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2016年10月29日

回復の見通し立たない漁川



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またしても、魚影確認できずに脱渓

 気温の急激な低下と、日曜日明けという条件のもとで、約4ヶ月ぶりに恵庭の漁川へ釣行した。山岳渓流への釣行としては、これが今年最後となりそう。
 自分にとって漁川は、千歳川と小樽内川に並ぶホームグランドといえる川。その割には、今年に入っての釣行が1度と少ない。
 車で30〜40分で到着するという、住居に近い場所にあるだけに、いつでも行けるということから、入渓するタイミングを逸してきた。
  また、もう一つの理由は、釣果の期待できない川となったことから。しかし、いつも気にはなっていて、シーズンの最終番を迎えて、ようやく重い腰を上げることができた。
1号橋.jpg

 今回の釣行の目的は、「魚影がどこまで回復したのか」ということ、その一点だけ。
 漁川は、3年前の9月に数10年に一度という大雨で大氾濫を起こした。そして、川に棲息する魚は壊滅的な影響を受けた。当時の大雨は、全道的な規模で被害をもたらしたが、札幌圏では真駒内川上流と漁川の影響が一番大きかったようだ。
 
 漁川には、上流部各所に網の目のように堰堤が構築されていたが、何の役にも立たずに決壊。川に架かる橋は、3箇所で橋脚が押し流された。さらに、川に沿って走る林道も、豪雨と濁流に巻き込まれて、あちこちで寸断。ほとんどの箇所が削られて、道路の姿は跡形もなくなった。
  今では、朽ち落ちた標識だけが、かつて林道のあったことを伝えるだけ。
2号橋.jpg
 このような3年前の被害が、現在も手付かずの状態にある。河原は、道東の本流を思わせる河畔林のない岩だらけの姿となった。広葉樹に囲まれた河原を流れる、大雨の前の心休まる景色はもう見ることができない。

 氾濫の後の3年間、漁川の上流・下流と何度か入渓した。その時も、以前は釣れた下流域でのヤマメや虹鱒、岩魚、最上流でのオショロコマを含めて、ほとんどアタリはこなかった。  
  隣を流れるラルマナイ川では、いくらか魚影が戻ったようだが、それでも大雨の前と比べようがないほど、魚影は薄くなった。

 こうした状況から、今回の釣行では鼻から釣果はあきらめていた。
午前7時にスタート。水精橋の駐車場から林道を15分ほど歩いた先に1号橋が見えてきた。橋げたが崩れ落ちた氾濫時のままで、補修や改修工事の入った様子はない。
 対岸に行くには、川に立ち込んで渡り切るしかない。前回は水量が多く、流れが強いために釣り上がることが出来なかったが、今回は水流が少なく、無難に渡り切ることができた。
 ここから先の500メートルほど上流には、堰堤が構築されている。恵庭湖から遡上した魚がよく溜まる場所だ。そこまでの500メートルの間は、一度もアタリはなかった。そして、着いた堰堤の落ち込みでも、まったく魚信はなかった。
1号橋上流の堰堤.jpg
 以前はこの堰堤の上流から、岩魚のヒットが相次いだ。渓相の変わった今回の遡行では、下流域と同じくアタリはこない。
 しばらく遡行を続けると、2号橋が見えてきた。この橋も、左側部分の橋脚が押し流されて、無残な姿をさらけだしていた。

岩だらけの河原は、幅100メートルにわたって切り裂かれ、邪魔をする樹木がないために遠くまで見通せる。2号橋からさらに1キロほど上流まで遡行したが、ここまで一度もフライにはアタリはこなかった。
 ただ、最近入ったと見られる釣人らしい足跡が残されており、ブドウ虫の入っていた餌の容器が無造作に捨てられていた。

 季節的に水温の低下が進むこの時期、魚の活性化が鈍ってきたこともあるだろうが、それ以上に魚影の回復が進んでいないと感じた。大氾濫から3年も経過したのに、想像した以上にダメージが大きかったようだ。
紅葉だけが今回の釣行のすくい.jpg
 入渓地点から約1時間の距離を、周りの景色を見ながら後戻りした。崖の上の紅葉が陽を浴びて、川を取り囲む山々も赤や黄、緑と美しく色付いていた。ここでしか見ることの出来ない絶景だろう。しかし、それを見ても、心に占めた空しさは解消されることはなかった。

