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2018年01月19日
大腸CTアカデミア 嗅覚受容体の遺伝子の違いがパクチーの好き嫌いに関与している!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「関西大腸CTセミナー 2018」を開催します!
昨年、大変ご好評をいただきました
日時: 2017年1月20日(土)
場所: 大阪
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/177/0
昨年、ご参加いただいた方にも楽しめるよう、
鋭意、中身の濃い企画をご用意しております。
是非、お越しくださいね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
PubMedから、今日のつぶやき − 158 −
Eriksson N, et al. A genetic variant near olfactory receptor genes influences cilantro preference. Flavour 2012;1:22
論文「嗅覚受容体の遺伝子の違いがパクチーの好き嫌いに関与している」
の続きになります。
【結果】
パクチーが嫌いなヨーロッパ系の14,604名と、
パクチーが好きなヨーロッパ系の11,851名を調査した。
パクチーが嫌いな人、つまり石鹸のような臭いに感じる人には
第11染色体の嗅覚の受容体のなかにあるシングルヌクレオチド
rs7292101が存在することを発見した。
この嗅覚受容体遺伝子は「OR6A2」というもので、パクチーが嫌いな人
に特異的に存在していた。
【結論】
今回の検討から、パクチーの味覚には遺伝的差異が関与していることが示唆された。
【ご注意とお願い】
この論文は私の専門外のため、訳や説明の正しさが担保できていない
可能性があります。
ご理解のうえ、どうぞご容赦ください。
【コメント】
この論文は「Flavour」というジャーナルに掲載されました。
この論文の構成が面白いです。
【Background】→【Results and discussion】→【Conclusion】→【Methods】
なんですね。
現在では論文の募集もなく休刊のようです。
しかも、PubMedで検索ができませんね。
ご紹介してくれた隈元先生もエビデンスは必ずしも
高くないかもとおしゃっていました。
論文を斜め読みすると、原著論文では記載されることが多い
limitationが書かれていませんね。
まあ、でもこうした背景を理解した上でも面白い研究だとは思います。
Discussionの最後に書かれています。
この遺伝的な差異は絶対的なものではなく。
環境によって変化が生じえると。
つまり、食べなれると美味しく感じるようにもなると書かれています。
ただ、その根拠の記載がないような。
この論文の紹介は以上としたいと思います。
頭を柔軟にするうえでも、雑学としても面白いですね。
隈元先生、論文をご紹介いただきましてありがとうございました!
ふと思いました。
納豆も好き嫌いが分かれませんか!?
関西の人は嫌いな人が多いような。
関西と関東の人では、「嗅覚受容体遺伝子」に
違いがあるのでは!?
誰か一緒に研究しませんか〜〜
それでは、また。
原文
https://flavourjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/2044-7248-1-22
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが。
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2TPE3E+1OQ8HE+2CPQ+1BQJAB
プランを見るとYモバイルより条件いいかも・・
残念・・・。
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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。
<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。
<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。
<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。
<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。
<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。
<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。
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日本の大腸CT検査の知識のボトムアップを狙っています。
最新の世界の知識を身につけることで、患者さんに還元するのはもちろんですが、
きっと新しい研究の芽も生まれると信じています。
皆でパワーアップしていきたいですね!!
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・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【67名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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【結論】
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可能性があります。
ご理解のうえ、どうぞご容赦ください。
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この論文の構成が面白いです。
【Background】→【Results and discussion】→【Conclusion】→【Methods】
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現在では論文の募集もなく休刊のようです。
しかも、PubMedで検索ができませんね。
ご紹介してくれた隈元先生もエビデンスは必ずしも
高くないかもとおしゃっていました。
論文を斜め読みすると、原著論文では記載されることが多い
limitationが書かれていませんね。
まあ、でもこうした背景を理解した上でも面白い研究だとは思います。
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隈元先生、論文をご紹介いただきましてありがとうございました!
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大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
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<読影>
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<診断>
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<受診者の受容性>
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・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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