2010年11月10日
嵐の時代にケ・セラ・セラ
9日は、少し時間があったので、スピーカーの背後に隠れていた、レコード棚の最下段のガラス扉を、何年振りかで開けてみました。
いくつか手にとって、しげしげと眺めたレコードが何枚かあったのですが、中でも、あまりにも懐かしい1枚が出てきましたので、今回はそれを聴きます。
Side one
1. Ferry Cross The Mersey : Gerry And Pacemakers
2. Abyssinian Seacret : Cilla Black
3. Sanday : The Swinging Blue Jeans
4. Everything In The Garden : The Fourmost
5. Break-A-Way : Beryl Marsden
6. Que Sera Sera : Earl Royce & The Olympics
7. America : Rory Storm & Hurricaines
8. I Gotta Woman : The Black Knights
9. I Love Her : The Kubas
10. Why Don't You Love Me : The Blackwells
Side Two
1. Skinnie Lizzie : Gerry And Pacemakers
2. One Way Ticket : Casey Jones And The Engineers
3. It's Too Late Now : The Swinging Blue Jeans
4. Angel Of Love : The Black Knights
5. I Really Do : Earl Royce & The Olympics
6. Magic Potion : The Kubas
7. For No One : Cilla Black
8. The First Cut Is Deepest : The Koobas
9. Don't You Do It No More : Billy J. Kramer And The Dakotas
10. How I Won The war : Musketter Gripweed And The Third Troop
このアルバムは、83年に、女の子が額に手をかざして遠くを見つめるロゴマークも懐かしい、See For Milesが製作して、英チャーリがー配給(?)した、60sブリティッシュ・ビート・バンドのコンピレーションです。
中身は、20曲入りですが、そのうちA3,5,7とB2,3,8を除く全ての曲が、ジョージ・マーティン製作で、ほとんど「ジョージ・マーティン・ワークス」とでも呼びたい内容になっています。
このうちの数バンドは、ブライアン・エプスタインがマネージメントしていたアーティストだと思います。
シラ・ブラックとか、フオーモスト、ビリー・J・クレイマー&ダコタスなんかは、確かそうですよね。
音源としては、63年から68年までのものをコンパイルしていますが、この6年間というのは、嵐のような騒ぎだったに違いないです。
英ビート・バンド時代の栄枯盛衰を記録した1枚と言えるかも知れません。
ほとんどが、絶頂期、または爆発直前の時期のものが多いと思われますが、B面の最後あたりになると、さすがに時代の移り変わりを感じます。
B8に入っているKoobasというバンドは、全く知りませんが、やっているThe First Cut Is Deepestは、ロッド・スチュワート盤で有名な、キャット・スティーヴンスの名曲です。
今日のビリが、明日のトップになるかも知れない時代が、すぐそこまで迫っていたのでした。
全体的に、ビート・バンド時代の爆発直前から最盛期のバンドの演奏は、時代の勢いを感じます。
中でも、私が初めて聴いたときから気に入って、注目しているのが、アール・ロイス&オリンピックスのQue Sera Seraと、ロリー・ストーム&ハリケーンズのAmericaです。
ロリー・ストーム&ハリケーンズは、ビートルズ加入前に、リンゴ・スターがドラムを叩いていたバンドとして有名ですね。
このAmericaという曲は、ウエスト・サイド・ストーリーの挿入歌です。
しかし、私の一押しは、何と言っても、アール・ロイス&オリンピックスのQue Sera Seraです。
このツイスト・アンド・シャウトのパターンを借りたような、リズム・アレンジがたまりません。
久しぶりに聴いて、大興奮しました。
しかも、好きものは、世界のどこかにひっそりといるようで、YouTubeにアップしている人がいました。
ありがとう。
ギークな趣味のあなたが好きです。
ところで、Gerry And PacemakersのGerryのファミリー・ネームは、 Marsdenじゃなかったですか?
そして、Break-A-Wayを歌っている、Beryl Marsdenは、彼の妹だったのでは?
