2019年04月03日
大腸CTアカデミア 4つのシナリオのうちもっとも高額な大腸CT検査でも、その検査コストは内視鏡に比べて2割以上安い
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第58回日本消化器がん検診学会総会が
川崎医科大学総合医療センター健康管理学
教授 鎌田 智有先生の会長のもと
2019年6月7ー8日に岡山で開催されます!
パネルディスカッション3
新しい対策型大腸がん検診精密検査法としての
大腸CT検査の現状と課題
が議論されます。司会は野崎先生と松本先生です。
ナガイチは教育講演2で
科学的根拠に基づいた大腸CT診断をおこなうために
のお話をさせていただきます。
是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 457 −
Sawhney TG, et al. Computed Tomography Colonography Less Costly Than Colonoscopy for Colorectal Cancer Screening of Commercially Insured Patients. Am Health Drug Benefits 2018; 11: 353-361.
中国では個人の格付けが本格的に導入されつつあります。
先日のクローズアップ現代にも取り上げられましたね。
日本でもその動きが出始めています。
場合によっては本人に知らされずに勝手に格付けがされるようになるかもしれません。
遠隔読影で診断精度や期日の厳守、病院での勤怠状況・患者さん受け
などなど格付けされ、それが給与や昇進に反映されるとしたら・・
ある意味、上司の好き嫌いだけで判断されるよりは良いのかもしれません。
皆さんはどうお考えになりますか?
さて、それでは
論文「民間保険に加入している患者の大腸癌検診は
大腸内視鏡検査よりも大腸CT検査の方がローコストである」
をご紹介します。
【アブストラクト】
結果:
2016年において検診目的の
大腸内視鏡検査に民間保険会社が支払った平均額は2033ドル
(本日のレートで約22万4000円)(N = 406,068人)
1年単位でみた場合の一人当たりの平均費用は340ドル。
(本日のレートで約3万7500円)
4つのシナリオのうちもっとも高額な大腸CT検査では
コストは内視鏡に比べて22%低く
1年単位でみた場合の一人当たりの平均費用は265ドル。
(本日のレートで約2万9250円)
コストが安くなった理由は麻酔のコストと
病理検査の費用の減少によるものであった。
(感想)
日本でもこうした費用の検討は必要ですね。
実際に受診された患者さんで計算するのではなく
対象となる住民あたりで計算することも大切です。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30647823
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【103名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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日本でもその動きが出始めています。
場合によっては本人に知らされずに勝手に格付けがされるようになるかもしれません。
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などなど格付けされ、それが給与や昇進に反映されるとしたら・・
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大腸内視鏡検査よりも大腸CT検査の方がローコストである」
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結果:
2016年において検診目的の
大腸内視鏡検査に民間保険会社が支払った平均額は2033ドル
(本日のレートで約22万4000円)(N = 406,068人)
1年単位でみた場合の一人当たりの平均費用は340ドル。
(本日のレートで約3万7500円)
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コストは内視鏡に比べて22%低く
1年単位でみた場合の一人当たりの平均費用は265ドル。
(本日のレートで約2万9250円)
コストが安くなった理由は麻酔のコストと
病理検査の費用の減少によるものであった。
(感想)
日本でもこうした費用の検討は必要ですね。
実際に受診された患者さんで計算するのではなく
対象となる住民あたりで計算することも大切です。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30647823
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