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2020年12月05日

レスラーの食事


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レスラーにとってトレーニング同様に大事なものは食事での栄養摂取です。
左は「エース」棚橋選手の食事例ですが、糖質を抑えてタンパク質を多めに摂っています。
右は…大丈夫か、真壁。仕事上の脚色もあるでしょうが、ブログでは甘いものや菓子パン、弁当をガンガン食べている写真を載せており一日6〜7,000キロカロリー位食べているのでは?

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船木誠勝選手の食事はYouTubeや著書にて幾度も紹介されていますので説明する必要もないかと思いますが、現在も素晴らしいシェイプを保っていることから、食生活に間違いないかと思います。
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食事の例を見ると、以下の通りです。
・ゆでただけのスパゲティー(もちろん味なし)
・ゆでただけの鶏のササミ(当然味なし)
・ゆでたブロッコリー(何もかけずに)
・卵の白身(黄身は食べない)
・豆腐(麻婆豆腐の素をかける。麻婆豆腐の素が60kcal前後で意外とカロリーが低い。)
・こんにゃくラーメン(麺の代わりに糸こんにゃくを入れる。こんにゃくはカロリーが0。)


タンパク質を過剰摂取すると肝臓に負担が掛かるので注意が必要です。鈴木みのる選手はパンクラス時代に味のない野菜や鶏ササミばかりの食生活がキツかったと言っておりました。新日本が主戦場の今では絞った身体では耐えられないでしょうからだいぶ肉付きが良いですが、現役を続けているのはなによりです。
船木選手は週一回チートディを設けて好きなものを食べたいだけ食べているそうです。
味無し食生活も慣れると案外平気になりますよ。


2020年12月04日

麺ジャラスK


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今回の聖地巡礼は全日本プロレスの一時代を築いた川田利明さんが営むラーメン店です。新日本のタイチの師匠は川田さんです。タイチの試合で解説席に川田さんが座った時に、タイチが「試合してやるよ」と挑発していましたが、既にラーメン屋のオヤジだった川田さん、闘わないのを知った上での挑発なんでしょう。
麺ジャラスKは小田急小田原線 成城学園前駅(南口) 徒歩10数分のところにあります。

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川田選手は全日本を退団する前にハッスルに参戦したり「どこに向かってるんだ」感が凄かったですが、本格的にラーメン屋を立ち上げました。納得いくスープを作り上げるまでにベンツ3台分ほどの経費を使ったとか。
店のウリはカレー白湯ラーメンと唐揚げのようです。口コミでは唐揚げの評価が分かれてます。天下一品のラーメンに近く、ドロ系のスープです。納得いくスープを作るためにベンツ3台分の費用を使ったとか。

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店内撮影禁止、コロナの影響もあり皿からの取り分け禁止ですが、料理の撮影はOK、Tシャツを購入すれば一緒に写真撮影OKだそうです。

店周辺は駐車場が停め難いのですが、路上駐車を発見したら罰金10万円()の支払いとなります。 やりすぎだろう 笑

東京都世田谷区喜多見6丁目18−7

2020年12月03日

日本ボクシングのガイドライン

 コロナ対策により後楽園ホールのボクシング興行もこの有り様です。帰省しているだけでなく客足も遠のいている面もあると思います。ボクシングは競馬場や競艇場等の客層と若干カブる部分があり、プロレスよりも飛沫が飛びやすい客層かもしれません。多少の個人的イメージも盛り込んでますが。
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 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は1日、新型コロナウイルス対策連絡協議会をオンラインで開催。対策ガイドライン違反が相次ぐ状況を危惧し、改善されなければ1月からの興行を再び自粛することを決めた。場内アナウンスや係員からの注意にもかかわらず、大声で声援を送る観客が複数会場で見られるなどした。
 「現状のままでは来年はないという覚悟です」とJPBAの新田事務局長。20日のJPBA主催興行以降は、違反行為があれば即興行中止など厳しい態度で臨むという。
 また、試合前の検査はこれまでの試合前日から前々日に変更。世界戦は3度、日本など地域タイトル戦には2度の検査を義務付けた。JBCの安河内・本部事務局長は「前々日の検査なら陽性の場合対応の時間がとれる」と説明した。

 紙コップのビールを片手に怒鳴り声を上げているオジさんか多くいるのがボクシングで、キックボクシングになると客層は少しだけ若くなります。東洋太平洋王座戦あたりはヤバいオジさん達が客席を埋めてました。筋金入りのボクシングファンですよ、あぁいうオジさん達は。
大声張り上げて観戦しないと盛り上がらない部分もありますが、このご時世ですから仕方ないですね。

