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2018年08月08日

大腸CTアカデミア 2つの長い茎(ストーク)を有する大腸腺腫のケースレポート!!

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PubMedから、今日のつぶやき − 295 −


Nishikawa J, et al. Colon adenoma with 2 too-long stalks (with video). Gastrointest Endosc 2018; 87: 1590-1592.



さて、最近硬い論文が多かったので、
今日は頭をリフレッシュするような論文を取り上げてみたいと思います。


論文「2つの長い茎(ストーク)を有する大腸腺腫」のご紹介です。

山口大学の西川先生からの報告です。
内容はタイトルのそのまんまですね。

大腸腫瘍性病変の肉眼型(良性、早期がん)は
パリ分類上有茎性のIp, 無茎性のIs,
表面型のそれぞれIIa, IIb, IIcに分けられます。

Ip病変は茎がありますね。
その茎は当然1本なのですが、
この症例報告ではなんと茎が2本あるんですよ!

Fig
(ラインコミュニティ限定でアップさせていただきました)

面白くないですか!?

図Bはなんか、「たこ」みたい。
・・さすがに茎8本はありえませね。

この報告にはビデオがついています。
ポリペクの様子が下記から
動画で見られますよ!

http://qr.w69b.com/g/th9DAF2xy

2つの長い茎を有する大腸腺腫の報告はこれが世界で初めてだそうです。
大腸CT検査でこんな症例が見つかれば、
良いジャーナルに載せられますね!


それでは、また。


原文
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0016510717325312?via%3Dihub


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。



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2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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