2024年11月10日
1410番:鶴の恩返し(16)
鶴の恩返し16
−−−−−−−−−【16】−−−−−−−−−−−−
„Damit möchte ich Tuch weben. Aber Sie
müssen mir eines versprechen. Während ich
am Weben bin, dürfen Sie die Tür nie aufmachen.
Das ist sehr wichtig.“
−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−
「どうやって私たちは日々の生活費を稼げば
いいだろうか?」若者は大きな声でため息をつ
きました.しばらくの間若者の妻は熟考しまし
た.そして彼女は若者に尋ねました:
「あなた、奥の部屋に機織り機がありました
よね」
「ああ、あれは私の母のものでした」
−−−−−−−−−− 《語句》−−−−−−−−−−−−−
verdienen:(他)❶(4格を)稼ぐ、儲ける、
❷(4格に)値する
seufzte:(過去3単)
<seufzen [ゾイフツェン]
seufzen:(自/h) ため息をつく、嘆息をつく
laut:(形) ❶(声・音が) 大きい、
❷騒々しい、うるさい、やかましい
nach/denken:(自/h) [über +4格][について]
熟考する、じっくり考える
nach/denken = dachte…nach = nachgedacht
der Webstuhl:[ヴェープシュトゥール]
(変E式)機織り機
das Hinterzimmer:奥の部屋
(たいてい庭に面している)
−−−−−−−−− 《文法》−−−−−−−−−−−−
Der gehörte meiner Mutter.
あれは私の母のものだった.
gehören (〜のものである) は3格目的語を
取ります.
その3格目的語が所有者です.
主語は、所有物になります.
Das Buch gehört mir. /
その本は私のものだ.
1409番:鶴の恩返し(15)
鶴の恩返し(15)
−−−−−−−−−−−【15】−−−−−−−−−−−−
„Wie können wir unser tägliches brot verdienen ? “,
seufzte der junge Mann laut. Für eine Weile dachte
seine Frau nach, dann fragte sie ihn:
„Sie haben einen Webstuhl im Hinterzimmer, nicht
wahr ? “
„Ja, der gehörte meiner Mutter.“
−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−
「どうやって私たちは日々の生活費を稼げばいいだろうか?」
若者は大きな声でため息をつきました.しばらくの間若者の妻は
熟考しました.そして彼女は若者に尋ねました:
「あなた、奥の部屋に機織り機がありましたよね」
「ああ、あれは私の母のものでした」
−−−−−−−−−− 《語句》−−−−−−−−−−−−−
verdienen (他)❶(4格を)稼ぐ、儲ける、❷(4格に)値する
seufzte (過去3単) <seufzen [ゾイフツェン](自/h) ため息をつく、嘆息をつく
laut (形) ❶(声・音が) 大きい、❷騒々しい、うるさい、やかましい
nach/denken (自/h) [über +4格][について] 熟考する、じっくり考える
3変化:(nach/denken)、(dachte…nach)、(nachgedacht)
der Webstuhl [ヴェープシュトゥール](変E式)機織り機
das Hinterzimmer 奥の部屋(たいてい庭に面している)
−−−−−−−−−− 《文法》−−−−−−−−−−−−−
Der gehörte meiner Mutter.
あれは私の母のものだった.
gehören (〜のものである) は3格目的語を取ります.
その3格目的語が所有者です.主語は、所有物になります.
Das Buch gehört mir. / その本は私のものだ.
1408番:鶴の恩返し(14)
鶴の恩返し(14)
−−−−−−−【14】−−−−−−−−−−
Es war ein kalter, langer Winter
und obwohl das Neujahr schon näher
gerückt war, hatten sie fast kein Geld,
um Lebensmittel zu kaufen.
..−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−
ある寒い長い冬の日のことでした.もう新年
がやって来ようというのに、ふたりには、食
料を買うお金もほとんどありませんでした.
..−−−−−−− 《語句》−−−−−−−−−−−
obwohl (従属接続詞) 〜にもかかわらず、
〜ではあるが
gerückt (過去分詞) rücken (他)
(4格を)動かす、ずらす
(自/s)(座った状態で)
(ずれるように)動く
an + (3格を)(すこしだけ)
動かす、ずらす
die Lebensmittel (pl) 食品、食料品
Lebensmittel kaufen / 食料品を買う
< das Lebensmittel (-s/-)
1407番:鶴の恩返し(13)
鶴の恩返し(13)
−−−−−−−【13】−−−−−−−−
Und so heirateten sie und lebten
glücklich zusammen.
.−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−
そうして、二人は結婚しました.
そして共に幸せに暮らしました.
.−−−−−− 《語句》−−−−−−−−−−
heirateten:❶ (自) 結婚する、
❷(他)(4格と) 結婚する
glücklich:❶ (形) 幸福な、幸運な
❷(副) 幸福に、幸運に;
❸ ついに、やっと
ここでは、❷ 幸せに.
−−−−−−− ≪感想≫−−−−−−−−−−−
これで終わってほしいなあ.めでたし、
めでたし.「そうして、二人は結婚しました.
そして共に幸せに暮らしましたとさ.
おしまい...」.
とはならない、いじわるな物語
1406番:鶴の恩返し(12)
鶴の恩返し(12)
−−−−−−−−−【12】−−−−−−−−−−−
Eines Morgens sagte die Frau zu ihm :
„ Nehmen Sie mich bitte zu Ihrer Frau !“
Die Röte stieg ihm ins Gesicht und er
sagte
„ ´Wie Sie sehen, bin ich arm. Sie können
mit mir kein Leben im Überfluss führen.“
„ Armut macht mir nichts aus, wenn
ich mit Ihnen zusammenleben kann.“
−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−
ある日の朝、娘が若者に言いました:
「私をあなたの奥さんにして下さい!」
若者の顔は赤く染まりました.そして若者
は言いました.
「ごらんの通り、私は貧しいのです.私と
一緒になれば、裕福な暮らしはできませんよ.」
「あなたと一緒になれたら、貧乏なんて全
然気になりません.」
−−−−−−−−− 《語句》−−−−−−−−−−−−−
die Röte:(単のみ) 赤色
stieg:(過去3単) <steigen(自/s)
登る、上る、下りる
der Überfluss:(単のみ) 過剰、余分
im Überfluss leben / 裕福な暮らしをする
führen:(特定の名詞と) する、行なう
ein ruhiges Leben führen / 静かな生活を送る.
eine Glückliche Ehe / 幸せな結婚生活を送る.
die Armut:(単のみ) 貧乏、貧困
aus/machen:(他) (火、電灯など4格を)消す
3格+etwas
...3 の気に障る<触らない>
−−−−−−−−− ≪感想≫−−−−−−−−−−−−−
こんな人、ぼくもお嫁にほしい.