2008年09月05日
代打の神様!またまた大道様だ!フェンス直撃2点二塁打
![](/gianst/file/45/MjAwODA5MDUtNDE5NzE5NS0xLUwU_w.jpg)
懸けていた。「初球だね。直球でも変化球でも、いこうと思っていたよ」8回、1点を勝ち越して、なおも1死一、二塁のチャンス。大竹の初球の直球をはじき返すと、打球は左中間フェンスを直撃。勝利を決定づける2点適時二塁打となった。
何とか、チームに貢献したい。ベテランは熱い思いを持って「1打席」に臨んでいる。「スタメンで出ている選手は、体力的にもしんどいでしょう。でも、僕は1打席しかないから。連戦連戦で、みんな頑張っている。だから、何とかしたいって」チームのために、ナインのために。その思いが大道の集中力を生んでいる。
2号ソロを放った8月27日の横浜戦(東京D)から6試合すべて代打で出場し、6打数4安打の7打点と勝負強さを存分に発揮している。前日(3日)にも二塁打を放ったが、その打席でプロ21年目で初めて、自打球を左足に当てた。「痛いんだよ。でも、これで逆に力が抜けて良かったのかもね」ヒーローは冗談めかして笑った。
原監督も「ガラッと風向きを変えてくれた」と絶賛した。今や“代打の神様”となった大道は、坊っちゃんスタジアムに集まった2万4095人のファンの前で「阪神を必ず捕まえます!」と高らかに宣言した。その日に向けて、残り試合もここぞの場面でのひと振りに、すべてを懸ける。
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