2014年06月17日
バッテリー上がりを起こしたら!どうすればいい?原因は?
バッテリー上がりとは、車のバッテリーがダメになってしまって、エンジンがかけられない・走行不能状態になる事です。
バッテリーがダメな状態とは、バッテリーから通常であれば約12Vの電圧が常に発生していますが、その電圧が下がったり発生しなくなった状態の事です。
バッテリー上がりは、
・ライト関係の消し忘れにより、バッテリーの電気を使い果たしてしまう
・短い距離の移動の繰り返しで、十分な充電が常に得られない
・エンジンの発電機(オルタネーター)の故障で充電ができない
・バッテリー自体の劣化によって
などで、バッテリー上がりは起こります。
バッテリー上がりを起こしてしまったらどうすればいいかというと、バッテリー上がりを起こしてしまった要因やバッテリー自体の状態にもよりますが、他の車とバッテリー同士をつないでエンジンをかけたり、バッテリーを交換する、などになります。
他の車とバッテリー同士をつなぐ方法には、バッテリー同士をつなぐブースターケーブルというものが必要になります。
ブースターケーブルとは、エンジン始動の際にかなりの大きな電流が流れるため、つないだ配線が焼き切れたりすることなく、抵抗なく電気を流せるように、安全に使えるように考えられて作られている、バッテリーをつなぐための長い配線です。
![41hMRUXXWaL._SL500_AA300_[1].jpg](/carmente/file/41hMRUXXWaL._SL500_AA300_5B15D-thumbnail2.jpg)
ブースターケーブル
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ブースターケーブルは通常、赤と黒のセットになっていて、赤はバッテリーのプラス、黒はバッテリーのマイナスにそれぞれつなぐようにできていて、プラスとマイナスを間違えてつながないようにわかり易く色分けがされています。
もしプラスとマイナスを間違えてつないでしまうと、火花が出たり、電気ショートして、車のどこかのヒューズが飛んでしまったりするので、気を付けないといけません。
ブースターケーブルの注意点
・基本、バッテリーのプラスはプラスに、マイナスはマイナスにつなぐ
・特にプラスの配線は、車のボディのどこでも触れてしまうだけで電気ショートを起こすため注意する
ブースターケーブルのつなぐ順番
・正常なバッテリーのプラスからダメなバッテリーのプラスをつなぎ、ダメなバッテリーのマイナスと正常な方の車のエンジンブロック(エンジン回りのしっかりした金属部分)につなぐ
つなぐ順番の最後のエンジンブロックは、最近の車はエンジンブロックに適当なつなげられる部分が無かったり、よくわからなかったりするので、バッテリーのマイナスでもよい。(火花が出たりしやすいので、安全上の方法ですが、問題になることは少ないです)
2人でできるなら、救援する側の車のアクセルを少し踏んでエンジンの回転を高くしておくと、発電量が上がって相手のエンジンもかかりやすいです。
これで、エンジンがかかっても、もしバッテリー自体が古かったり、劣化しているようなら、バッテリーの交換をしないと、またバッテリー上がりを起こしてしまう恐れがありますので、早めにバッテリーを交換しましょう。
ですが、エンジンの発電機(オルタネーター)の故障の場合もありますので、心配な場合は、整備工場でバッテリー上がりの状況の説明をして、発電機の機能点検も含めて、整備を依頼するのも良いかと思います。
カーバッテリー
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ブースターケーブル
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タグ:バッテリー
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