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2020年12月02日

試合直前にマリファナを吸ったか?「もちろん、イエスだ」


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タイソンvsジョーンズのエキシビションはYouTubeで見ましたが、タイソンは全盛期同様とはいかないものの、54歳という年齢には見えない動きで両者ともTシャツ等を着て誤魔化さないくらいシェイプしてました。
禁止薬物ではないとはいえ、試合前にマリファナ吸ってたのはヤバいですねえ。
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プロボクシングの元世界ヘビー級3団体統一王者のマイク・タイソン(54、米国)が15年ぶりの復帰戦となった元4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ・ジュニア(51、米国)との2分8ラウンドの特別ルールのエキシビションマッチの直前にマリファナを使用したことを告白して波紋を広げている。USAトゥデイ紙のインタビューに答え明らかにしたもの。今回の試合ではドーピング検査が実施されていたが、マリファナは禁止薬物から除外されていた。カリフォルニア州では大麻(マリファナ)の娯楽使用は合法で“罪”には問われないが、今後のタイソンの現役続行の障害にはなっていきそうだ。

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マリファナは日本だとエンセン井上氏のように逮捕されますけど、今回はタイトル戦でもなく戦歴にも関係のないエキシビションですし、米スポーツ界では決して驚くことではないでしょう。
カリフォルニア州は大麻の合法地域ですし、「高齢でここまでやったのはスゲエな!」で良いのではと思います。
大リーグでも禁止薬物から除外され、個人の判断に委ねられています。
高樹沙耶が医療大麻の合法化を大々的に謳ってましたが、もしかしたら大麻には肉体的パフォーマンスを上げる効果があるのかも知れません。

日本は禁止されてますからどうこう言っても仕方がありませんが。


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2020年12月01日

壮絶列伝A 高阪剛 vs マーク・ハント


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今まで見た中での格闘技で、壮絶だった試合を想い出してみます。
第二弾は、2006年のPRIDE無差別級GPでのマークハントvs高阪剛です。
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動画はニコ動で見れますので、リンクを貼ります。

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm34259092
あの年、「世界のTK」高阪選手は「トーナメントに敗けた時点で引退する」と言ってGPに臨んでいた記憶があります。結局、マークハントに敗れて引退した形になりました。とはいえ、ミルコと闘うために47歳で復帰することになったんですが。
このハントとの試合、分が悪い試合なのは明らかでした。ハントのようなゴロッとした体型の選手は寝技に付き合わないのを分かっていて打撃を挑んだんでしょうが、それが思うツボだったかと思います。
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殴られ続けたTKはフラフラなのに立ち上がり続け、見ている側もかなり辛くなりました。ハントもなんだか殴るのを躊躇う様子もあり、試合が止まらないことに困惑している様子もありました。試合を見ながら『もう良いよTK、立たなくて』と思っていましたが、最後はコーナーに倒れ込んだ高阪選手を見てようやくレフェリーが試合を止めます。止めるまで遅過ぎです。RIZINは寝技での膠着を止めるのが早過ぎです。

この敗戦を機に引退し、解説者として良い味を出してましたが、前述の通りにミルコとの試合のために48歳で復帰します。そのミルコ戦敗戦以降はリングに上がっておりません。



2020年11月30日

壮絶列伝@ 五味隆典 vs 川尻達也


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私なりに壮絶だった試合を思い出してみます。
第一回目は、2005年のPRIDE武士道ライト級トーナメント1回戦の五味隆典vs川尻達也です。
この試合はまさに『真剣での切り合い』のようにビリビリした雰囲気でした。
決勝で当たっても良さそうなカードで、初戦で潰し合ってしまったのが残念でした。

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開始と同時に川尻が全力で右のロングフックを放ちますが、五味がステップで避けて会場はどよめきます。
両者ともボクシングを練習しているためスタンドのまま細かい撃ち合いが続き、サウスポーの五味のパンチが徐々に当たり始める展開。右打ちに慣れているとサウスポーの選手と対峙すると距離感が掴めず非常にやりにくいです。距離を見計らい川尻がタックルを仕掛けるも五味は足を引いて空振りさせ、腰を掴まれてもレスリング仕込みで簡単に切ってしまう。川尻は筋肉を付け過ぎ&空振りの連発でスタミナを使い過ぎたか、数分後にはガス欠も明らか。
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後半に五味がラッシュで一気に川尻を畳み掛けます。腰から崩れ落ちた川尻は、亀の状態からバックに回られ、チョークスリーパーで勝負が決まってしまいました。ボクシングでいうところの『辰吉vs薬師寺』のようだと実況でも言っていましたが、まさにその通りの試合です。
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こうやって文章にするとイマイチ臨場感はありませんが、修斗の元ウェルター級王者同士の闘いをPRIDEで見れたのは感慨深いものがありました。五味の試合運びの巧さが如実に見れて、憎らしいくらいに強かった時です。今でもたまにこの一戦は見ます。この後、大晦日には五味選手が桜井マッハ選手をKOしてPRIDEライト級王者になるわけです。川尻選手も自身のYouTubeで五味選手の強さについて解説していますので、是非ご覧になって下さい。







