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2021年07月26日

世界の水不足に貢献する日本企業の海水真水化技術


国連の人口予測によると、現在の世界人口が72億人から、35年後の2055年には100億人に達すると言われている。

特に急増する地域はアフリカ、アジア地域であり、EUやアメリカや我が国などの先進諸国は減少か横ばい傾向である。

そうするとどのようなことになるかといえば、食糧不足と水不足が深刻になると考えられる。

特に人の食糧の多くの原料は農業によって生産された、さまざまな種類の穀物、畜産物に起因する。

それらの農業を行うためには水が必要であるが海に豊富に存在する海水ではだめだ。

工業でも多量の水を必要とするが多くの場合海水ではだめ。

ところで世界の先進国では海水を真水に替える技術を競っているという。

その中でも日本の有名メーカー3社は50年以上前から逆浸透膜技術で淡水化に成功し

淡水化技術で世界でもトップレベルだといわれている。

もうすでに中東諸国で実用化され、サウジアラビアなどで数千か所の施設が稼働しているという。

日本は冬は雪が降り、それが春になって溶けて川という水源となり、

梅雨から秋にかけては台風をはじめ、水に恵まれている国であるため、水の重要性を認識しずらい。

気候での水不足のほか全国的に見ても水に困っている地域は離島を除けばはほとんどないだろう。

ところが世界諸国を見ると決してそうではなく、お隣の中国はすでに水不足に陥っていると言われている。

中東やアフリカ、中央アジアなどでは生活するために衛生的な生活用水も農業用水も不足している。

考えてみれば、北アフリカや中東、中央アジアでは降水量がほとんどない地域が多い。

将来、日本メーカーの海水から真水を取り出す淡水化技術が更に進化し、

更に安価で効率的な技術で淡水化が可能になれば、途上国の人々を救うことができると考えられる。

人は地球上にある水の0.01%しか使用しておらず、海水は無尽蔵に近いし、

淡水化した水は使用後は蒸発したり再度海に流れ込んだり循環するため無尽蔵に近い。

したがって、海岸部分で海水を真水に替えて、そこからパイプラインで内陸部まで送水する

一連のシステムのほか水質浄化技術のニーズが今後更に増えてると予測される。

例えば生活水や工業用水など水を使用しても、未処理で汚いまま河川などに垂れ流したら環境汚染となり、

人々の生活に悪い影響と及ぼす。

したがって、海水淡水化技術と使用した水の水質浄化技術のセットが必要と考えられる。

日本の海水淡水化メーカーはすでに50年以上前に逆浸透膜技術で実用化に成功しており、

これらの産業は世界諸国の人々の役に立ちつつ海外展開としてみれば将来性がある産業ではと考えられる。

なぜ水が豊富な日本のメーカーがこのような技術を開発したのかを調べると、

もともとは国内で不足したの塩を海水から取り出すための研究だったそうだが、

戦後20年ほどで塩を安価に製造する技術が浸透し、塩を製造する技術は重要でなくなった。

ところが、昭和40年前後は東京周辺が大都市化して人口が集中し、水不足が懸念されためだそうだ。

そのような過程で海水から真水をつくる技術が開発されたという経緯があるという。

日本の浄水技術は河川などから飲料水を製造する技術と環境対策として下水処理する浄化技術がこれも50年以上前から確立され進化してきた。

昔から日本は不足や不便を知恵で解決する方向性があり、それが日本の技術力のもとになっていると思う。

ただ、最近、海水の真水化で逆浸透膜に濃縮された高濃度の塩分や様々な化学物質などをどう処理するかの問題があることがわかってきたとう。

これもまた日本の企業であるから、何かしら解決する方法を見つけるだろう。

それも世界や社会、自然環境に悪影響を与えない方法で。


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