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2018年01月10日
大腸CTアカデミア 台湾住民検診での臨床試験への参加率がすごすぎる!!
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Rad Fan オンライン様に
メルマガ「大腸CT検査アカデミー」を
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ありがとうございます
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PubMedから、今日のつぶやき − 151 −
2017 Global Health Forum in Taiwan
10th International Asian Conference on Cancer Screening
台湾の学会参加で得た新知見をご紹介の続きです。
台湾の住民検診では臨床試験への参加を募集していることを
お伝えしました。
試験参加の説明と承諾が、
実にズラーッと並んだコーナーで説明されているんです。
実に豪快ですね。
住民検診での臨床試験への参加率はどの程度なのか聞いてみました。
なんと、9割以上だそうです。
すごすぎると思いませんか!?
今までにも複数の臨床試験が実施されてきています。
肝臓の線維化の程度評価(肝硬変のリスク評価)など行ってきています。
その機会をはじめてみました。
エコーで計測するのかと思いきや、住民検診ではそんなことできません。
数がこなせいないですから。
フランス製の測定装置でワンタッチで測定できるんですね。
決められた部位に当てると、線維化の程度が数値化して表示される装置です。
実物を見たのですが、私は日本では見たことがないです・・・。
ご存知の先生いらっしゃいますか?
さて、見学していた際に、募集していた臨床試験がなかなか面白いです!
住民検診において、ピロリ菌の検査も行うものなのですが、
臨床試験参加に同意いただいた住民はランダムに割り付けられます。
1)便潜血検査と便ピロリ抗原テストの併用群
2)便潜血検査のみの群
面白い研究だと個人的には思います。
次回、詳細にご説明しますね。
今日は短いのですが、このあたりにさせていただきます。
それでは、また。
学会ホームページ
http://www.ghftw.org/site/page.aspx?pid=901&sid=1123&lang=en
http://event.tmu.edu.tw/actnews/index.php?Sn=2722
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自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが。
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
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プランを見るとYモバイルより条件いいかも・・
残念・・・。
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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。
<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。
<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。
<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。
<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。
<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。
<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。
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日本の大腸CT検査の知識のボトムアップを狙っています。
最新の世界の知識を身につけることで、患者さんに還元するのはもちろんですが、
きっと新しい研究の芽も生まれると信じています。
皆でパワーアップしていきたいですね!!
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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タグ:台湾住民検診での臨床試験