写真は上から、大雨で河原が広がり荒涼な姿になった漁川。修復の目途が立たない1号橋、橋脚が半分流された2号橋、1号橋上流の堰堤も大きなダメージを受けた、そんな中でも秋はやってくる

2016年10月25日

「秋の小樽内川と千歳川のトラウト」



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 スマホ向けと通常版の2本立てで動画投稿


 10月中旬の小樽内川と千歳川の釣行の模様をビデオで撮影、これを編集してyoutubeに「秋の小樽内川と千歳川のトラウト」として投稿しました。
今回は約9分の動画の内、ヒットシーンだけをダイジェスト化して5分程度にまとめた「スマホ向け」と、ヒットシーンから取り込みまで映した「通常版」の2本分をアップ。

 スマホ版に取り組んだのは、通常版では時間やデータ量など、スマホにかかる負担が大きくなるため。スマホによるyoutube動画の視聴時間は、平均すると2分半程度。それ以上時間をかける方は激減する。
この時間に、できるだけ近づけるように編集しました。これから投稿する動画も、今回のような2本立てにしたいと考えています。

 今回の動画は、山岳渓流と本流という系統の異なる川を並べました。
北海道の山岳渓流のドライフライは、最終盤に近づいており、今年は多分これが最後になるのかもしれない。
一方の本流は、まだまだ本番中。音別川や茶路川のように、今後アメマスの遡上が見られるほか、産卵期を迎えるブラウントラウトも活性化して、1月、2月の厳寒期も期待できる状況にあります。

 また、渓流も小樽内川のような山岳渓流ではなく、ママチ川や苫小牧川、錦多峰川、勇払川、真狩川といった湧水河川の釣果は12月も可能で、折を見て釣行したいと思っています。
 下にyoutube動画の「スマホ向け」と「通常版」を並べました。よかったらご覧ください。




 

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2016年10月14日

秋の千歳川上流でウェットフライ



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釣人銀座で厳しい釣果

 連休2日目の釣行先は千歳川上流。この川も、自分にとってホームグランドのひとつ。今回の釣行は、6月初旬以来4か月ぶりとなる。いつもの年は月に1度は通うほど頻繁に釣行していたのが、今年に入ってピタリと止まった。
 前回の小樽内川の更新ブログでも記載したが、その原因は仕事の関係で釣行自体が減少したことと、オショロコマを求めて尻別川支流や余市川支流、はては白老河川への釣行が増加したことによる。
2016y10m14d_131925251.jpg

 この川も、坊主になったことがほとんどない、釣果の期待できる川。しかし、釣人銀座と言われるように、平日でも多くの釣人が押し寄せる。入川ポイントを間違えると1匹も釣れない事もあり、他の釣人が入っているのか、濁りはどうか、水量はどうなっているのか、といった判断が釣果の大きなウエートを占める。

 上流に架かる橋から川の流れを見ると、いつもよりも増水気味。ただ、立ち込んでの釣りには支障がなさそう。そして早速、上流から釣り下ってきた釣人を発見。
 今回は、ウェットフライとニンフだけで釣り下がることにした。というのも、昨年秋の釣行で、ドライフライにヒットしたのが、ピン子ヤマメと20センチに満たないブラウンだけだったことから。型もののアタリは1回もなかった。
2016y10m14d_131828001.jpg

 6月のヤマメ解禁から4カ月も経つと、型ものはキープされて、針がかりのしない小さな魚だけが残される。そのピン子ヤマメさえも持ち帰る釣人の存在で、秋の千歳川の釣りは、いつも釣果が厳しい状況となる。
 
 入川した12日は、前夜からの雨は収まったが、朝から曇り模様。今回は陽を一杯に浴びた、清冽な流れを楽しむのは無理のようだ。川底を覗いても、陽の光が届かないことから、はっきりと見通すことができない。それでも、流芯から外れた穏やかな平瀬で、ピン子ヤマメの小さなライズが相次ぐ。

