2014年06月19日
バッテリーサイズの意味!バッテリーの数値、大きさはどう違う?
バッテリーサイズとは、バッテリーの大きさや性能を、数字とアルファベットで表していて、バッテリー自体に表示されています。
↓バッテリーサイズの表示
この画像に、”55B24L” と表示されていますが、これはバッテリーの上部のバッテリーサイズの表示です。
バッテリーには、このようにして、バッテリーサイズの表示が、バッテリーの上部のどこかにあります。
バッテリーサイズの、各数字とアルファベットには、それぞれ意味があり、それによってバッテリーの性能、大きさ、端子の位置、が決められています。
この、”55B24L” であれば、
55 ・・・ バッテリーの性能ランクで、エンジンの始動性と容量を示しています。
数字が大きいほど高性能です。
B ・・・ バッテリーの幅×高さの大きさをアルファベットで表しています。
アルファベットが進むほどサイズが大きくなります。
+と−の端子の大きさもこれで決まってきます。
24 ・・・ バッテリーの横の長さをcmで表しています。
24なら24cmです。
L ・・・ +、−の端子の位置を表しています。
バッテリーの+端子側側面から見て、その+端子がバッテリーの右側なら”R”
左側なら”L”と表示されています。
車ごとにバッテリーの付く位置や配線位置の関係で違いがあります。
バッテリーサイズの意味は、このようになっています。
では、実際の車に付ける、バッテリーの見方や選び方は、どのようにすればいいか、というと、
”B”と”24”の部分で、バッテリーの長さ・幅・高さが決まっていますので、それぞれの車のバッテリースペースに入る大きさのものしか選ぶことはできませんので、基本的にはこの部分は同じものを選びます。
さらに、”B”の部分については、それより大きいと”D”になり、自動車用バッテリーでは、このBかDの2種類なのですが、BとDそれぞれでバッテリーターミナル(+−の端子)の大きさが違いますので、BかDの表示が違うものはその車には付きませんので、必ず同じものを選びます。
ということで、”B24”の同じ大きさのバッテリーを選ぶ必要があります。
同じ大きさのバッテリーしか選べない代りに、同じ”B24”の大きさでも、バッテリーサイズの先頭の”55”部分の数値は同じ大きさのバッテリーでも、数値の大小がありますので、高い性能のものも選べます。
性能ランクの数値の高いものは、同じ大きさでも高性能にできていますので、その分、値段も高価になります。
ですので、頻繁にバッテリー上がりを起こしていたり、高出力のオーディオやヘッドライトを高電圧の物にしていたりで電気をたくさん使う傾向にあるような場合であれば、値段は高価でも、より性能ランクの数値の高いバッテリーを選んだ方がいいですし、通常の使用状況で、今までもバッテリートラブルなどがなかったようなら、今までと同じバッテリーサイズのものか、少しだけ性能ランクの高いバッテリーを選ぶくらいがいいと思います。
それと、バッテリーサイズの最後の”L”の部分ですが、LとRを間違えると、バッテリーターミナル(+−の端子)の位置が逆になり、車に付かない事態になりますので、必ず今まで付いていたバッテリーと同じものを選びましょう。
まとめ!
”55B24L”と表示されていたら、”55”以外の”B24L”の部分は同じものを選び、性能ランクを表す”55”の部分だけ、使用状況などによって、同じもの、もしくは、高性能のものを選ぶようにします。
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タグ:バッテリー
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