals betreffs meiner Person Anordnungen
......................traf.

Hofmarschall:Ich bin...ich war...ich...damals...!


−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−

カール・ハインリヒ:あれはたいそう風変わりな思いつきでした
....................あの男を教育係に選んだのは.

...宮内大臣:(まごついて) 陛下、何と?

カール・ハインリヒ:私にはそのことが、あの頃いかに異常なほど
....................私の事柄には無関心であったかを証明する
....................もののように思えます.

...宮内大臣:わ、私は、私はその当時は...!



−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−−

wunderlich:(形) 奇妙な、気まぐれな、風変わりな
     (格語尾er は混合男性1格)
der Einfall:(変E) 思いつき、着想
der Erzieher:(同尾式) 教育者、(家庭)教師
wählen:(他) 選ぶ、選択する、
der Beweis:(E型) 証拠、証明
außerordentlich:(形) 異常な、非常な
gleichgültig:(形) 無関心な、冷淡な、無頓着な
die Gleichgültigkeit:無関心であること、
der Hof:(変E) 宮廷、宮殿
betreffs:<betreffen (他) <jn, et⁴に>関係する
     [不幸などが] 襲う、見舞う
     (現代ドイツ語では過去分詞のみを使用)
der Betreff:関係
die Person:(弱) 人、人間
die Anordnung:(弱en) 指示、命令 
traf:(過去形)<treffen 当る、命中する、出会う
     与える


−−−−−−−−−−−−−≪解説≫−−−−−−−−−−−−−−−−

mit welcher außerordentlichen Gleichgültigkeit
man an diesem Hofe damals betreffs meiner Person
Anordnungen traf.
私の人間性については如何に異常な無関心さでもって、
当時この宮廷では指示が出されていたか

Es scheint mir das ein Beweis dafür,
私にはそれを証明するもののように思える.

2023年09月13日

641番:ジュール叔父さん(51)


ジュール叔父さん(51)


−−−−−−−−−【51】−−−−−−−−−−−−−−−−

Je restai donc à côté de ma mère, trouvant injuste
cette distinction. Je suivais de l' œil mon père, qui
conduisait pompeusement ses deux filles et son gendre
vers le vieux matelot déguenillé..
 


−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−

 そんなわけでぼくは、この差別が不当だと思いながら
母のそばに残っていました. ぼくは目で父を追ってい
ました.父は姉たちと婿殿を。あのおんぼろ服の老水夫
の方に連れて行こうとしていました.


−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−

donc:だから、それゆえ
distinction:[ディスタンクスィオン](f) 差別、区別、識別
pompeusement:(副) @大げさに、仰々しく;A盛大に
conduisait:(半過去3単) < conduire (他) 連れて行く、
    導く [à へ]
gendre:(m) 婿、娘の夫
matelot:[マトロ](m) 水夫、船員
déguenillé(e):[デグニイェ](形) ぼろをまとった、
    (名) ぼろをまとった人


−−−−−−−−−≪文法≫−−−−−−−−−−−−−−

trouvant injuste cette distinction:
この差別が不当だと思って
injuste cette distinction が倒置されています.
普通の語順はtrouvant cette distinction injuste
[trouver + 目的語 + 属詞]が基本語順です.
ではなぜ倒置されているのでしょう.
おそらくこの手の目的語属詞は、属詞の部分が
単に形容詞として直前の名詞を修飾していると
解釈されることもあり、それを避けるためでは
ないかと思います.
「ぼくは不当な差別を見出した」と読ませたくなくて
語順を変えたのだと思います.

640番:「荷車」(5)(フィリップ短篇集より)


「荷 車」(5)(フィリップ短編集より)

LA CHARRETTE


−−−−−−−−−【5】−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 Quand toutes ces opération furent terminées, il avait
fabriqué une charrette.

−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

このすべての作業が終了したとき、彼は1台の荷車を
作り上げたのだった.

−−−−−−−−《単語等》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

opération (f) 作業、操作、処理
furent (être の単純過去3複) 
terminées (過去分詞) <terminer (他) 終える
  terminer un travail / 仕事を終える 
fabriqué (過去分詞) <fabriquer (他) 製造する、作る
  Cette usine fabrique des pneus. / この工場はタイヤを製造している. 
charrette (f) 荷車

−−−−−−−−−≪文法≫−−−−−−−−−−−−−−−−−

être の単純過去 + 過去分詞 = 単純過去の受け身表現 
Ces opération furent terminées
これらの作業は終えられた.

639番:アルト・ハイデルベルク(200)


アルト・ハイデルベルク(200)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌



−−−−−−−−−−【200】−−−−−−−−−−−−−−−

Hofmarschall:Ein ausgezeichneter, pflichtgetreuer Lehrer.

Karl Heinrich:Meinen Sie ?.

