タイムトラベル

イタリアサッカーリーグ、セリエAのACミランの10番をつける本田圭佑選手ですが、ここのところ、ベンチ入りが続いており、今シーズンで、ミランを退団しなければならなくなるのでは、という見方が出てきているようです。

なぜ、そうなってしまったのか少し裏事情を探ってみました。
実は、本田選手、ここ2試合はベンチ入りで、全く試合に出ていません。さらに左足首の負傷による欠場も含めると、4試合ピッチから遠ざかっていることになります。試合における得点も、昨年10月19日のベローナ戦以来なし。

このように結果が出せていない現状のため、今季限りで、放出されるのではと言われているわけです。

実は、本田選手のミラン加入により、ミランには多くの日本企業のスポンサーが付き、ミランはそれによって、10億円以上の収入を得ているから、大丈夫ではないかという声もあります。

しかし、かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属していた香川真司選手の例があります。

やはり、マンチェスター・ユナイテッドにも日本の多くの企業がスポンサーに付き、莫大な利益をもたらしましたが、結果が出せなかった香川選手は、2年で退団となりました。

結局、クラブ側は、勝利最優先ですから、結果が出せなければ放出する可能性が高いということですね。

また、こうした状況に追い討ちをかけるのが、指揮官のフィリッポ・インザーギ監督の動向です。

インザーギ監督は、本田選手を高く評価してきましたが、監督自身は、チーム低迷の責任を取って退任することが確実とみられています。そうなると、本田選手は、監督からの保護も期待できなくなります。

このように、本田選手を取り巻く状況はかなり厳しいですが、実は29日のジェノア戦で、先発出場することが濃厚と報じられています。

というわけで、ここから頑張って、巻き返しを図ってほしいですね。

それにしても最近、本田選手が話しているのを見ると、じゅんいちダビッドソンが話しているようにしか見えないのは、私だけでしょうか。