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2020年11月29日

さいたまスーパーアリーナ


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今回の聖地巡礼はさいたまスーパーアリーナです。PRIDEでお世話になりました。
アクセスは山手線で言うと、渋谷側からだと赤羽で高崎線に乗り換え約15分、上野側からだとそのまま高崎線に乗って約 25分でさいたま新都心駅です。電車で行くと結構遠い印象があります。

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キャパはおおよそ37,000人、ライブで舞台セットを組むとキャパは減ります。
さいたまスーパーアリーナで印象が強いのはなんといっても桜庭和志です。
グレイシーハンターの名前の通り、ホイラー、ホイス、ヘンゾ、ハイアンのグレイシー直系を悉く破り、残るはヒクソンだけだったのですが、ヒクソンの息子ホクソンが亡くなり闘うモチベーションが失せたとかで、次第に待望論は無くなりましたね。
桜庭との試合も勿論見たかったのですが、ヒクソンはヒョードルとの試合も見てみたかった。

ホイラーvs桜庭の試合は、キムラロックを完全に極められたのにタップしないホイラー、タオルを投入しないグレイシー側に桜庭が困惑し「どうすんだよこれ」という表情をレフェリーに向けたのが印象的でした。
レフェリーが試合を止めたものの「俺はタップしていない」と叫ぶホイラーが痛々しく、どうせタップしないならなら肩関節外してやれば良かったのに、と思ったことがあります。
ヘンゾとの試合で桜庭は腕を取った時にそれをやってしまうのですが。
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納得しないグレイシーはホイスを桜庭に送り込みます。ラウンド無制限、レフェリーストップ無しのルールにして長期戦に持ち込めば勝てると思ったのでしょう。

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桜庭の無双ぶりは見事でした。ホイスは道着をはだけさせられ締めの道具に使われたり、裾を前に持ってきて視界を奪った状態にして殴ったり新技恥ずかし固めを駆使したりやりたい放題。90分闘ってようやくグレイシーがタオル投入し結着。
故エリオ・グレイシーが最後に笑ったのが敗けを認めたことでしょう。桜庭はグラップラーには滅法強かったのですが、シウバのようなストライカーには勝てませんでした。

PRIDEはハッスルという路線も作り上げましたが、ちゃんと住み分けしていました。高田総統はアレですけど。
今のRIZINはスターを作り上げようという方針が見え過ぎて、RENAが負けこんでも試合が組まれたり、朝倉未来のためのフェザー級ベルトを作って勝たせようと思ったのでしょうが修斗の斉藤が王者になったのは予定外だったでしょう。斉藤ではスターになれないと思っているのは見え見えで、ダイレクトリマッチを見込んでいるあたりは斉藤に対する敬意が無さ過ぎます。
そもそも、PRIDEはスター候補がゴロゴロ居すぎたんですけど。





2020年11月28日

ボビー・リー(マスクドハリケーン)逝去


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81年頃の新日本で、初代タイガーとマスカラ・コントラ・マスカラ(覆面剥ぎマッチ)を行なった選手がいます。
マスクド・ハリケーンことボビー・リー選手が逝去しました。
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引退後は整体師に転職していたそうですが、当時の青少年のバイブルだったプロレススーパースター列伝では敗戦してマスクを脱ぐのを抵抗するハリケーンに「君も男だろう!」と言ってタイガーがマスクを剥ぐシーンがありましたが、実際には淡々とマスクを脱いでましたし、マスクにもオモクソ「LEE」と書いてあるマスクでタイガーと闘ってました。脱ぐこと前提のブッキングだったと思います。
エル・ソリタリオやエル・カネックなどよりもメジャーではなく、その後の来日は無かったと記憶していますが、覆面剥ぎマッチでインパクトは残しました。
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初代タイガーマスクと対戦した覆面レスラー、マスクド・ハリケーン(本名ボビー・リー)さんが死去した。26日(日本時間27日)、母国のメキシコのメディアが報じた。70歳だった。死因は不明だという。
50年にメキシコ・レオンで生まれたハリケーンさんは23歳だった73年にプロレスラーとしてデビュー。81年に新日本プロレスで初来日し、同年10月の新日本蔵前国技館大会で、タイガーマスクとのマスクはぎマッチで対戦。完敗してマスクを脱ぎ、ボビー・リーの素顔を明かしていた。メキシコ帰国後、日本で学んだという技術を生かし、現役引退後は整体師に転身していた。

