2014年02月18日
5人奇跡の生還 バリ島不明女性ダイバー
遭難から4日目、5人が生きていた。インドネシア・バリ島沖で日本人女性7人がスキューバダイビング中に行方不明になった事故で、地元救難当局は17日、「5人が生存している」と発表した。5人の発見現場は、7人が最後に潜水したレンボンガン島沖から南東に約20キロ離れたペニダ島南岸だった。救助されたダイビングインストラクターの古川さおりさん(37)は、日本総領事館に「当初は7人で漂流していたが、途中で離ればなれになってしまった」と説明した。残る2人の安否は分かっていない。
7人はなぜボートと合流できなかったのか。少しずつ、事故発生当時の様子が分かってきた。
今回、ダイバーたちが行ったのは、海中で潮流に乗って移動する「ドリフトダイビング」という方法だった。ボートは本来、ダイバーの呼吸で出る海面の気泡を追い、潜水終了後に浮上してきたダイバーと、海面で合流するはずだった。
一行は14日午前8時半、バリ島サヌールのビーチから海に出て、9時半にレンボンガン島沖のダイビングスポットに着いた。事故が起きたのは3回目のダイビング。午後1時ごろ、ボンベを背負った7人が潜水した。天候は良かったが、同1時15分ごろ天気が急変。曇天から豪雨となり「5メートル先も見えない状態」(同時刻に海域にいた別の船の関係者)となった。船長は海面の気泡が雨粒で見えなくなり、7人を見失ったとしている。
船長はその後、1隻だけで捜索を続け、救助要請は約3時間後だった。船長は「初めての事故で、パニックに陥った」と発言。バリ警察当局者は「法令違反や過失がなかったかを調べるため、全ての関係者から事情を聴いている。問題が発覚すれば容疑者として調べることもあり得る」と指摘した。
nikkansports.comより引用しました。
7人はなぜボートと合流できなかったのか。少しずつ、事故発生当時の様子が分かってきた。
今回、ダイバーたちが行ったのは、海中で潮流に乗って移動する「ドリフトダイビング」という方法だった。ボートは本来、ダイバーの呼吸で出る海面の気泡を追い、潜水終了後に浮上してきたダイバーと、海面で合流するはずだった。
一行は14日午前8時半、バリ島サヌールのビーチから海に出て、9時半にレンボンガン島沖のダイビングスポットに着いた。事故が起きたのは3回目のダイビング。午後1時ごろ、ボンベを背負った7人が潜水した。天候は良かったが、同1時15分ごろ天気が急変。曇天から豪雨となり「5メートル先も見えない状態」(同時刻に海域にいた別の船の関係者)となった。船長は海面の気泡が雨粒で見えなくなり、7人を見失ったとしている。
船長はその後、1隻だけで捜索を続け、救助要請は約3時間後だった。船長は「初めての事故で、パニックに陥った」と発言。バリ警察当局者は「法令違反や過失がなかったかを調べるため、全ての関係者から事情を聴いている。問題が発覚すれば容疑者として調べることもあり得る」と指摘した。
nikkansports.comより引用しました。
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