2019年04月01日
大腸CTアカデミア 大腸癌検診において、大腸内視鏡検査よりも大腸CT検査の方がローコスト!?
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PubMedから、今日のつぶやき − 455 −
Sawhney TG, et al. Computed Tomography Colonography Less Costly Than Colonoscopy for Colorectal Cancer Screening of Commercially Insured Patients. Am Health Drug Benefits 2018; 11: 353-361.
今回から
論文「民間保険に加入している患者の大腸癌検診は
大腸内視鏡検査よりも大腸CT検査の方がローコストである」
をご紹介します。
アメリカでは公的医療保険が受けられる人の制度として
メディケア(Medicare)とメディケイド(Medicaid)の二つがあります。
ご存知のように、メディケアは、65歳以上の高齢者、障がい者、
透析や移植を必要とする重度の腎障害を持つ人を対象とした制度です。
一方、メディケイドは、低所得者を対象としています。
これら公的医療保険の対象者は、全体の13.5%程度に過ぎませんので
残りの人は民間医療保険に加入する必要があります。
こうしてみると日本の国民皆保険は素晴らしいといえますが、
民間医療保険でない分、国民側の医療に関するコスト意識が
アメリカより弱いのではないでしょうか。
内視鏡検査は素晴らしい検査ではありますが、
そのコストにもキチンと目を向ける必要があるでしょう。
大腸癌診断における二つの精検法(米国では検診としても活用されています)
についてみてみましょう。
【アブストラクト】
背景:
大腸CT検査は先行研究から受診者の高い受容性や
検診受診率向上などで効果があることが見込まれている。
しかしながら、アメリカで民間保険に加入している患者の
大腸癌検診において大腸CT検査が大腸内視鏡検査より
費用の点で優れているかどうかの評価はなされてこなかった。
目的:
アメリカで民間保険に加入している患者の
大腸癌検診に対するコストを
大腸CT検査と大腸内視鏡検査とで比較検討した。
(感想)
検査にかかるコスト比較として
一概に日本と比較できるものではありません。
ただ、知識として知っておくことは有用だと思いますし、
意識できるようになることも大切だと思っています。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30647823
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
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2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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背景:
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費用の点で優れているかどうかの評価はなされてこなかった。
目的:
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大腸癌検診に対するコストを
大腸CT検査と大腸内視鏡検査とで比較検討した。
(感想)
検査にかかるコスト比較として
一概に日本と比較できるものではありません。
ただ、知識として知っておくことは有用だと思いますし、
意識できるようになることも大切だと思っています。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30647823
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