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2023年11月12日

776番:アルト・ハイデルベルク(245)


アルト・ハイデルベルク(245)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌



−−−−−−−−−−【245】−−−−−−−−−−−−−−−


......Die Musik:(beginnt von neuem, alle singen, aber halblaut,
...................gedrückt, das Lied macht einen sehr wehmütigen
...................Eindruck).

............O alte Burschenherrlichkeit.
............Wohin bist du geschwunden ?
............Nie kehrst du wieder, goldne Zeit, 
............So froh und ungebunden !
............Vergebens spähe ich umher,
............Ich finde deine Spur nicht mehr.
................O jerum, jerum, jerum.
................O quae mutatio rerum !



−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−

............音楽:(新たに始まる.全員が歌う.ただし小声で重々しい.
..........................歌はもの悲しげな印象を強く与える)


.............ああ麗しの学生時代よ
.............おまえは何処へ消えたのか
.............黄金の時代よ、お前は再び帰っては来ない.
.............あれほど愉快で自由だったのに!
.............お前を探してみてもどこにも見つからない
.............もはや足跡すらみつからない
.............ああ、何たることか!
.............流転変遷とどまるを知らず!


−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−

von neuem:新たに;辞書見出しはvon Neuen
いずれにせよneuem は形容詞の名詞化.名詞化
    された形容詞は事柄については中性名詞、変化は
    形容詞変化に準ずる(事物の場合、複数形はない)
halblaut:(形) 小声の
gedrückt:(形) 意気消沈した、ふさぎこんだ;
    eine gedrückte Atmosphäre / 重苦しい雰囲気
    < drücken (他) 押す、押しつける、
wehmütig:(形) 物悲しげな、哀愁を帯びた
der Eindruck:(Eindrücke) 印象、感銘
geschwunden:(過去分詞) < schwinden (自)
    ❶(次第に) 減る、消える
    ❷(時が)過ぎ去る 
kehrst:(2単現)< kehren (他) 向ける、回す、転ずる
    (部屋など⁴を)掃く、ほうきで掃除する
goldne Zeit:goldene のe が脱落しているのは歌なので
   音韻の関係上のことでしょう.「黄金の時代」 
froh:(形) 楽しい、うれしい、陽気な、愉快な、
ungebunden:(形) 拘束されない、自由な
vergebens:(副) 無駄に、むなしく、いたずらに、
spähe:(1単現) < spähen (自) 覗き見る
umher:[ウムヘーア] (副) あちこち、四方八方
die Spur:[シュプーア](複Spuren) 足跡、手がかり
jerum:(間) [ラテン語Jesu domine, Herr Jesus の転訛形]
(驚き、恐怖の叫び)
Jesus:[イェーズス]⦅人名⦆
1格 :Jesus
2格 :Jesu
3格 :Jesu
4格 :Jesum
呼格:Jesu 
quae:(女性形)<quis:だれ、なに、どれ
mutatio:(女性名詞) 変遷、推移、変化
rerum:<res:(女性名詞) 世の成り行き

−−−−−−−−−−−≪解釈≫−−−−−−−−−−−−−−−

Vergebens spähe ich umher:むなしく四方八方を覗き見る
直訳はぎくしゃくしています.がこの本意はどこをさが
してもみつからない、ということです.「むなしく」と
いうのは文修飾なので、「〜してみても無駄なこと」



775番:「おとうと」(9)(フィリップ短篇集より)


「おとうと」(9)(フィリップ短篇集より)

LE PETIT FRERE


−−−−−−−−−−【9】−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 Ils étaient un peu intimidés d' aller, comme ça,
s' installer chez des étrangers. Pour se donner
confiance, pour se sentir plus forts, pour faire
bloc, en un mot, ils se tinrent tous les quatre
par la main.



−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

彼らは他人様のところに、こうして泊まりに行くことに
少し気おくれしていました.自信をつけるため、気持ち
をしっかり持つため、要するに一丸となるため、彼ら4
人は手を繋ぎ合ったのだ.



−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

intimidé:(p.passé) 気おくれした
< intimider:(他) 気おくれさせる、おじつかせる
    ものおじさせる
étranger(ère):(n) よその人、他人、人様 
s'installer:落ち着く、泊まる、居つく
en un mot:ひと言でいうならば、要するに
faire bloc:(〜に対して) 一体となる、団結する
一丸となる
se tinrent:(単純過去3複、相互) < se tenir  
    互いに結ばれる、〜を取り合う、  
Ils se tinrent par la main. /
イル ス ターンル パール ラ マン 
    彼らは互いに手を取り合った

774番:「アリス」(3)(フィリップ短篇集より)


「アリス」(3)(フィリップ短篇集より)

   ALICE



−−−−−−−−−−【3】−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 C' était au temps où la vieille école si malsaine
n' avait pas encore été abattue. Quand les enfants
étaient en classe, à la saison humide, les murs
suintaient; des gouttes d' eau tombaient du plafond.

