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2019年10月08日

大腸CTアカデミア 還納困難ストーマにグラニュー糖を振りかけると!?

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまります!!

1 .第1 回技師認定申請書類提出期限
2020年4月1日〜 6月30日

2 .申請には
第59回日本消化器がん検診学会総会
(2020年6福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆





PubMedから、今日のつぶやき − 581 −


Mohammed O, et al. Granulated sugar to reduce an incarcerated prolapsed defunctioning ileostomy. BMJ Case Rep. 2013 Feb 28;2013. pii: bcr2012007565. doi: 10.1136/bcr-2012-007565.




論文「脱出嵌頓した回腸ストーマに対する
グラニュー糖の有用性」のご紹介です。

【症例報告】
還納困難ストーマに対して
家庭用のグラニュー糖1kgを
脱出ストーマに散布し15分ほど経過をみた。

Figure 2.
グラニュー糖を振りかけた脱出ストーマ
ラインコミュニティ限定で配信しました。

脱出腸管は縮小し、
再度、用手還納を行ったところ
無事に還納した。

Figure 3.
用手還納が成功したストーマ
ラインコミュニティ限定で配信しました。

用手還納後、経過をみる目的で
1泊入院とした。

合併症等を認めず退院となった。

放射線治療が続けられている。

9か月が経過したが
回腸ストーマの脱出嵌頓の再発はみられない。

(感想)
写真が説得力ありますね。

浸透圧を利用した治療として
安価に安全に行える方法として有用そうですね。

糖尿病がある人には禁忌なのでしょうか??

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3604428/

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。








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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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