 流芯に向けて、クロスダウンで打ち込んだのは、#10のダンケルト。スィングさせたあと、リトリーブで魚を引き寄せる。3投目に小さなアタリがきたが、すぐに針から外れた。その2投後に初めてのヒット。簡単に寄ってきたので、拍子抜けすると10センチ足らずのヤマメ。
 このクラスが、先ほどのライズの主のようだ。その後も、4〜5投に1回のアタリがくる。ほとんどが、流れの穏やかな流芯脇か、少し水深のある平瀬から。
 できるだけ、流芯を跨いだ対岸方向に打ち込むようにしたが、アタリは流芯脇と平瀬に集中。ヒットするのは、相変わらずピン子よりも僅かに大きなヤマメのみ。
2016y10m14d_131421909.jpg

 川の浅瀬まで、ススキが生い繁っているポイントまできた。そのススキの間から、少し大きなアタリが。引き寄せると、結構暴れるが、それほど大きくはなさそう。
 ネットに入ったのは、20センチほどのブラウンだった。その後、釣り下っての釣果は、ヤマメが5匹に対してブラウン3匹、20センチほどのウグイが1匹という結果。残念ならが、型ものや大物を手にすることはできなかった。

 釣りとは別の話しだが、この千歳川上流で見る今年の鮭の遡上数が少ないように感じた。いつもの今時期は、立ち込んだ足元にぶつかるほどの大量の鮭が見られるのに。インディアンス水車で遡上数の調整を行っているのだろうか。
 同じような鮭の遡上河川の白老・アヨロ川でも、川を遡上する鮭の数が少なかった。今年は鮭の裏年に当たるのかも知れない。
2016y10m14d_131657750.jpg

 産卵後の鮭は、亡骸となって川の栄養分に代わり、棲息する魚にその栄養が受け継がれていく。こうした循環性のある川は、清冽な流れが特徴で、いつも気持の良い釣りをさせてくれる。だから、役割を終えた鮭の亡骸を見るとたびに、川の豊かさを実感する。間違っても釣ってはいけない。

写真は千歳川上流の景観。あいにくの曇り空で、いつもの清冽さが感じられなかった。下は、ウェットフライにヒットしたブラウン。この時期、型ものは難しいのかも知れない

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2016年10月12日

色づく小樽内川に釣行



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安定した釣果のヤマメと岩魚

10月11、12日と珍しく2日間の休み。2日かけて遠出も考えたが、体力が下降気味で無理はできない。ならば千歳川、小樽内川など最近円遠くなったホームグランドでの釣行を、1日ずつ分けて入ることにした。
 特に、朝里峠付近の小樽内川は、紅葉が見ごろのはず。秋色に染まった渓流で、紅葉見物も兼ねて入渓することにした。

 今年の小樽内川への釣行は、6月初旬以来4カ月ぶりとなる。5回ほど入渓した昨年と比べると、大きく減少した。理由は、仕事の関係で釣行自体が少なくなったことと、余市川上流や尻別川上流へのこだわりなどがあげられる。
2016y10m12d_205702432.jpg
 また小樽内川は、自分にとって、いつ入っても釣果の見込める鉄板渓流。それもあって、短い時間しか休みのない場合や、遠出のできないときに入渓することが多くなっている。 
最近の傾向としては、これまでの下・中流域から林道の走る白樺橋から上流への釣行が多くなった。

 国道沿いの下流や中流には、それぞれの橋の下から簡単に入ることができる。しかし、多くの釣人が入っていて、あまり釣果に恵まれないことが多いことから、いつ間にか上流への釣行が中心となった。
 その上流でも、釣果の見込めるポイントは限られる。昨年からは、林道を春香山方向に1時間ほど歩いた先を目標に置いた。ただ、林道を長い時間をかけて歩くには、出没の相次ぐ熊への緊張感がつのる。
それもあってか、上流に向かう釣人は極めて少ない。その上流ポイントで、20センチを越える岩魚やヤマメの釣果に恵まれることが多かった。
2016y10m12d_205408881.jpg
 今回も、春香山登山道から林道を経由した、1時間ほど先のポイントを目指した。
 6月初旬の釣行では、まだ水温が低かったせいか、岩魚ばかりがヒットしてヤマメの姿はなかった。それでも、型は泣き尺を竿頭に20センチ級が揃ったが。

 今回入渓したポイントは、前回岩魚のヒットが相次いだ場所。渇水気味の下流域と比べると、上流の水量はそこそこ。河原には、台風による氾濫の跡が至る所に残っているが、今は流れも落ち着いている。
河岸には、蔦や楓の鮮やかな紅葉がポツポツと見える。しかし、全体としての紅葉はまだ早いようだ。

