アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

お久しぶりです伯爵、もちろん覚えてますとも

 今回は、「LP棚をごそごそやってたら、こんなのが出てきました、全く身に覚えがありません」というお話です。
 ジャケットを見ても、なんのイメージもわいてきません。

 バンド名が、パワー・トリオということなので、ギター、ベース、ドラムスのトリオで、うるさめのギター・バンドかな?…くらいの感想です。
 しかし、実態は、バックがトリオなわけで、フロント・マンを加えると4人編成のバンドなのでした。


I Like My Job !
Duke Tumatoe And The Power Trio

Side A
1. Get Loose !
2. Shakey Ground
3. If I Hadn't Been High
4. Bar-B-Que

Side B
1. Tie You Up
2. More Love 、More Money
3. Can't Judge A Book
4. Sweet Home Chicago

 フロント・マンの名前は、どう読むんでしょうか?
もともとカタカタ表記することには、限界があるとはいえ、気になります。

 デューク・タメトウでしょうか?
なんか、変ですね。MCがコールしている動画があればいいんですが…。

 全く記憶にないこのアルバムですが、購入した理由は、裏ジャケを見てわかりました。
 そこには、Produced By John Fogertyの文字が燦然と輝いています。
レーベルは、ワーナーです。

 89年リリースですので、ジョンのキャリアでいうと、アイ・オブ・ザ・ゾンビーのあたりでしょうか?
 再び、長い休憩に入る前の時期のような気がします。

 さて、肝心の音ですが、以外にすっきりした音をだしている、ファンキーなブルース・バンドです。
 しかも、予想外にも、ライヴ・アルバムなのでした。
 アマゾンで検索すると、なんと今でも活動しているようで、驚きです。

 レビューなどを読むと、シカゴ・スタイルのブルース・バンドという紹介がされているようです。
 しかし、シカゴ・ブルースというと、チェスとか、ヴィー・ジェイをイメージすると、いまいちイメージがあいません。

 まあ、シカゴといっても、オーティス・ラッシュとか、バデイ・ガイとか、B.B.の洗礼を受けた、スクイーズ系の巨人がいるわけですから、いつまでも、ハープとか、ウォーキン・ベースとか言うのは、Pヴァインのチェスのリイシューで育った日本人ファンだけかも…。

 でも、パブリック・イメージって、本当に大事で、強烈なパブリック・イメージがあるからこそ、ものまねとか、パロディが成立するわけです。
 その点、このサウンドは、私の思うシカゴ・ブルースの範疇と直結していません。

 では、気に入らないのかというと、そんなことはなく、ファンキー・ブルースは好物のひとつなのでした。


 曲は、ほとんど自作で、A面のShakey Groundなどは、デルバート・マクリントンかと思いましたが、やはり本人の自作でした。

 B面の最後の2曲のみカバーで、Can't Judge A Bookは、ウイリー・ディクスン作となっており、曲の感じから、ボ・デイドリーの曲のような感じがします。
 ウイリー・ディクスンって、ボ・ディドリーにも書いてましたっけ?
そういえば、Dr.Feelgoodがやっていたような気が…。

 そして、ラストは、ロバート・ジョンスン作とクレジットされている、大スタンダードです。
こちらは、「なるほど、シカゴですね」と、うなずかせる仕上がりです。
 これこそ、ブルース・ブラザースでの、マット・マーフィーをイメージさせる、納得の演奏になっています。
 ハープも、ウォーキン・ベースもなくとも、やはりイメージの力は偉大なのでした。

 動画を探したところ、なんと、ジョージ・サラグッド、ジョン・フォガティ、そして本日の主役、デュークなんとかさんが、共演しているものがありましたのでご紹介します。

 サラグッドが主役のようなステージですが、バックは、パワー・トリオですので、彼らのギグに、キャメロンと、ジョージがゲスト参加したのでしょう。
 なかほどで、デュークのギター・ソロ・シーンがあります。
 曲は、なんと「ベートーベンをぶっ飛ばせ」です。






この記事へのコメント

   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。