 

−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 それはあまりにも不衛生な学校がまだ取壊されていな
かった頃のことだった.湿気の多い季節には、子供たち
が授業を受けているときなど、壁から湿気が滲み出て、
天井から水滴が落ちて来るのだった.



−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

malsain(e)[マルサン,マルセーヌ]:(形) 体に悪い、不健康な
suintaient [スュアンテ]:suinter (自) しみ出る
abattue:(p.passé) 打ち倒された、取壊された、
   < abattre (他) 打ち倒す、取壊す
goutte:(f) しずく、水滴
plafond:(m) 天井

773番:「荷車」(48)(フィリップ短篇集より)


「荷 車」(48)(フィリップ短篇集より)

LA CHARRETTE

 
.−−−−−−−−−【48】−−−−−−−−−−−−−−−−

 Ils se lavèrent les pieds, d' abord, puis ils
marchèrent en tout sens dans le ruisseau.

 

.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
彼らはまず、足を洗いました.それから小川の中を
あらゆる方向に歩き回りました.


−−−−−−−−−−《語句等》−−−−−−−−−−−−−−−−−

sens:[発音:サーンス](m) 方向;
sens は単複同形です.「あらゆる方向に」は
  単複どちらでもよい.
en tout sens / あらゆる方向に
en tous sens / あらゆる方向に
ruisseau:(m) 小川

2023年11月10日

772番:アルト・ハイデルベルク(244)


アルト・ハイデルベルク(244)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌



−−−−−−−−−−【244】−−−−−−−−−−−−−−−

Karl Heinrich :Ich danke Ihnen. Ich trinke auf Ihr Wohl.
.......................(Er geht zu einigen und stößt mit ihnen an.)

...........Musik:(spielt:≫ O alte Burschenherrlichkeit ≪).

Karl Heinrich :(hat schweigend zugehört. Als die Musik
.......................zum zweiten Male die Melodie beginnt,
.......................richtet er sich auf, wie aus einem Traume).
.......................Ich bitte, singen Sie doch. Weshalb wollen
.......................Sie nicht singen ?

..............Bilz:Sehr wohl, Eure Durchlaucht. − Silentium !
.......................(Musik hört auf.) Silentium für das Lied.



−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−

カール・ハインリヒ:みなさん方に感謝申し上げます.みなさん方
...................の健康のために乾杯.(その場にいる数名に
...................近寄り彼らとグラスを打ち合わせる)

..........音楽:(演奏する:≪おお麗しき学生時代≫)

カール・ハインリヒ:(黙って音楽に耳を傾ける.音楽が2度目
....................のメロディ−を繰り返したとき、カール・
....................ハインリヒは、夢から覚めたように、はっ
....................と姿勢を真っすぐにする).どうぞ、みな
....................さん歌って下さい.なぜ、みなさん歌おう
....................となさらないのですか?

......ビルツ: かしこまりました、陛下.−−静粛に!
.....................(音楽やむ) 静粛に、歌を歌いましょう. 



−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−

das Wohl:(複数なし) 幸せ、健康、繁栄
einigen:(その場にいる)数名
an/stoßen:(自) 杯を打ち合わせる;
  auf die Zukunft anstoßen / これからの
  幸福を祈って乾杯する
mit ihnen:彼らと;(mit は3格支配)ihnen は複数3人称
  人称代名詞の複数:sie−ihrer−ihnen−sie
(独検5級受験準備の方、確認しておいて下さい)
Burschenherrlichkeit:(辞書不掲載) →Bursch + herrlichkeit
der Bursche 大学生、学生時代
herrlichkeit:(形) 素晴らしい、華麗な、見事な
  CD「ドイツ学生の歌」(ドイツシャルプラッテンIIV)収録曲に
   O alte Burschenherrlichkeitがあり、その日本語訳は
  「おお麗しき学生時代」
schweigend:(現在分詞) < schweigen (自) 黙っている、
黙る
zugehört:(過去分詞) < zuhören (自) 注意深く聴く、
   耳を傾ける;
   Hören Sie mal zu ! / まあ聞いてください.
   [3格と] dem Lehrer zuhören /
先生の話に耳を傾ける
   einer Radiosendung zuhören /
   ラジオ放送に耳を傾ける  
zugehört:(過去分詞) < zugehören (自)
   [...3 に]所属する、[...3 の]ものである
die Melodie:(Melodien) メロディー
sich auf/richten:起き上がる、立ち上がる、体を起こす;
   ここでは「座ったまま、姿勢をまっすぐ正す」.
der Traum:(Träume) 夢
Weshalb:(疑問副詞) なぜ; (関係代名詞) そのために、

771番:「おとうと」(8)(フィリップ短篇集より)


「おとうと」(8)(フィリップ短篇集より)

LE PETIT FRERE


−−−−−−−−−−【8】−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 Ils partirent tous les quatre: Emmanuel, qui venait
après Julie, le petit Victor qui avait trois ans et la
petite Alice qui en avait deux.



