2018年04月27日
大腸CTアカデミア 受診率を考慮に入れた費用対効果 〜大腸内視鏡検査 vs 大腸CT検査〜
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大腸CTアカデミア
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PubMedから、今日のつぶやき − 226 −
van der Meulen MP, et al. Colorectal Cancer: Cost-effectiveness of Colonoscopy versus CT Colonography Screening with Participation Rates and Costs. Radiology 2018 Feb 27:162359. doi: 10.1148/radiol.2017162359. [Epub ahead of print]
論文「受診率を考慮に入れた大腸がん検診の費用対効果
大腸内視鏡検査 vs 大腸CT検査」
のご紹介です。
背景が現状の整理をしてくれていますので、
一緒に読んでいきましょう。
【背景】
大腸がんは西欧諸国では
癌死因の第2位である。
大腸腫瘍性病変の早期発見と治療は、
大腸がんの罹患と死亡を低減する。
便潜血検査とS状結腸鏡検査の実施は
ランダマイズコントロールスタディにより
大腸がんによる死亡率を
減少する効果が証明されている。
大腸内視鏡検査は大腸検査の
基準スタンダードであり、
腫瘍性病変の切除も可能である。
ただ、大腸内視鏡検査による大腸がんの予防効果は
現段階では間接的なエビデンスがあるに過ぎない。
大腸内視鏡検査を検診として使用する場合には、
患者さんの受容性が低いこと、
偶発症リスク、
ハイコスト、
内視鏡実施キャパシティの限界
などの課題・問題がある。
こうした課題は、
より低侵襲の検査でリスクのある患者さんを
拾い上げて、大腸内視鏡検査にまわすことにより
負担の軽減が可能である。
大腸CT検査は、
検査が低侵襲、
腸管前処置の軽減、
少ない偶発症リスク
の点から、必要な患者さんを
有効的に大腸内視鏡検査にまわすことのできる
検査法である。
しかし、対象者全員が必ず両検査の
どちらかを受けるという仮定のもとで
費用対効果を比較した3つの研究では、
大腸内視鏡検査による検診は
大腸CT検査による検診よりも
コスパが良いという結果が報告されいる。
当然のことながら、受診率が下がれば
両検査ともその効果とコストの結果に
影響する。
(感想)
研究の背景がよく伝わってきますね。
こうした従来の疑問を解決する
素晴らしい研究だと思います。
面白いので、続けますね。
それでは、良い週末をお過ごしください!。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29485322
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが、UQモバイルもいいですね!
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
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ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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タグ:受診率
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