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2014年08月07日
近郊の岩魚釣り2席
前日の雨の影響で、主要河川は軒並み増水状態となった。ある程度の雨ならば、渇水と猛暑で動きの鈍かった魚の活性を即するが、これだけ大量に降ると、釣りを行うには厳しい状況だ。道央圏の河川の情報を集めていくと、近場の千歳川は増水気味ながら入釣はできるが、尻別川や余市川本流は濁流もあってフライ釣りは難しい模様。
そうした厳しい条件の下、空いた時間を見つけて支流河川に釣行した。はじめに向かったのは、前回ブログに掲載した豊平川支流の白井川支流・右股川。白井川合流地点の橋の上から見る限り、増水が激しくさらに上流部はもっと厳しそう。
ならば、渇水に悩まされて釣りに適さない状況にあった、白井川から近い230号線沿いの豊平川支流・小川(宝来沢)に変更した。小川は無意根山に向かう林道に沿って豊平川に流れ込んでいる小河川。下流域には堰堤が連続して築かれおり、渇水もあって普段は魚の期待ができそうにないポイント。今回の雨が魚を呼び戻したのでは、との期待で国道入口から500メートル地点の林道ゲート前に駐車して入渓した。
入渓地点からは上流、下流ともに堰堤がいくつも見えるが、川に張り出す樹木やフリーストーンによって山岳渓流の様相が漂う。小滝の落ち込みに何度かフライを流し込むと、写真のような岩魚がかかった。その後下流域、上流域の遡行を遮る堰堤の間を行き来したが、反応がないので川を移動することにした。(林道ゲート前に駐車した車に「車上荒らしが多発、注意」の警察からの案内がワイパーに挟んであった)
次の行き先は、7月に大惨敗した(こればっかり)オロウェンシリベツ川。前回の教訓もあって、今回は上流域を目指す。平日でも、流石に有名河川だけあって、川に沿って釣人の車があちこちに駐車している。また、上流の林道から戻るいく台もの車と行きかう。
キャンプ場を過ぎて、しばらくしてから現れた橋の下に場所を設けて、いざ入渓。下流域では#12のカディスに幾度も反応するが、かからない。このような場所でも、思いのほかすれているようだ。また、上流への遡行ではまるで反応がない。それにしてもアブの猛攻に悩まされ、服の上から2箇所も被害を受けた。
再び下流域に戻る途中、オロウェンシリベツ川と合流するオロウェン支線川が橋の上から見えた。普段は水嵩が低く、あまり注目されていない川なのだろう。両岸を樹木が覆うが、流れは緩やかで遡行しやすそう。橋を降りてしばらくした、やや流れの早い流心から岩魚が飛びだした。オショロコマに似た体の紋様だ。その後も幾度かあたりがあった。倒木に逃げ込まれた魚は、尺を越えていたと思われる。再び雨が降り出したのを機会に納竿した。大雨の後でも、探せばいくらでも釣りのできるポイントは見つかる。また、雨の後でなければ現れないポイントもある。それを探すのも、釣りの楽しみのひとつだ。
写真上左から230号線沿いの小川の景観、小川であがったアメマスにちかい岩魚、下左・オロウェンシリベツ川支流のオロウェン支線川の景観、支線川で釣れた岩魚。同じ岩魚でも川によってこれだけ異なる
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そうした厳しい条件の下、空いた時間を見つけて支流河川に釣行した。はじめに向かったのは、前回ブログに掲載した豊平川支流の白井川支流・右股川。白井川合流地点の橋の上から見る限り、増水が激しくさらに上流部はもっと厳しそう。
ならば、渇水に悩まされて釣りに適さない状況にあった、白井川から近い230号線沿いの豊平川支流・小川(宝来沢)に変更した。小川は無意根山に向かう林道に沿って豊平川に流れ込んでいる小河川。下流域には堰堤が連続して築かれおり、渇水もあって普段は魚の期待ができそうにないポイント。今回の雨が魚を呼び戻したのでは、との期待で国道入口から500メートル地点の林道ゲート前に駐車して入渓した。
入渓地点からは上流、下流ともに堰堤がいくつも見えるが、川に張り出す樹木やフリーストーンによって山岳渓流の様相が漂う。小滝の落ち込みに何度かフライを流し込むと、写真のような岩魚がかかった。その後下流域、上流域の遡行を遮る堰堤の間を行き来したが、反応がないので川を移動することにした。(林道ゲート前に駐車した車に「車上荒らしが多発、注意」の警察からの案内がワイパーに挟んであった)
次の行き先は、7月に大惨敗した(こればっかり)オロウェンシリベツ川。前回の教訓もあって、今回は上流域を目指す。平日でも、流石に有名河川だけあって、川に沿って釣人の車があちこちに駐車している。また、上流の林道から戻るいく台もの車と行きかう。
キャンプ場を過ぎて、しばらくしてから現れた橋の下に場所を設けて、いざ入渓。下流域では#12のカディスに幾度も反応するが、かからない。このような場所でも、思いのほかすれているようだ。また、上流への遡行ではまるで反応がない。それにしてもアブの猛攻に悩まされ、服の上から2箇所も被害を受けた。
再び下流域に戻る途中、オロウェンシリベツ川と合流するオロウェン支線川が橋の上から見えた。普段は水嵩が低く、あまり注目されていない川なのだろう。両岸を樹木が覆うが、流れは緩やかで遡行しやすそう。橋を降りてしばらくした、やや流れの早い流心から岩魚が飛びだした。オショロコマに似た体の紋様だ。その後も幾度かあたりがあった。倒木に逃げ込まれた魚は、尺を越えていたと思われる。再び雨が降り出したのを機会に納竿した。大雨の後でも、探せばいくらでも釣りのできるポイントは見つかる。また、雨の後でなければ現れないポイントもある。それを探すのも、釣りの楽しみのひとつだ。
写真上左から230号線沿いの小川の景観、小川であがったアメマスにちかい岩魚、下左・オロウェンシリベツ川支流のオロウェン支線川の景観、支線川で釣れた岩魚。同じ岩魚でも川によってこれだけ異なる
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