2018年08月03日
大腸CTアカデミア 新しい技術を身につけるためにはエビデンスのある方法でのトレーニングが大切!!
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Rad Fan オンライン様にメルマガ「大腸CT検査アカデミー」を
ご紹介いただきました!
ありがとうございます
RadFan2018年7月号は特集1 「CTコロノグラフィ攻略マニュアル」です!!
全国の大腸CT検査の達人にご執筆いただきました!!
なんと本文中で解説している症例の動画が見れますよ!!
「Rad Fan」様のメルマガもおすすめですよ!
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PubMedから、今日のつぶやき − 292 −
Sali L, et al. Computer-based self-training for CT colonography with and without CAD.
Eur Radiol. 2018 May 23. doi: 10.1007/s00330-018-5480-5. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニング
コンピュータ支援診断(CAD)を用いた場合と用いない場合との比較」
のご紹介です。
【考察】
本研究では、結果のいくつかの項目で施設間格差を認めた。
患者別特異度、CADを使用した場合の病変別感度である。
こうした違いは、施設間の通常CTの症例数(経験数)、
初期講義のレベルなどに起因したと考えられる。
しかしながら、読影者間の差はありながらも
トレーニングを通して精度の向上が認められた。
(感想)
トレーニングを積むことにより読影精度は向上します。
ただし、この論文内でもトレーニング症例は
内視鏡で結果が確認されている症例データを使用することが
しつこく記載されています。
昨日取り上げたACRやESGARの声明でも同様ですね。
大切なことは、臨床症例をいくら積み上げても
精度が高い域にまで到達しないということです。
各読影者特有の偽陽性・偽陰性に気付かず
またピットフォールも十分に理解していない可能性が
あるから当然ですね。
面倒ではあっても、新しい技術を身につける際には
エビデンスのある方法でのトレーニングが大切です。
今日は短いのですがこのあたりにしますね。
良い週末をお過ごし下さい。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29796918
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★━━━━☆☆おすすめのテキスト☆☆━━━━★★
日本消化器内視鏡学会 (監修)の新刊がでました!
下部消化管内視鏡スクリーニング検査マニュアル
最新のエビデンス、情報、テクニックなどが満載です。
内視鏡検査が困難な場合の
大腸がんスクリーニングとして
「大腸CT検査(CT colonography)」のご紹介
をさせていただきました。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【90名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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またピットフォールも十分に理解していない可能性が
あるから当然ですね。
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エビデンスのある方法でのトレーニングが大切です。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29796918
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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
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ボランティアによる読影トレーニングの実施は
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