Hofmarschall:(erschreckt). Eure Durchlaucht meinen nicht ?


−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−

....宮内大臣:優秀かつ義務に忠実な教師でした.

カール・ハインリヒ:本当にそうお思いですか.

....宮内大臣:(驚いて) 陛下はそうではないとおっしゃる
.........................のですか?




−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−−

ausgezeichneter:(形、er は混合男1格語尾)
   優秀な、素晴らしい
pflichtgetreuer:(形、er は混合男1格語尾)
義務に忠実な
erschreckt:(3単現) <erschrecken (自/他)
驚く、 驚かせる 
本文は弱変化動詞としてerschreckt ですが
   強変化動詞としては3単現でerschrickt,
その三変化(現在、過去、過去分詞)はそれぞれ、
erschrecken , erschrak, erschrocken


2023年09月12日

638番:ジュール叔父さん(50)

 
ジュール叔父さん(50)


−−−−−−−−−【50】−−−−−−−−−−−−−−−−

 Puis, se tournant vers moi, elle ajouta:
−Quant à Joseph, il n' en a pas besoin; il ne
faut pas gâter les garçons.
 


−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−

それからぐるりと私の方に向き直し、母は言い足した:
−−ジョセフなら要らないですわよ;とかく男の子は甘
やかしてはいけませんからね.


−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−

ajouta:(単純過去3単) < ajouter (他) 付け加える、
    言い足す
quant à ~:〜に関しては、〜はどうかと言うと、
besoin:(m) 必要、要求;
   avoir besoin de ~ :〜が必要だ
gâter:(他) 甘やかす
il ne faut pas + 不定詞:〜してはいけない
les garçons:定冠詞複数形が来ています.「〜はすべて」
   というのが文法に沿った訳になります.
   すべての男の子に言えることだ、と言っています.

637番:「荷車」(4)(フィリップ短篇集より)


「荷 車」(4)(フィリップ短編集より)

LA CHARRETTE


−−−−−−−−−【4】−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Lartigaud monta la caisse sur les roues, puis il lui
ajouta, en guise de brancard, un bâton qui, muni
d'une traverse, formait la croix.

−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ラルティゴーは箱を車輪の上に載せた.それからその箱に
梶棒として棒を付け足したがその棒に横木が添えられたの
で.それで十字架の形なったのでした.


−−−−−−−−《単語等》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

monta (単純過去3単) 単純過去の活用をしてみましょう.
   monter [モンテ]「上げる、上がる」単純過去
je montai [ジュ モンテ] nous montâmes [ヌー モンターム]
tu montas [テュ モンタ]  vous montâtes [ヴー モンタット]
il monta [イル モンタ]  ils montèrent [イル モンテール]
ajouta (単純過去3単)<ajouter (他) 付け加える、言い足す
muni (過去分詞) <munir (他)[deを] 備えさせる、備え付ける
muni de ~ 〜を備えている
en guise de ~ 〜として、〜の代わりに
brancard (m) ❶担架、担架の柄、
 ❷車の梶棒、轅(ナガエ)(車を引く牛馬の両側に突き出た棒)
bâton (m) 棒、杖
traverse (f) 横木、
croix (f) 十字架

636番:アルト・ハイデルベルク(199)


アルト・ハイデルベルク(199)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌


−−−−−−−−−−【199】−−−−−−−−−−−−−−−

Karl Heinrich:Ich bitte darum.

Hofmarschall:Herr Doktor Jüttner steht in unser aller Erinnerung.
......................Ich sehe ihn noch, er war ein kleiner, untersetzter
......................Herr, immer liebenswürdig. Er hatte ja die Ehre,
......................sieben oder, wenn ich nicht irre, acht Jahre Eurer
......................Durchlaucht Erziehung zu leiten.

Karl Heinrich:Ja.


−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−

カール・ハインリヒ:よろしくたのみます.、

...宮内大臣:ユットナー博士のことは我々のあらゆる
....................記憶にしっかりととどめております.
....................私は今もユットナー博士のことが目に浮か
....................びます.博士は小柄でずんぐりしたお方で、
....................いつも愛想のいい人でした.7年、あるいは
....................私の記憶違いでなければ、博士は陛下を8年
....................間指導する名誉に浴していました.

カール・ハインリヒ:そうです.


−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−−

die Erinnerung:(弱en) 記憶、記憶力、思い出
untersetzt:(形) ずんぐりした、小太りの
格語尾er はHerr (男強1格)のため
liebenswürdig:(形) 好意的な、親切な、愛想のいい
die Ehre:(弱n) ❶名誉、面目;A敬意;B閣下
irren:(再) 思い違いをする
acht Jahre Eurer Durlaucht
die Erziehung:(複なし) 教育
leiten:(他) 指揮する、導く、


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