2010年09月23日
遠くへ行きたい
今回は、Little Joeの実弟、Johnny Hernandezです。
3連続でラテンですが、もう少しだけお付き合いください。
Johnny Hernandezは、プロデューサーの顔も持つミュージシャンです。
基本的に、兄貴同様、ブラウン・ソウルの人ですが、今回のCDは、ブルースやソウルの有名曲を取り上げたアルバムです。
1. Sweet Home Chicago
2. Further On Up the Road
3. Down Home Blues
4. Kansas City
5. Stagger Lee
6. C C Rider
7. Confidential
8. Just a Dream
9. This Time *
10. Willie and the Hand Jive
11. Bump and Grind
12. Wicked Wicked Woman *
13. Todo Me Gusta De Ti
かなりの率で、私好みの曲が収録されていて、期待は大きいです。
3連続でラテンですが、もう少しだけお付き合いください。
Johnny Hernandezは、プロデューサーの顔も持つミュージシャンです。
基本的に、兄貴同様、ブラウン・ソウルの人ですが、今回のCDは、ブルースやソウルの有名曲を取り上げたアルバムです。
This Time ( Again)
Johnny Hernandez
Johnny Hernandez
1. Sweet Home Chicago
2. Further On Up the Road
3. Down Home Blues
4. Kansas City
5. Stagger Lee
6. C C Rider
7. Confidential
8. Just a Dream
9. This Time *
10. Willie and the Hand Jive
11. Bump and Grind
12. Wicked Wicked Woman *
13. Todo Me Gusta De Ti
かなりの率で、私好みの曲が収録されていて、期待は大きいです。
結論からいいます。
通して聴いた感想ですが、音が兄貴以上に作りものっぽくて、残念ながら手放しで喜べません。
生音も大切にしていますが、やはりシンセの音が気になります。
しかし、選曲の趣味が良いので、いきおい点数は甘くなりがちです。
*印の曲がJohnnyの自作ですが、ほかの曲の印象が強いのでかすんでいます。
でも、This Timeは、ちょっといいかも…。
まず、冒頭のSweet Home Chicagoを始め、 Stagger Lee、C C Riderといった曲のチョイスが、私的には好感度が高いです。
このアルバムでは、一応、Sweet Home Chicagoは、ロバート・ジョンソン、Stagger Leeは、ロイド・プライス、そしてC C Riderは、ビッグ・ビル・ブルーンジーが作者としてクレジットされていますが、トラッド的な曲だと思います。
後の2曲などは、伝承バラッドという感じでしょう。
ちなみに、それぞれの曲ごとに、私がまず思い浮かべるのは、Sweet Home Chicagoは、映画「ブルース・ブラザース」ですし、Stagger Leeは、ロイド・プライスよりも、先に聴いたドクター・ジョンのバージョンが印象深いです。
そして、C C Riderは、Chuck Willsのバージョンとともに、映画「オン・ステージ」でのElvisのパフォーマンスが頭に浮かびます。
また、このアルバムは、07年リリースですが、Down Home Bluesが選曲されており、その影響力の強さを改めて感じます。
もちろん、George Jackson作、Z.Z.Hillの名作です。
そして、Bobby BlandのFurther On Up the Roadは、テキサスでは、相変わらずの人気です。
ところで、この曲の題名ですが、Blandの原曲表記は、Further Up the Roadだと思います。
この曲は、取り上げている人によって、表記にバラツキがあるようで、以前から気になっていました。
例えば、Doug SahmとAugie Meyersが共同名義で出した、West Side Sound Rolls Againでは、Further On Down the Roadとなっています。
「Up」と「Down」では真逆ですが、英語表現としては大差ないのでしょうか?
また、「On」の存在も気になります。
これは、曲名にはないですが、歌詞では「 Further On Up…」と歌っているのではないか、と思うのですが…さて、どうでしょう?
というわけで、ざっとこんな感じなんですが、Jimmy ClantonのJust A Dreamもやっていて、やっぱりチカーノはみんな好きなんだな、と嬉しくなりました。
これで、T-Boneや、Funky Soul以前のJBとかもやってたら、さらに評価に手心を加えて、多少の軟弱さは赦しちゃうところですが…。
とりあえず、音はこんな感じです。
うーん、ゆるすぎますか?
通して聴いた感想ですが、音が兄貴以上に作りものっぽくて、残念ながら手放しで喜べません。
生音も大切にしていますが、やはりシンセの音が気になります。
しかし、選曲の趣味が良いので、いきおい点数は甘くなりがちです。
*印の曲がJohnnyの自作ですが、ほかの曲の印象が強いのでかすんでいます。
でも、This Timeは、ちょっといいかも…。
まず、冒頭のSweet Home Chicagoを始め、 Stagger Lee、C C Riderといった曲のチョイスが、私的には好感度が高いです。
このアルバムでは、一応、Sweet Home Chicagoは、ロバート・ジョンソン、Stagger Leeは、ロイド・プライス、そしてC C Riderは、ビッグ・ビル・ブルーンジーが作者としてクレジットされていますが、トラッド的な曲だと思います。
後の2曲などは、伝承バラッドという感じでしょう。
ちなみに、それぞれの曲ごとに、私がまず思い浮かべるのは、Sweet Home Chicagoは、映画「ブルース・ブラザース」ですし、Stagger Leeは、ロイド・プライスよりも、先に聴いたドクター・ジョンのバージョンが印象深いです。
そして、C C Riderは、Chuck Willsのバージョンとともに、映画「オン・ステージ」でのElvisのパフォーマンスが頭に浮かびます。
また、このアルバムは、07年リリースですが、Down Home Bluesが選曲されており、その影響力の強さを改めて感じます。
もちろん、George Jackson作、Z.Z.Hillの名作です。
そして、Bobby BlandのFurther On Up the Roadは、テキサスでは、相変わらずの人気です。
ところで、この曲の題名ですが、Blandの原曲表記は、Further Up the Roadだと思います。
この曲は、取り上げている人によって、表記にバラツキがあるようで、以前から気になっていました。
例えば、Doug SahmとAugie Meyersが共同名義で出した、West Side Sound Rolls Againでは、Further On Down the Roadとなっています。
「Up」と「Down」では真逆ですが、英語表現としては大差ないのでしょうか?
また、「On」の存在も気になります。
これは、曲名にはないですが、歌詞では「 Further On Up…」と歌っているのではないか、と思うのですが…さて、どうでしょう?
というわけで、ざっとこんな感じなんですが、Jimmy ClantonのJust A Dreamもやっていて、やっぱりチカーノはみんな好きなんだな、と嬉しくなりました。
これで、T-Boneや、Funky Soul以前のJBとかもやってたら、さらに評価に手心を加えて、多少の軟弱さは赦しちゃうところですが…。
とりあえず、音はこんな感じです。
うーん、ゆるすぎますか?
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