2017年09月14日
大腸CT検査(CT colonongraphy)全国集計の結果の概要を大公開!!
おはようございます!
2018年3月11(日)に金沢で「第12回消化管先進画像診断研究会 (GAIA) 」
が開催されます。
取り上げてほしい企画がありましたら、お気軽にご連絡下さい〜
PubMedから、今日のつぶやき − 72 −
Nagata K, et al. Adverse events during CT colonography for screening, diagnosis and preoperative staging of colorectal cancer: a Japanese national survey. Eur Radiol. 2017 Jul 3. doi: 10.1007/s00330-017-4920-y. [Epub ahead of print]
それでは、いよいよ全国集計の結果をみていきましょう。
【目的】
大腸CT検査の偶発症の頻度と程度について、
検診、精検、そして術前検査目的別に全国調査を後ろ向きで実施した。
【方法】
日本の全国調査として、オンラインで調査を実施した。
調査項目は、死亡、腸管穿孔、迷走神経反射などの発生数、
実施検査数、検査手技などである。
【結果】
全国742施設に調査を行い、489施設(回答率66%)から回答を得た。
このうち大腸CT検査を実施している施設は431施設であった。
検査総数は14万7,439件であった。
死亡の報告例はなかった。
腸管穿孔の頻度は0.014%(21/147,439)で、検査目的別にみると、
・検診では0.003%(1/29,823)、
・精検では0.014%(13/91,007)、
・術前検査では0.028%(7/25,330)であった。
・術前検査で有意に穿孔の頻度が高かった。
・穿孔例のうち、81%の症例では外科治療は要さず、保存加療で軽快した。
・迷走神経反射の頻度は0.081%(120/147,439)であった。
【結論】
大腸CT検査に伴う、腸管穿孔や迷走神経反射の偶発症頻度は十分に低かった。
穿孔は検診では起こりにくく、術前検査で頻度が高いといえる。
アブストラクトは以上になります。
全プロトコルでは、国200施設以上、4万件以上の検査件数を目標としていましたが、
目標を大きく上回る十分なデータ集計となりました!!
全国調査の委員の先生方、ご協力いただきました施設の担当者の皆様方、
重ねて心より感謝申し上げます。
今回の全国調査では、先行していた欧米からの報告にはない面白い結果が含まれています。
また、次回に続きますね。
それでは、また。
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28674967
★重大ニュース!!━━━━━━━━━━━━━━━
新しい精検結果報告書雛型が国立がん研究センター
研究班ホームページにアップされました。
精密検査に大腸CT検査が明記されるようになりましたよ!
http://canscreen.ncc.go.jp/pdf/3/yoshiki4_daicho.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
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・術前検査で有意に穿孔の頻度が高かった。
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・迷走神経反射の頻度は0.081%(120/147,439)であった。
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原文
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