−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

子供たちは4人全員で出発しました. ジュリーの次の
妹、エマニュエル、3歳のちび助ヴィクトール、そして
2歳の末娘アリスの4人が出かけました.


−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

partirent:(単純過去3複) < partir (自) 出発する
出かける
tous les quatre:主語のils と同格.文としては
  Ils partirent. で成立しているが、文の外から
ils の補充説明をしている.副詞と見なすことも
できるし、文末遊離文と見ることも出来る.
英文法ではextra position と呼ばれる.

770番:「アリス」(2)(フィリップ短篇集より)


「アリス」(2)(フィリップ短篇集より)

ALICE



−−−−−−−−−−【2】−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   
Elle n' était jamais embarrassée lorsqu' on lui
demandait une réponse. Elle disait :
−−Mon papa a lu sur le journal qu' une peteit
fille était morte parce qu' elle était trop savante.
Oui, ça lui montait à la tête et ça l' engourdait.



−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 返事を求められたときも彼女は決して困りませんでし
た.こう言っていたのです:
パパが新聞を読んでいたら、こう書かれていたって.
ある女の子が死んだのだけど、それは学問がありすぎた
からなんだって.そうよその学問ってやつが頭に登って
麻痺を起したのよ.」



..−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−

embarrassé(e):[アンバラセ](形)[de...で]、[pour...するには]
[de + 不定詞...するには]
   ❶動きのとれない、ふさがれた
   corridor embarrassé d'un tas de cartons /
   (段ボールの山で通れない廊下)
avoir les mains embarrassés / 両手がふさがっている
❷困惑した、途方に暮れた
être bien embarrassé pour répondre / 返答に窮する
J'étais un peu embarrasséde lui dire ça. /
彼(女)にそう言うのは少し気が引けた.
savant(e):(形) 学問のある、   
engourdait.:(半過去3単)
   < engourdir (他)❶ しびれさせる、麻痺させる
無感覚にする; ❷ 活動を鈍らせる、

769番:「荷車」(47)(フィリップ短篇集より)


「荷 車」(47)(フィリップ短篇集より)

LA CHARRETTE

 
.−−−−−−−−−【47】−−−−−−−−−−−−−−−−

Les grands purent poser leurs souliers et leurs bas.
 

.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
大きな子供たちは自分たちの靴も靴下も脱ぐことが
出来ました. 


−−−−−−−−−−《語句等》−−−−−−−−−−−−−−−−−

grand:(形) 大きな;ここではgrand enfant のことです.
兄弟姉妹の話でgrand が出てきたら、上の子の
ことです.テキスト本文には先に les petits があったので
  それとの対になっています. 
grand frère / 兄; grande sœur / 姉
   単に大きな子という意味のときもある.
Ils ont deux grands enfants.
彼らには2人の大きな子供がいる.
poser (他) 置く、下に置く(場所の補語なしでも使う)
poser leurs souliers / 彼らの靴を(脱いで)置く
*poser には「身に着けているものをぬぐ」という
   意味があります(仏和大辞典・白水社)
ぬいだあと、ていねいに置かなくてもぬぎすてる
という意味もありますので「置く」にこだわる
必要はありません.
soulier:(m) 短靴、靴;一般的にはchaussure を用いる
bas:(m) 長靴下、ストッキング、紳士用靴下は
chaussettes という.尚、一般的な「脱ぐ」
はenlever を用いる;enlever ddes bas
ストッキングを脱ぐ


−−−−−−−−−−−≪感想≫−−−−−−−−−−−−−−−

poser とあったので、脱いでからていねいに置くのだと
思っていたら、身に着けているものを捨てるという
意味があったのでホッとしました.
私自身、子供の頃は靴は片方があっちにとび、
もうかたほうはこっちでひっくり返っておりま
した.

