アフィリエイト広告を利用しています

2022年01月02日

日本の科学技術の根源は明治政府だが


日本は江戸時代に幕藩体制にあった。

幕藩体制を薩摩、長州、土佐、肥前が主となり打ち破って大政奉還し明治政府となり、

西洋の進んだ科学や技術、政治体制を取り入れたことが日本の発展に寄与したが

ただ、薩摩と長州が強引に推し進めた、神仏分離、廃仏毀釈だけは許せないと思う。

廃仏毀釈によって、国内の多くの仏像や仏閣が破壊され、僧侶は不遇な扱いを受けた。

その結果、我が国の重要文化財の多くが破壊されたことが知られている。

これは薩摩と長州が神道を神格化して一神教のようにした排他的なやり過ぎの政治体制だった。

当時の明治天皇はまだ15歳前後であり、薩摩と長州が天皇の名を借りて行った蛮行である。

その行為によって、我が国の重要文化財が破壊され、また地方部では神仏習合によって

穏やかに調和した文化が保たれていたものが破壊されたといえる。

薩摩と長州の横暴を止めようとしたのが新鮮組だったとされる。

ただ、明治政府がすべてを破壊したわけではなかった。

日本には戦国時代あたりから独自性が現れ始め、江戸時代には各藩で産出する特産品が違い、武道では様々な流派があり、

庶民文化でも歌舞伎でも流派が存在した。

流派とはなんぞやと考えると、流派ごとに合理性と美しさの違い、相手を敬う心の所作の違いではと考えられ、

それを一口で言うと、何代も研究を重ねた中での「独自性」を生み出す精神文化であると言える。

つまり逆を言うと、人の真似をしたり、他人の考え出した方法を盗むことではなく

新たに違う手法を独自に考え出す創意工夫の精神性が根底にあったのだと思う。

それらの精神的な考えが現在の新しい科学や技術の根底を成し、

他社や他人の真似をしたり、技術盗用するのではなく、

自分の創意工夫で難局を乗り切る方法を苦労の上に編み出す精神的な国民性が

我が国が世界に誇る多くの最新技術の誕生につながっていると考える。

日本で考えられた技術が世界の役に立っていることが多い。

日本が世界の中でも先進7か国に位置づけられ、他国では考え付かない斬新で合理的な技術を生み出し

技術力と科学力を武器に経済力に転換して、世界でも経済大国としていれるのは

昔からの国民性での流派の考え、自由を許す発想、独自性、合理性、美しさ、もったいない精神、

不要なものや無から有を生み出す仏教的な考えのたまものであると思う。

中国をはじめ共産主義の国の様に独自性を生み出す自由を許さない国では、

新しい技術を生み出すことはほぼできない。

明治時代になって、以下の制度による発展はあったと考える。

1、身分制度の廃止(国民の多くに努力すれば報われる道を開いた)
2、学校教育の推進(国民の多くが社会で活躍する機会を多くした)
3、廃刀令(治安の向上)
4、肉食文化の導入(食文化の多様化)
5、自由民権運動(自由な思想、発展の礎)
6、科学技術の導入(鉄道や電気などで生活を豊かにした)

でも、文化財や街づくり、地方創生から見ると、廃仏毀釈と神仏分離はマイナスだと思った。



PR広告)

PR広告) 自律神経の調整なら【Cure:Re THE MAKURA】におまかせ!
<< 2024年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
土木技師さんの画像
土木技師
プロフィール
ファン