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ご冥福をお祈りします。






2020年11月27日

東スポとカーンの良好な関係


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東スポが内藤をインタビューする度にファミレスでの食事を奢らされるのはお約束のネタではありますが、グレート-O-カーンが次のネタになりつつあります。勝てば賞賛記事、負ければボロクソな記事。東スポならば何の不思議もありません。時期尚早な感はありますが、カーンがどういう具合にTOP戦線に食い込んでいくか見ものではあります。

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 新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」24日の福島大会で、「ジ・エンパイア」のグレート―O―カーン、ジェフ・コブ(38)組がタイチ(40)、ザック・セイバーJr.(33)組に無様極まる2敗目を喫した。

 現IWGPタッグ王者との公式戦に臨んだオーカーンは、開始のゴングを待たずしてタイチにモンゴリアンチョップで奇襲を仕掛けた。いかにも格下がやるような戦法で、情けないの一語に尽きる。リング上ではダメージを与えたタイチに「靴を舐めろ」などと暴君ぶるが逆効果。反撃のアックスボンバーで大の字となる醜態をさらした。試合に集中していない証拠だ。

 ならばとザックの三角絞めを強引に持ち上げエリミネーターを狙うが、ここでタイチが救出に訪れる。ここでもオーカーンはエリミネーターでタイチを排除しようとするが、そんなワンパターンな攻撃は通用しない。のど輪で反撃される間にザックが回復したことに気づかぬ愚かさを露呈し、あっという間に1対2の数的不利に。「愚民」とは一体誰のことなんだか…。最後は王者組必殺のザックメフィストに沈められ、試合後のリング上では逆にタイチから「靴を舐めろ!」と迫られるという笑えないレベルの惨めさだった。

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 目も当てられない惨敗にもかかわらずオーカーンは「卑怯な手を使わなかったことは、ほめてやるよ。だがな、余とコブのコンビネーションがもっとよくなれば、次がないのは、貴様がよく味わっただろ…。此度は(勝利を)譲ってやるよ」と、この期に及んで見苦しい負け惜しみに終始。こんな調子で新日本プロレスの支配を目論むなど笑止千万だ。

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実際に、試合はカーン組に押されていた場面もあるようですが、結果として負ければこういう記事になります。
東スポとカーンの親密度合いが分かります。これが東スポクオリティです。
後日、カーンにインタビューして東スポ記者がカーンにドヤされる、という展開が楽しみであります。





2020年11月26日

至高のチャンピオンベルト


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80年代、アメリカの3大プロレス団体といえばNWA、AWA、WWF(WWE)でした。全日本がNWA、新日本がWWFと提携しており、新日本もNWAと提携していたものの馬場がNWAの幹部に名を連ねていたため、NWAのタイトルマッチは全日本が優先されました。そんな中でも初代タイガーマスクのNWA世界ジュニア王者は異例でした。
同時期に大仁田がNWAインター王者だったのですが、タイガーに対戦を要求していたのは今では懐かしい話です。
その後、20年以上の時を経て両者は対峙します。有刺鉄線バットや実況席のテーブルを使うという、見たくもない形で。タイガーのパートナーは貴闘力でした。貴闘力の息子の納谷幸男は昭和の大横綱・大鵬の孫だけありガタイは良いのですが、いかんせん師匠の佐山氏が甘やかしてしまったため残念なプロレス経歴となっております。

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さて、80年代当時のベルト価値としては、NWAが最も権威があったと思います。ドリー&テリーのザ・ファンクス、ジャック・ブリスコ、ダスティ・ローデスやリック・フレアーが巻き、特に長期的王者だったのがハーリー・レイスです。下の画像はテリーとジャック・ブリスコです。テリーのベルトは地球の部分がボコボコに凹んでいます。

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私はNWAのベルトが一番カッコいいと思っていました。レプリカとして現在も販売されておりますが、本物と較べるとやはり見劣りします。左が本物、右がレプリカです。
本物の方がプレートが鮮やかな金色で、地球の中のNWAの文字も微妙に違います。周りに巻いてある革紐も本物は太く重厚感があります。横に付いている国旗の位置も違いますが、コレは王者によってチョコチョコ変わります。

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下の画像はドリーが巻いていた頃のベルトのデザインです。日本プロレス時代の猪木がドリーに挑戦し、60分フルタイムで引き分け王座奪取ならず、という結果だったと記憶しています。
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80年代後半にはアメリカの地方下部団体がNWAからの離脱が相次ぎNWA自体衰退、ベルトの価値も落ちてしまいます。蝶野や橋本、小川直也も一時期ベルトを取りましたが、黄金期には程遠い価値です。
WWEはご存知の通り勢いは凄いものです。もっとも、『劇場型』のお芝居ですが。
現在ではNWAよりもIWGPの方が価値は高いとされております。しかし、NEVERとかインターコンチとか必要ですかね?







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