2015年05月06日
ゴールデンウイークが終わったら、五月病に注意!
今年は、ゴールデンウイークが大型連休になって、休みが長かった人も多いのではないでしょうか?
長い休みの後の出勤や登校は、誰でも億劫なものですが、人によっては、それがある病気のサインかもしれません。
そうです、ゴールデンウイークが終わると、よく話題が出る、あの『五月病』です。
ところで、五月病とは、どのような病気なのでしょうか?もし五月病になったら、どうやって対処したら良いのでしょうか?少し、まとめてみました。
五月病とは
まず、医学的に言えば、五月病という病名の病気はありません。4月に、新入社員となったり、新入生となったものの、なかなか新しい環境に適応できないと、ゴールデンウイーク中に疲れが噴出したり、長い休みで、リズムを崩し、学校や職場に行く気が起きなくなるといった、精神的な症状のことを五月病と言います。
医学的には、『適応障害』や『うつ病』という診断になります。
心に表れる症状としては、抑うつや無気力、不安感などがあり、体に表れる症状には、不眠や疲労感、食欲不振などがあります。
五月病になりやすい人の特徴は、真面目で責任感が強く完璧主義な人が、なりやすいと言われています。環境に適応しなくてはと自分を追い込み、それがストレスとなり、五月病を発症してしまいます。
五月病になってしまったら
大抵の場合は、一過性のもので、1、2ヶ月もすると、もとに戻ることがほとんどです。
ただ、幾つかのことを試してみると早く回復するかもしれません。
完璧主義をやめる
原因が完璧主義から来るストレスの場合、これをやめないと、回復は難しいかもしれませんし、うつ病にかかりやすい状態を抱えたままになってしまいます。8割も出来れば上出来と考え、気持ちに余裕を持つようにしましょう。
食生活に気を付ける
脳内のセロトニンにという物質が不足すると、うつ的な気分に陥りやすくなります。セロトニンは、バナナや乳製品、卵黄や大豆類を摂取することで、増やすことが出来ますので、こうした食品をなるべく取り入れましょう。
ストレスを解消する
軽い運動をしたり、読書、音楽を聴く、趣味に興じるなど、ストレスを解消するようにします。ただし、食べ過ぎや飲み過ぎは逆効果になりますので、注意が必要です。
最後に
こうしたことを試しても、なかなか効果が出なかったり、長期化するようなら、重症化する前に、ためらわずに病院に行きましょう。また、もし、周囲に五月病ではないかと疑わしい人がいるなら、積極的に声をかけ、独りぼっちにしないようにしましょう。
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