樹木の幹に相当する稈は最初は緑色で、タケノコが伸びて1年目の秋から冬に掛けて艶のある黒色に変化すると言う。
広島大総合科学部長の山田俊弘教授(54)=植物生態学=によると、稲科のクロチクは花弁がなく、複数の小穂が集まり、そこから雄蕊が垂れ下がるのが開花した状態で、開花直後は緑色で咲き終えると茶色に変化。
竹はその後、数年に掛けて枯れてしまうと言う。
ここ15年程の間に開花が集中している理由について、小林研究員は明治後期の1902〜08年頃に起こった一斉開花から約120年の周期を迎えていると見られると説明。
只、開花のメカニズムに関しては研究途上で、実体は未だに不明と説明する。
一斉に咲いた後、一斉に枯れる事から「不吉の前兆」との言い伝えがある一方、滅多に咲かない事から吉兆と言う見方もあるクロチク。
愛媛新聞 皆の特報班から
一度見て見たいもんだ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image