2008年08月20日
巨人“ミラクル”前祝い!5発快勝
![](/gianst/file/20/bWtmdWxuMjAwODA4MjAwMDEwMDhPYQ.jpg)
まずは2回。先頭のラミレスがキング争い独走の33号先制ソロを中越えに放った。直前に左足親指に自打球を当てた影響で3回守備から大事を取って交代したが「カットボールに自然と反応できた」と笑顔。これで昨季まで在籍したヤクルト戦は今季10本目と“ツバメキラー”ぶりは健在だ。同点とされた直後の4回は高橋由が7月15日の中日戦(旭川)以来となる勝ち越しの13号ソロ。「会心の当たり」と自画自賛した。
勢いは止まらない。5回には小笠原が右翼ポール際に23号2ラン。これでラミレスとのアベック弾は9戦全勝となった。6回には坂本が5月10日の中日戦(東京ドーム)以来68試合ぶりの4号ソロを左翼席に運び「素直にうれしい」。そして7回にはラミレスに代わって途中出場した亀井が5号2ランでダメを押した。
チームは昨年9月7日の阪神戦(東京ドーム)で7本塁打して以来の1試合5発。篠塚打撃コーチも「ラミレス、小笠原が打つとチームが乗るね」と目を細めた。首位・阪神とのゲーム差はまだ7あるが、得意の空中戦で巻き返しへ勢いをつけた。
≪内海 粘投8勝目≫内海が7回5安打1失点で8勝目を挙げた。奪三振は3も、打たせて取る投球で内野ゴロは10個。3回に1点を失い、なお1死一、二塁では畠山の右中間へのライナーを中堅・鈴木尚が飛び込んで好捕するなど野手にも助けられ「野手の人にリズムに乗せてもらった。粘り強く投げられた」と話した。9回に登板した林が2失点で降板。打者1人を打ち取って29セーブ目を挙げたクルーンは「何があってもいいように準備していた」と胸を張った。
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