Break-A-Wayは、本人のジャッキー・デ・シャノン盤も、アーマ・トーマス盤も、私は大好きです。
いくつか手にとって、しげしげと眺めたレコードが何枚かあったのですが、中でも、あまりにも懐かしい1枚が出てきましたので、今回はそれを聴きます。
Liverpool 1963-1968
Side one
1. Ferry Cross The Mersey : Gerry And Pacemakers
2. Abyssinian Seacret : Cilla Black
3. Sanday : The Swinging Blue Jeans
4. Everything In The Garden : The Fourmost
5. Break-A-Way : Beryl Marsden
6. Que Sera Sera : Earl Royce & The Olympics
7. America : Rory Storm & Hurricaines
8. I Gotta Woman : The Black Knights
9. I Love Her : The Kubas
10. Why Don't You Love Me : The Blackwells
Side Two
1. Skinnie Lizzie : Gerry And Pacemakers
2. One Way Ticket : Casey Jones And The Engineers
3. It's Too Late Now : The Swinging Blue Jeans
4. Angel Of Love : The Black Knights
5. I Really Do : Earl Royce & The Olympics
6. Magic Potion : The Kubas
7. For No One : Cilla Black
8. The First Cut Is Deepest : The Koobas
9. Don't You Do It No More : Billy J. Kramer And The Dakotas
10. How I Won The war : Musketter Gripweed And The Third Troop
このアルバムは、83年に、女の子が額に手をかざして遠くを見つめるロゴマークも懐かしい、See For Milesが製作して、英チャーリがー配給(?)した、60sブリティッシュ・ビート・バンドのコンピレーションです。
中身は、20曲入りですが、そのうちA3,5,7とB2,3,8を除く全ての曲が、ジョージ・マーティン製作で、ほとんど「ジョージ・マーティン・ワークス」とでも呼びたい内容になっています。
このうちの数バンドは、ブライアン・エプスタインがマネージメントしていたアーティストだと思います。
シラ・ブラックとか、フオーモスト、ビリー・J・クレイマー&ダコタスなんかは、確かそうですよね。
音源としては、63年から68年までのものをコンパイルしていますが、この6年間というのは、嵐のような騒ぎだったに違いないです。
英ビート・バンド時代の栄枯盛衰を記録した1枚と言えるかも知れません。
ほとんどが、絶頂期、または爆発直前の時期のものが多いと思われますが、B面の最後あたりになると、さすがに時代の移り変わりを感じます。
B8に入っているKoobasというバンドは、全く知りませんが、やっているThe First Cut Is Deepestは、ロッド・スチュワート盤で有名な、キャット・スティーヴンスの名曲です。
今日のビリが、明日のトップになるかも知れない時代が、すぐそこまで迫っていたのでした。
全体的に、ビート・バンド時代の爆発直前から最盛期のバンドの演奏は、時代の勢いを感じます。
中でも、私が初めて聴いたときから気に入って、注目しているのが、アール・ロイス&オリンピックスのQue Sera Seraと、ロリー・ストーム&ハリケーンズのAmericaです。
ロリー・ストーム&ハリケーンズは、ビートルズ加入前に、リンゴ・スターがドラムを叩いていたバンドとして有名ですね。
このAmericaという曲は、ウエスト・サイド・ストーリーの挿入歌です。
しかし、私の一押しは、何と言っても、アール・ロイス&オリンピックスのQue Sera Seraです。
このツイスト・アンド・シャウトのパターンを借りたような、リズム・アレンジがたまりません。
久しぶりに聴いて、大興奮しました。
しかも、好きものは、世界のどこかにひっそりといるようで、YouTubeにアップしている人がいました。
ありがとう。
ギークな趣味のあなたが好きです。
ところで、Gerry And PacemakersのGerryのファミリー・ネームは、 Marsdenじゃなかったですか?
そして、Break-A-Wayを歌っている、Beryl Marsdenは、彼の妹だったのでは?
Break-A-Wayは、本人のジャッキー・デ・シャノン盤も、アーマ・トーマス盤も、私は大好きです。
こちらは、ケ・セラ・セラです。
そして、こちらが、アメリカです。
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