2008年09月01日
大道また大仕事 G連勝、虎に6差
![](/gianst/file/39/bTcxODIwNzTbKg.jpg)
マウンドのウィリアムスは、阿部に押し出し四球を与えて勝ち越し点を許すなど、制球が定まっていなかった。「スライダーはストライクが入っていなかった。ストレートに絞っていた」。初球のまっすぐを痛打した。
「代打は1球ミスしたら終わり」が口癖だ。だから「準備だけはしっかりする」。三回ごろから素振りを始め、集中力を高める。最近は二岡の打撃練習を観察し、その間合いをとり入れている。地道な努力もプロ21年生の勝負強さを支える。「ひと振りというところで、貴重なひと振りをもたらしてくれる」。原監督の信頼は厚い。
チームは24日からの8連戦を6勝2敗で終え、首位・阪神に2勝1敗と勝ち越した。最大13ゲームあった阪神との差を約4カ月ぶりに6差まで詰めた。挑戦権の目安を「5」に置く指揮官は「まだ遠いよ」とかぶりを振るが、顔は生気に満ちている。「何とか食い下がって上を狙いたい」と目をぎらつかせる。
阪神は新井が腰痛で離脱し、ウィリアムスも完調でない。残り30試合。逆転優勝は厳しいが、底力を見せ始めた巨人が不気味な存在になってきた。
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