 このポイントで、初めにドライフライにヒットしたのは、15センチほどのヤマメ。そのヤマメも錆色に変化して、季節が秋に変わったことを教えてくれた。
 小樽内川は、次第に傾斜を強めて両岸も迫ってくるが、ここぞという落ち込みや淵でアタリが続く。流芯横からヤマメが、流れの遅い淵から岩魚が、というように、棲み分けされた魚がフライに飛びつく。
2016y10m12d_210058184.jpg
 ただ、なぜかヒットしたトラウトの型が小さく感じる。昨年初めて入った時は、岩魚もヤマメも20センチ越えが中心だったが、今回そのサイズに達した魚は少ない。
その理由は分かっている。これからさらに上流に向かわなければ、釣果の得られない可能性がある。まるで、追っかけっこをしているようだ。
2016y10m12d_205246893.jpg 











 季節の移り変わりを映す小樽内川上流は、自分にとって単なる釣行先のひとつではない。さっぽろ湖のインレットから最上流部まで、堰堤や砂防ダムがひとつもない流れは貴重だ。 
今年は、小樽内川の釣行はこれが最後となりそう。お世話になった母なる川に感謝して脱渓した。


写真は、色づく小樽内川の秋の模様と様々な渓相を見せる流れ。下はヒットしたヤマメと岩魚


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2016年10月08日

3本目の白井川支流でようやくヒット



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安定した釣果の青井川のトラウト


 余市川の本・支流への釣行は、今年5回目となる。その中で白井川支流は7月に訪れて以来3ヶ月ぶりの釣行。
昨年は、春先から白井川本流の母沢と支流の轟き中川に、都合3回ほど訪れた。春先はまったく釣果が上がらなかったが、水温の上昇した夏場にかけて、型物のアメマスや岩魚がヒットした。

 今年も初夏を前に、一度白井川支流の轟中の川を訪れた。しかし、昨年の釣果が嘘のようにアタリはまったくなかった。原因はいろいろあるが、山岳渓流という特徴から、魚の活性化する水温上昇が里川と比べて遅いことからだろうと考えた。
 それからすると、今回の釣行ではアタリがあっておかしくないはず。それとも、台風による川の氾濫が影響したのか。
2016y10m08d_111645312.jpg
 この日4番目の釣行先となった青井川は、これまで一度も入ったことがなく、情報も乏しい。どこがポイントなのかも分からないで、闇雲に車を走らせた。
 白井川上流に向かう林道を右折して、白井川本流に架かる青井橋を渡ると、林道は白井川に沿って走っていた。
しばらくすると白井川は離れていき、左手の谷底に青井川の細い流れが見えてきた。地図によると、この先3キロほど上流で、林道は川を跨ぐことになる。
 
 ところが、その途中の崖からの落石や、次第に細くなる道幅、林道の両側を覆う藪などに恐れをなして、途中でUターン。下流の河原が一番近い場所を見つけて藪こぎ、ようやく川に降りることができた。まず、見通しの良い下流に釣り下ることにした。
2016y10m08d_111222693.jpg
 青井川の流れは、白井川の上流にある2つの支流と似通ってはいたものの、予想したような荒々しい強い流れではなかった。少し行った岩と岩の間の小さな落ち込みで、この日初めてのアタリが。
 ドライフライに食いついたのは、10センチほどのヤマメ。そして、そこから先の淵の脇から、同じようなサイズの岩魚がヒットした。

 型は小さいが、白井川上流で一度もアタリが無かったことを考えると、気持ちに余裕が出てきた。ヤマメのアタリが続いた場所からしばらく行くと、魚の遡上は無理だろうと思われる滝が現れた。
 3メートルほど下に、5メートル四方の釜が作られており、その釜から流れ出た先には、さらに小滝が作られていた。上流の滝から一番底の流れまでは5〜6メートルの高低差はあろうか。その釜にフライを投じるが、まったく反応はなかった。
2016y10m08d_121617339.jpg
 不思議なのは、この滝の上流に棲息するヤマメがどこから来たのか、ということ。白井川本流では、ヤマメの放流が活発だと聞く。その活動の延長として、青井川にも放流されているのだろう。でなければ、サクラマスがこの滝を昇ってきたということになる。

