2018年07月25日
大腸CTアカデミア CADは読影トレーニングのラーニングカーブにどの程度寄与するのか!?
★★━━━━☆☆おすすめのテキスト☆☆━━━━★★
大腸肛門病センター高野病院
理事・副院長の野崎 良一先生が
大腸内視鏡検査で必須手技である
「コールド・ポリペクトミー」の
実践マニュアルを発刊されました!!
大腸内視鏡検査に関わっているスタッフに
超お薦めの一冊です!
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 285 −
Sali L, et al. Computer-based self-training for CT colonography with and without CAD.
Eur Radiol. 2018 May 23. doi: 10.1007/s00330-018-5480-5. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニング
コンピュータ支援診断(CAD)を用いた場合と用いない場合との比較」
のご紹介です。
【イントロダクション後半】
読影トレーニングにおけるCADの役割について
今まで調べられてこなかった。
今までの初心者におけるCADの有用性に関する研究は
CADがどの程度精度の向上に寄与したかをみたものであり、
トレーニング中にCADを使用することの意義について
検討したものではない。
従って、CADが読影トレーニングのラーニングカーブに
どの程度寄与するのかを検討することとした。
多施設研究として、
コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニングが
初心者の大腸病変検出の感度と特異度を改善するかを
調査した。
また、トレーニング中のCADの使用をする場合と
使用しない場合とで感度や特異度の検出精度向上に
影響するかについても評価した。
(感想)
トレーニング方法を吟味するのは
やはり欧米の方が得意ですね。
近年、日本でも徐々にトレーニングプログラムについて
関心が集まってきて、学会等で実施されるようになってきました。
ただ、トレーニングの向上のための研究は
いまだに日本では活発ではないように思います。
根拠のないトレーニングプログラムも
残念ながらまだまだ見られるようです。
今日はこのあたりにしますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29796918
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★━━━━☆☆おすすめの備え☆☆━━━━★★
災害時の備えをご紹介しています!!
「飲料水」編です。
「食料」編です。
「モバイルバッテリー」編です。
東日本大震災から7年になりました。
大阪の地震や西日本の大水害もありましたので
災害対策の見直しもおすすめです。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【90名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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CADがどの程度精度の向上に寄与したかをみたものであり、
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検討したものではない。
従って、CADが読影トレーニングのラーニングカーブに
どの程度寄与するのかを検討することとした。
多施設研究として、
コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニングが
初心者の大腸病変検出の感度と特異度を改善するかを
調査した。
また、トレーニング中のCADの使用をする場合と
使用しない場合とで感度や特異度の検出精度向上に
影響するかについても評価した。
(感想)
トレーニング方法を吟味するのは
やはり欧米の方が得意ですね。
近年、日本でも徐々にトレーニングプログラムについて
関心が集まってきて、学会等で実施されるようになってきました。
ただ、トレーニングの向上のための研究は
いまだに日本では活発ではないように思います。
根拠のないトレーニングプログラムも
残念ながらまだまだ見られるようです。
今日はこのあたりにしますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29796918
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
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2017年末で終了いたしました。
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