2010年08月21日
テックス・メックス・ビートルズ
今回は、前回とのある繋がりから、The Krayolasの08年作La Conquistadoraを選びました。
Krayolasというバンドをご存知でしょうか？
La Conquistadoraは、タイトルからしてスペイン語ですし、メンバーが1人も写っていない絵画ジャケットを見ても、私の物欲センサーに入ってくる要素はかなり薄いです。
1. Catherine
2. La Conquistadora
3. We've Got A Secret (Augie Meyers作)
4. Yakity Song
5. Deciever
6. Nolan Street Bridge
7. Alex
8. Statue of Love
9. What You Gonna Do for Love (Augie Meyers作)
10. Your Doorway Darling
11. Rescue Roses
12. Little Fox (Augie Meyers作)
13. I Wished You Well
実際、このアルバムは、私にとって、彼らとのセカンド・コンタクトに当たります。
私が最初に聴いたKrayolasのアルバムは、Best Riffs Onlyと言うもので、こちらは、イケてないジャケット・デザインだけを見ていると、60年代にシングルのみリリースして、ついにアルバムが出せなかった泡沫ガレージ・バンドの編集盤かと思いました。
とても、現役のバンドのアルバムとは思えません。
しかし、アルバムを紹介する惹き文句を読んで、私は俄然興味を持ちました。
彼らは、しばしばテックス・メックスのビートルズと称されるバンドだというのです。
しかも、Doug Sahmとも交流があるとのことです。関心を持たずにはいられません。
早速、Best Riffs Onlyを入手して聴いてみました。
「がーん」と頭を殴られるような、ファースト・インパクトが押し寄せてきました。
これは良いです。
特に、1曲目のAll I Do Is Tryは、マージー・ビート風のメロディに、ドライヴするドラム、青いボーカル、ハンド・クラッピング、そしてクローズド・ハーモニーが被さってくる、まさにビートルズを思わせるポップでキャッチーな1曲です。
ガレージな雰囲気のギター・バンド・スタイルもかっこいいです。
アルバムのライナーを読むと、録音メンツには、Doug Sahm人脈のLouie Bustosや、Charlie McBurneyといったホーン陣の名前があって、ますます嬉しくなりました。
このアルバムの収録曲は、77年から88年のシングルを中心にコンパイルしたもので、私の最初の印象も、あながち完全な見当はずれとは言えなかったのでした。
バンドの基本編成は、ギター2本に、べース、ドラムスというベーシックなスタイルです。
Hector SaldanaとDavid Saldanaという、姓が同じ二人のメンツが中心のようですが、兄弟なんでしょうか？
ヘクトール・サラダーニャが、リズム・ギターで、ダビッド・サラダーニャはドラムスですが、ときにはピアノも弾きます。
リード・ボーカルは、曲によって歌い分けているようで、All I Do Is Tryは、ヘクトールが歌ったものでした。
さて、La Conquistadoraです。このアルバムには、Augie Meyersが、オルガン、ピアノ、アコーディオンで参加しており、曲も3曲提供しています。
そのうちの1曲が、前回とりあげたSir Douglas Quintetの編集盤、Scandinavian Yearsにセレクトされていた曲、What You Gonna Do For Love？なのです。
前回とのつながりと最初に言ったのは、そういうことです。
録音は、サンアントニオです。
ちなみに、最新作Long Leaf PineをアマゾンUSで試聴したところ、これまたScandinavian Years収録曲のI Wanna Fall In Love Againをやっていました。
こちらも、オーギーの作品です。
そして、Doug Sahm and Bandの収録曲、It's Gonna Be Easyもやっているようです。
再生時間が短いので確証はないですが、多分間違いないと思います。
このユニークなパーソナリティは、貴重だと思います。
あまり、メジャーになったりせず、いつまでもかっこいいサウンドを聴かせてほしい、と勝手な願いをしてしまう一ファンなのでした。
Krayolasというバンドをご存知でしょうか？