 青井川の滝から下流の釣りは、滝を高巻きして降りなければ竿を出せないことから、今度は釣り上がることにした。
 上流に向かう毎にポイントは小さくなるが、水深のある平瀬や小淵、カタや落ち込みが連続して現れる。

 そして早瀬からはヤマメが、淵からは岩魚というように、棲み分けした魚がヒットする。ただ、岩魚の型は最大でも20センチと小ぶり。ヤマメも15センチが最大で、スレがかりするほど魚影が濃い割には、型ものは見当たらない。
 白井川上流に流れ出る支流の中で、母沢のように40センチ級の岩魚はいないだろう。最盛期の轟中の川のように尺近いアメマスは棲息していないかもしれない。ただ、魚影だけはその2つの渓流に負けてはいない。それを確信した。
2016y10m08d_120904135.jpg
 また、白井川上流への釣行に興味が湧いてきた。それにしても、白井川支流に棲息するといわれるオショロコマはどこにいるのだろうか。


 写真は白井川支流の青井川の渓相。5メートルに及ぶ滝が、下流からの遡上を止めているようだが、サクラマスだけは昇っているのか。この川でヒットした岩魚とヤマメ。あちこちにポイントが作られている


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2016年10月06日

余市川支流の白井川上流で大苦戦



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青井川は初釣行だが・・・・

 余市川支流の白井川には、3本の大きな支流が流れ込んでいる。その内の本流・母沢と轟中の川は、これまで何度か釣行したことがある。
 今回は、この2つの川と併せて、まだ釣り上がったことのない右の沢川と青井川に入渓した。

 白井川は、余市川水系では最大の規模を誇る支流。余市川との合流地点から、最上流の2つの支流が流れ出る三俣区域までは、滝や大淵、滑床、ゴルジュといった釣人にとっては垂涎の渓観を持つ。

 それだけでも見事な渓相で、わざわざ支流まで足を延ばす必要はない。でも、川を見れば「この上流はどうなっているのか」という好奇心がもたげてきて、それに追い打ちをかけるように、「上流にはオショロコマが棲息する」という話につられて、母沢と轟中の川への釣行を重ねてきた。
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  結果的に、この白井川上流ではオショロコマの姿を見ることができなかった。しかし、今年に入ってキロロの横を流れる、余市川の最上流部で、オショロコマを釣ることができた。今回の釣行は、まだ入ったことのない2つの支流がどうなっているのか、それを見るために訪れた。

 まず、2つの支流と本流が合流する三俣地点に向かった。そこから、三俣のひとつ、右の沢川を釣り上がった。透明度が他の川と比べて低く、川幅の狭い段差のある流れが右の沢川の特長。

 小さな落ち込みや、岩の間の淵がそこかしこに点在する。ただ、そこからフライに飛びつくものはない。100メートルほど釣り上がると、砂防ダムが姿を現した。この流れ落ちた先のプールでも、フライに反応する魚はいない。
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 ここまで徹底して、魚の棲息反応が感じられないということは、ダムを高巻きして上流に入ったとしても、期待は持てないだろう。
 一旦入渓地点に戻り、今度は轟中の川を遡行することにした。本流の母沢もそうだが、渇水状態とは言えないまでも、水流は少ない。そして、河原のなぎ倒された草木など、台風による大雨の氾濫跡がはっきりと残っていた。

 この川では、今年夏の釣行で前日の雨のせいか坊主に終わった。しかし、昨年の釣行では1・5キロほど上流に設けられている砂防ダムまで釣り上り、20センチ強の岩魚を何匹か上げた。今回もそうした釣果を期待していた。
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 ところが、釣り上がっていくうちに?マークが何度も点滅。岩魚の居着きそうな淵や水深のある瀬、落ち込みからはまったく反応がない。砂防ダムまで、あと300メートルというところまで来て、諦めて入渓地点に戻った。

 2つの川でノーヒットとなり、残るは本流の母沢だけ。魚は、川の氾濫で押し流されてしまったのではないか、という不安を胸に本流を釣り上がった。
 氾濫の跡は、轟中の川と比べると比較的少ない。遡行するのには気持の良い滑床や、小滝、ゴルジュの迫る景観は、いつ来ても目を奪われる。
 それほど素晴らしい景色とポイントが続いているのに、どれほど釣り上がってみてもフライはピクリともしない。一つの目安を、昭越の沢川が滝となって流れ出る地点まで、と決めて遡行したが、その地点まで行ってもまったく反応は無かった。