2023年11月09日

768番:アルト・ハイデルベルク(243)


アルト・ハイデルベルク(243)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌



−−−−−−−−−−【243】−−−−−−−−−−−−−−−

................Bilz:Silentium ! Wir trinken mit diesem ersten
.........................Glas [auf] die Gesundheit dessen, dessen
.........................Zugehörigkeit zum Korps Saxonia den
.........................Glänzendsten Markstein in der Geschichte
.........................des Korps für einst, jetzt und alle Zeiten
.........................bildet. Seine Durchlaucht beweist durch seine
.........................heutige Anwesenheit, daß auch Seine
.........................Durchlauch sich gern der fröhlichen Zeit
.........................erinnert, die mir und allen, die an ihr theil-
.........................nahmen, unvergeßlich bleiben wird. Ad
.........................exercitium salamandris 1,2,3 - 1,2,3 - 1-2-3 !
..........................(Die Gläser klirren auf den Tisch.)



−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−

........ビルツ:静粛に!我々はこの最初のグラスでもって
.....................そのザクセン学生団への所属により当学生
......................団史に、かつて、そして今、また全時代に
......................最高に輝かしい画期的ニュースを作られた方
......................に健康を祈念して、乾杯しましょう.
......................陛下はきょうのご臨席によってお示しくだ
......................さることは、陛下ご自身にもよきひととき
......................の思い出とされ、このひとときが私にも、
.......................みなさんにも、そして参列者ご一同にも、
.......................この喜ばしいひとときが久しく思い出に残
........................るものであるということです.では乾杯、
........................アインス・ツヴァイ・ドライ、耳、耳、鼻
........................アインス・ツヴァイ・ドライ、乾杯!
.......................(テーブルの上でグラスがカチャカチャ音を
........................立てる.)



−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−

Silentium !:[名詞、ラテン語]❶沈黙、❷静けさ
die Gesundheit:(複ナシ)健康
die Zugehörigkeit:(複ナシ)
      所属していること、構成員であること 
Korps Saxonia:ザクセン学生団(定訳がわからないので
     とりあえず、旺文社版に従いました)
Glänzendsten:形容詞glänzend 最上級の名詞化
der Markstein:(Marksteine) 境界石、画期的事件、転機
die Geschichte:(複なし) 歴史
beweist:<beweisen (他) 示す
heutig:(形) きょうの
die Anwesenheit:(複数なし) その場にいること、
出席、参列
fröhlich:(形) ❶楽しげな、❷喜ばしい
sich⁴erinnert:(3単現) < sich⁴erinnern
  [an+4格を] 覚えている、思い出す
theilnahmen:(自) 参加する
unvergeßlich:(新綴:unvergesslich)
   (形) 忘れられない
bleiben:(自) とどまる
Ad:(辞書不掲載語) → (推測:ラテン語の前置詞で
    「〜まで」、「〜による」)
exercitium:(ラテン語) 訓練、実行、執行
salamandris:(辞書不掲載語) → (推測) salamander の
曲折派生?オオサンショウウオ、
尚、この言葉に学生コンパ用語で「乾杯」
の意味がある
Ad exercitium salamandris:合わせると意味不明
『独和大辞典(三修社)』salamander の項目によると、
学生組合での作法ということで、乾杯音頭を取る人
の合図で一斉にグラスをテーブルにこすりつけ、
そしてグラスを両耳と鼻に当てて、乾杯する.
そして、叩きつけるようにしてテーブルに置く、
と説明されています.この耳の左右に1,2
そして鼻で3と唱えるようです.
Die Gläser:(複数形) < das Glas グラス、コップ
klirren:(自) ガラス、食器などでカチャカチャ音を立てる

767番:「おとうと」(7)(フィリップ短篇集より)

 
「おとうと」(7)(フィリップ短篇集より)

LE PETIT FRERE



−−−−−−−−−−【7】−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Le père lui répondit:
−−La preuve que ce que je dis est vrai: c' est
que demain matin,  au lieu de manger de la soupe,
vous mangerez du chocolat. 



−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−

父がジュリーに答えました.
 「私の言うことが本当だという証拠は、つまりだな、
それは明日の朝、スープの代わりにチョコレートが飲
めるということなのだよ.」



−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

la preuve que ~ :〜という証拠
ce que je dis :私の言うこと  
      (父、ラルティゴーのいうこと)
そのことがest vrai 本当だ
ce que je dis est vrai:私の言うことが本当だ
que:ということ
la preuve que ce que je dis est vrai:
私の言うことが本当だという証拠
:それはすなわち
:(ドゥーポワン)は前述の説明に入るときによく
用いられます.「それはすなわち」と訳し
てもいいと思います. 
au lieu de ~ :〜の代わりに、
  「〜」には名詞または不定詞が入る.
mangerez du chocolat:チョコレートを食べる、というこ
    とだが、これは固形のチョコではなく、スープ
状の飲み物になります.なぜmanger を使うか
というと、manger de la soup と同じく、スープ
にパンを浸して食べたことに起因するらしい.


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