La Conquistadoraは、タイトルからしてスペイン語ですし、メンバーが1人も写っていない絵画ジャケットを見ても、私の物欲センサーに入ってくる要素はかなり薄いです。
La Conquistadora
The Krayolas
The Krayolas
1. Catherine
2. La Conquistadora
3. We've Got A Secret (Augie Meyers作)
4. Yakity Song
5. Deciever
6. Nolan Street Bridge
7. Alex
8. Statue of Love
9. What You Gonna Do for Love (Augie Meyers作)
10. Your Doorway Darling
11. Rescue Roses
12. Little Fox (Augie Meyers作)
13. I Wished You Well
実際、このアルバムは、私にとって、彼らとのセカンド・コンタクトに当たります。
私が最初に聴いたKrayolasのアルバムは、Best Riffs Onlyと言うもので、こちらは、イケてないジャケット・デザインだけを見ていると、60年代にシングルのみリリースして、ついにアルバムが出せなかった泡沫ガレージ・バンドの編集盤かと思いました。
とても、現役のバンドのアルバムとは思えません。
しかし、アルバムを紹介する惹き文句を読んで、私は俄然興味を持ちました。
彼らは、しばしばテックス・メックスのビートルズと称されるバンドだというのです。
しかも、Doug Sahmとも交流があるとのことです。関心を持たずにはいられません。
早速、Best Riffs Onlyを入手して聴いてみました。
「がーん」と頭を殴られるような、ファースト・インパクトが押し寄せてきました。
これは良いです。
特に、1曲目のAll I Do Is Tryは、マージー・ビート風のメロディに、ドライヴするドラム、青いボーカル、ハンド・クラッピング、そしてクローズド・ハーモニーが被さってくる、まさにビートルズを思わせるポップでキャッチーな1曲です。
ガレージな雰囲気のギター・バンド・スタイルもかっこいいです。
アルバムのライナーを読むと、録音メンツには、Doug Sahm人脈のLouie Bustosや、Charlie McBurneyといったホーン陣の名前があって、ますます嬉しくなりました。
このアルバムの収録曲は、77年から88年のシングルを中心にコンパイルしたもので、私の最初の印象も、あながち完全な見当はずれとは言えなかったのでした。
バンドの基本編成は、ギター2本に、べース、ドラムスというベーシックなスタイルです。
Hector SaldanaとDavid Saldanaという、姓が同じ二人のメンツが中心のようですが、兄弟なんでしょうか？
ヘクトール・サラダーニャが、リズム・ギターで、ダビッド・サラダーニャはドラムスですが、ときにはピアノも弾きます。
リード・ボーカルは、曲によって歌い分けているようで、All I Do Is Tryは、ヘクトールが歌ったものでした。
さて、La Conquistadoraです。このアルバムには、Augie Meyersが、オルガン、ピアノ、アコーディオンで参加しており、曲も3曲提供しています。
そのうちの1曲が、前回とりあげたSir Douglas Quintetの編集盤、Scandinavian Yearsにセレクトされていた曲、What You Gonna Do For Love？なのです。
前回とのつながりと最初に言ったのは、そういうことです。
録音は、サンアントニオです。
ちなみに、最新作Long Leaf PineをアマゾンUSで試聴したところ、これまたScandinavian Years収録曲のI Wanna Fall In Love Againをやっていました。
こちらも、オーギーの作品です。
そして、Doug Sahm and Bandの収録曲、It's Gonna Be Easyもやっているようです。
再生時間が短いので確証はないですが、多分間違いないと思います。
このユニークなパーソナリティは、貴重だと思います。
あまり、メジャーになったりせず、いつまでもかっこいいサウンドを聴かせてほしい、と勝手な願いをしてしまう一ファンなのでした。
こちらは、Augie作のLittle Foxです。
そして、77年の1stシングル、All I Do Is Tryです。
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