 考えられるのは、さらに上流部に逃れたか下流に流されたこと。この先には、高巻きしなければ行けない滝が行く手を塞ぎ、一段と高低さの大きな流れに変わる。なので、いつもはここから釣り下って入渓地点まで戻った。今回も無念さを抱えて戻ることにした。

 残るは、まだ入ったことのない青井川だけ。腕時計は午前8時半を指していた。時間は十分にあるが、他の川と同じように、氾濫の後遺症が残っていて、魚を見ることができないのでは、とモチベーションが下がっていく。

 他の方の青井川の釣行記を、何度かブログで読ませていただいたことがある。そこには、白井川に流れ出る下流域ではヤマメが、上流部では岩魚が釣れたことが記されていた。魚の型はそんなに大きくはなく、最大でも尺クラスらしい。
2016y10m06d_095605591.jpg
 下流域や上流域と言っても、流域が結構長い川で、入渓ポイントが分からない。
白井川を跨ぐ青井川橋を渡り、林道はしばらく白井川と並行して走る。地図によると、橋から5キロ近く上流で、林道は青井川を跨ぐようだ。そこまで行こうとしたが、崖からの落石や轍、ぬかるみなどが進路を塞ぐ。

 仕方なく、川に近くて降りやすい場所を探す。藪こぎして入渓した川の流れは、思ったよりも穏やかで、遡行や釣り下るのにそれほど不便はなさそうに見える。果たして魚はいるのか。
 次回の更新では、青井川の釣行記と、できれば動画も載せていきたいと考えています。

写真は白井川上流の三俣地点に流れ出る、右の沢川とその上流の砂防ダム、支流・轟中の川と本流・母沢の景観、

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2016年10月02日

音別川のアメマス、遡上遅れる



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釧路市が秋のアメマス情報を公開

 春は降海するアメマスが群がり、夏はブルーバックのアメマスやサクラマスが回遊する、音別川と音別川河口は砲弾型のアメマスが遡上するという釣りの愛好者にとっては、ニジマスで有名な阿寒川・湖と双璧をなす釣りのサンクチュアリ。全国各地から多くの釣り人が訪れる町として知られる。
 釧路市のホームページでは、春と秋に河口から上流域でのアメマスの釣行状況をまとめている。4月末の春版を終了後、9月5日から秋版としてスタートした。そこで、9月15日から直近9月28日までの動きをHPからピックアップした。
音別川河口.JPG

川西橋下流.JPG











(9月15日)
【音別川河口】
 音別では先週の金曜日に100mmを超える雨が降った。その影響を受けて、河口が久しぶりに正面で開いた。そのため、大きく東へ移動した河口までの間は、大きな池となった。また、依然として濁りがきつい状況。
【音別橋上流】
 全体的に、水深は浅めだが、濁りがきつい。
【川西橋下流】
 深場は濁っていますが、来週には回復しそう。
【初音橋付近】
 こちらは、川幅が広く浅くなった。濁りは多少あるが、釣りには支障なさそう。
川西橋下流.JPG

初音橋付近.JPG











(9月21日)
【音別川河口】
 先週大きく開いていた河口は、一部のみ開いている状態となり、東側の池となっていた部分も川とつながった。
 水量多めだが、濁りはない。
【音別橋上流】
 水量多く、濁りはない。釣り人がいたが、釣れていない様子だった。
【川西橋下流】
 水量多めで、濁りなし。ここにも、釣り人がいたが釣れていない様子。
 【初音橋付近】
 例年なら、橋の下に魚影が確認できるが、今年はまったく見ることができない。
 川の流れが変わってしまったからでしょうか。

(9月28日)
【音別川河口】
 ここは先週とほぼ変わない。水量そこそこで濁りなし。釣人2名をしばらく見ていたが、釣れていない様子。
【音別橋上流】
 水量は多くはなく、川が浅くなった。濁りはありません。
【川西橋下流】
 ここは、例年なら溜りに魚が群れているが、魚影の確認はできなかった。ここも濁りなし。
【初音橋付近】
 当日も、橋の下に魚影は確認できない。濁りなかった。

写真は、9月28日の音別川河口、音別橋上流、川西橋下流、初音橋付近

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