2014年01月07日
「都合のいい女」に気をつけろ! イスラエルのスパイが教えるハニートラップ回避法
女性スパイが男性を誘惑し、情報を収集するハニートラップ。近年では2004年に上海の日本総領事館職員が中国当局に暗号情報を漏らしたことを苦に自殺したり、2007年にはイージス護衛艦の電子情報が海上自衛隊員の中国人妻に漏えいしていた事実が発覚したりしている。
また、公的な職業に限らなくとも、高度な技術などを欲しがる国や企業がハニートラップを用いて民間人から情報を引き出す可能性も否定できない。
では、ハニートラップから身を守るためにはどうすればいいのだろうか? イスラエルの情報機関「モサド」の諜報員だったウォルフガング・ロッツ(1921-1993)は著書『スパイのためのハンドブック』のなかで「外気に身をさらさないようにする以外に完全な防止法はない」と前置きしながら、次のように述べている。
とはいえ、外気に身をさらす場合にとり得る、または、とるべき2、3の予防策はある。1つには、調子がよくて信用できかねるような女性に気をつけることである。こういう女性は優しく、思いやりがあり、役に立ち、無私無欲である。あなたのどんな気まぐれにも受け応えし、あなたがむっつりふさぎこんだり、かんしゃく玉を何発破裂させても、じっと耐え、一言も文句をいわない。(中略)要求というものは一切せず、それが彼女にとってどんなに不都合だろうと、頼まれごとはけっして断らない。
いわゆる「都合のいい女」には注意しろ、ということであり、ロッツはこうした女性が自身に近づいてきたら「情報部員であることに20対1で賭けてもいい」とまで断言する。
ちなみに、ロッツはすでに諜報員として仕事をしていた1960年、ウォルトロード・ニューマンというドイツ人女性と3度目の結婚をしている。しかし、このときもロッツはニューマンと出会ったときの状況を検証し、敵が差し向けた者ではないことを確認してから彼女との結婚を決意したという。
普段働いていても、ハニートラップにあう機会はなかなかないかもしれないが、パートナーになる女性を見極める目は絶対に必要。もちろん、会社の機密事項は、信頼しているパートナーにも話さない方が良いだろう。情報がどのように漏れていくかは誰にも分からないのだから。
※画像はウォルフガング・ロッツ『スパイのためのハンドブック』(ハヤカワ文庫NF)より
ガジェット通信より引用しました。
また、公的な職業に限らなくとも、高度な技術などを欲しがる国や企業がハニートラップを用いて民間人から情報を引き出す可能性も否定できない。
では、ハニートラップから身を守るためにはどうすればいいのだろうか? イスラエルの情報機関「モサド」の諜報員だったウォルフガング・ロッツ(1921-1993)は著書『スパイのためのハンドブック』のなかで「外気に身をさらさないようにする以外に完全な防止法はない」と前置きしながら、次のように述べている。
とはいえ、外気に身をさらす場合にとり得る、または、とるべき2、3の予防策はある。1つには、調子がよくて信用できかねるような女性に気をつけることである。こういう女性は優しく、思いやりがあり、役に立ち、無私無欲である。あなたのどんな気まぐれにも受け応えし、あなたがむっつりふさぎこんだり、かんしゃく玉を何発破裂させても、じっと耐え、一言も文句をいわない。(中略)要求というものは一切せず、それが彼女にとってどんなに不都合だろうと、頼まれごとはけっして断らない。
いわゆる「都合のいい女」には注意しろ、ということであり、ロッツはこうした女性が自身に近づいてきたら「情報部員であることに20対1で賭けてもいい」とまで断言する。
ちなみに、ロッツはすでに諜報員として仕事をしていた1960年、ウォルトロード・ニューマンというドイツ人女性と3度目の結婚をしている。しかし、このときもロッツはニューマンと出会ったときの状況を検証し、敵が差し向けた者ではないことを確認してから彼女との結婚を決意したという。
普段働いていても、ハニートラップにあう機会はなかなかないかもしれないが、パートナーになる女性を見極める目は絶対に必要。もちろん、会社の機密事項は、信頼しているパートナーにも話さない方が良いだろう。情報がどのように漏れていくかは誰にも分からないのだから。
※画像はウォルフガング・ロッツ『スパイのためのハンドブック』(ハヤカワ文庫NF)より
ガジェット通信より引用しました。
【書籍の最新記事】
この記事へのコメント