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2015年04月30日

スマートインターチェンジ(スマートIC)とは何か、ゴールデンウイークに大活躍?

ゴールデンウイークともなると、高速道路を利用して遠出する機会も増えると思いますが、渋滞に巻き込まれると、結構イライラしますよね。

そんな中、最近、高速道路で、渋滞緩和策の一つとして、スマートインターチェンジなるものが注目を集めています。

スマートインターチェンジとは何なのか、少し調べてみました。

スマートインターチェンジとは、簡単に言えば、ETC搭載車しか通過できないインターチェンジのことで、スマートICとか、SICと書いてあることもあります。

ただ、中にはETCを搭載しなくても通れるスマートインターチェンジもあります。

このスマートICは、実は結構前から登場していて、2004年から社会実験が行なわれ、2006年から、一部で本格的に導入されたのだそうです。もうかれこれ、10年ぐらいの歴史があるわけですね。

ちなみに、2015年4月現在、運営されているスマートICは、77箇所。平均すると、一つの県に2箇所ぐらいと、まだまだ数は少ないですね。

スマートICの利点としては、これまでのインターチェンジに比べると、ETCレーンのみという簡単な設備を設置すれば良く、無人で運営できるため、コスト低減に役立つということがあります。

また、サービスエリアやパーキングエリアなどにこうした簡易型のインターチェンジを増やすことによって、渋滞を緩和することが期待できます。

さらに、病院の近くにスマートICができると、救急搬送に掛かる時間を短くできるといったメリットもあります。

ただ、スマートICを利用するにあたっては幾つか注意点もあります。

まず、当たり前ですが、車にETCを搭載していないと利用することができません。さらに、スマートICによっては、利用時間が限られていたり、大型車は通れないといった車種の制限があります。

このように、メリットと、デメリットのあるスマートICですが、今後、渋滞緩和策としても、増えていくのではないかと思います。

あまり、まだ知られておらず、存在に気付かないこともあるインターチェンジですが、賢く利用して、時間節約に役立てたいですね。

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