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posted by fanblog

2018年07月27日

大腸CTアカデミア 日本でも大腸CT(CT colonography)検査の充実したトレーニングシステムが必要ですね!

★★━━━━☆☆おすすめの備え☆☆━━━━★★
災害時の備えをご紹介しています!!
飲料水」編です。
食料」編です。
モバイルバッテリー」編です。

東日本大震災から7年になりました。
大阪の地震や西日本の大水害もありましたので
災害対策の見直しもおすすめです。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★






PubMedから、今日のつぶやき − 287 −

Sali L, et al. Computer-based self-training for CT colonography with and without CAD.
Eur Radiol. 2018 May 23. doi: 10.1007/s00330-018-5480-5. [Epub ahead of print]



おはようございます!


それでは、論文
「コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニング
コンピュータ支援診断(CAD)を用いた場合と用いない場合との比較」
のご紹介です。

【方法】
最終評価テストのあとに
トレーニングにおけるCADの必要性について
両群に対して4段階評価によるアンケート調査を実施した。

コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニングは
im3D Self-TRAINING (Turin, Italy)を使用した。
【イメージ1】
(ラインコミュニティ限定でアップさせていただきました)

トレーニング150症例には、
72のポリープと18の大腸がん病変が含まれ、
患者別にみると62症例が陽性。

細かい内訳は
【Table 1】
(ラインコミュニティ限定でアップさせていただきました)

タギングはおこなわれており、腸管洗浄剤も使用されていますね。

読影が一例ごとに終わると、
エキスパートが標識した病変が2D像および3D像で
自動で表示され、
内視鏡によるサイズ計測や病理組織的診断結果も
表示されるようになっている。
最終的に、読影者の真陽性、偽陽性、偽陰性が
まとめてパネルに表示される。

(感想)
素晴らしいトレーニングシステムですね。

ただ、噂で聞いただけの昔の情報ですが、
少々お高いようです。

日本でも私どもは、ボランティアで
読影トレーニングを実施してきましたが、
効率的なシステムにする必要はありますね。

そこには認定制度や標準化を目指した
制度つくりが要になってくるでしょう。

今日は短いのですがこのあたりにしますね。

それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29796918


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。


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■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


●お願いとお断り●
 本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
 著者に無断で各種メディアに貼り付ける
 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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