もう少し頑張ってみよう

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/3/4 　蛯名正厩舎

４日の中山競馬ではややゆっくりとしたスタートになり

後方から慌てず進める形。

勝負どころから徐々に進出していき直線へ向いたが、

ジリジリと伸びるも６着まで。

「レースまでは時折スイッチが入りそうになるところを

見せていましたが、それでも我慢できていましたし、

まずまずかなと思えましたね。

レースですが、ゲートを少しモサッと出て後方からになりましたが、

その後のリズムは悪くなく、

初戦として考えると上手に走れていたのではないかと思います。

クリストフは“返し馬では少し行きたがっていたけれど、

競馬に行くと大丈夫で、道中リラックスしてくれました。

最後は伸びてきていたし、

いいレースを経験できたように思います。

次以降はチャンスですね”と言っていました。

今日は初めての競馬ということ、

そしてクリストフが上手に導いてくれたこともあり

リラックスして走れていましたが、

実戦を経験したこれからはまた様子が変わるかもしれませんから、

そのあたり、気をつけて見ていきたいですね」

（蛯名正師）

繊細な面が目立ち、リズムよく運べるかが

まずカギを握ると見ていましたが、

鞍上はレース前から慌てさせず、

１頭でゆっくりと準備できるように

上手にエスコートしてくれていました。

スタートは既走馬相手ということもありやや遅く、

また急かさなかったこともあり

後方の位置から運ぶ形となりましたが、

直線ではジリジリとではあるものの脚を使い、

６着まで追い上げていました。

一度使って動けるようになればまた違ってくるでしょうし、

この経験がプラスになってくれるのではないかと思います。

その半面、気持ちの変動も気になるところですから、

心身の状態をよく確認してから

この後のことについて検討していきます。





レースは６着でした。

スタートが遅く後方からになりましたので、

ルメール騎手は焦らず馬なりの走りをさせてましたね。

直線に向けて少しずつ上がって行きましたが

中山のマイルですので届くことはありませんでした。

初戦の結果としてはまずまずですかね。

精神面も心配されてましたが、今回は大丈夫でしたね。

広い東京コースであれば前進は可能でしょうし、

もう少し距離は伸ばしても大丈夫だと思います。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/3/1 　蛯名正厩舎

１日は美浦南Ｗコースで追い切りました

（８４秒６−６８秒０−５２秒９−３８秒０−１１秒５）。

「先週コース追いを行えましたので、

当該週を坂路に戻すかどうか

様子を見て決めようと思っていたのですが、

もう１回入れても問題なさそうだったので

当該週もウッドチップコースで行うことにしました。

２頭併せで長めに動かしたところ、

長く平均的に脚を使う感じで

最後までバテずにジリジリジリと走ることができていましたね。

印象は悪くなかったですが、

ギアがグッと上がるという感じではなかったですかね。

また、この馬の場合、繊細な面が目立つため、

自分のペースで走れるときはいいけれど、

相手の動きなど外的要因で盛り上がってしまったり

リズムが乱されてしまったりすると

どうなるか…という心配は拭えません。

やれそうな感じはしているものの

そういう点を踏まえると

レース慣れする必要もあるのかな…というのが本音です。

初めての場所に行きますし、

多頭数で走ることも初体験になりますから、

まずは少しでも冷静さを保ち、

いい形でレースができればと思っています」

（蛯名正師）

４日の中山競馬（３歳未勝利・芝１６００ｍ）

にルメール騎手で出走を予定しています。





ルメール騎手が上手く騎乗してくれれば能力で勝てそうですね。

揉まれない競馬をして欲しいですね。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/2/22 　蛯名正厩舎

２２日は美浦南Ｗコースで追い切りました

（７５秒０−５８秒２−４１秒６−１２秒８）。

「体や精神面の変化をよく見たうえで可能だろうと判断し、

今週はコース追いを選択しました。

前を行く誘導馬の入りが遅くなってしまったため

全体の時計は想定よりもかかるものになってしまいました。

そして、その誘導が途中から一気に速くなってしまったため、

不慣れなディバイングレースは戸惑ってしまいましたね…。

普段から、刺激しすぎないように気をつけながら

促すように走らせているところがあるので、

今回、余計に対応に苦労した面はあったのものの、

コースでやれた経験は実戦へ向かうにあたって

プラスになるはずです。

前半が遅かったこともありますし、

勢いに乗った後はだいぶ唸って走っていて

止めるのに苦労したほどでした…。

繊細さが求められる馬なので鞍上が大事と思っていて、

そのような中でデビュー戦の鞍上を

クリストフにお願いできることになりました。

以前に比べれば取り扱いはだいぶ楽になってきていますが、

走らせるとまた違う部分もあります。

競馬へ行って

クリストフに怒られないように…というのは冗談ですが（苦笑）、

少しでも操縦性を上げていい形で実戦へ向かえるように

この後も丁寧に調整していきます」

（蛯名正師）

３月４日の中山競馬（３歳未勝利・芝１６００ｍ）

にルメール騎手で出走を予定しています。





精神面で問題がありそうな馬にルメール騎手はいいですね。

まずは無事にレース出走出来るように進めればいいですね。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/2/15 　蛯名正厩舎

１５日は美浦坂路で追い切りました

（５８秒４−４３秒４−２９秒０−１５秒０）。

「テンション面が心配なので気をつけながら進め出していますが、

こちらの不安をよそに、思ったよりもカイバ食いが減らずにいますね。

ゲート試験後時間をかけさせてもらって

現地で乗り込んでもらったことで、

この馬なりに力がついて

精神的にもいくらか大人になったのでしょうね。

それでも気を付けないといつスイッチが入っても不思議ないし、

入った時の破壊力は半端ないんでね…（苦笑）。

この後も慎重に対応していくつもりです。

このように、思ったより安定した状態を保てているので

今朝は坂路での追い切りに加えて、

半マイル６６秒くらいの普通キャンターも採り入れ、

坂路２本で調整しました。

駆け上がってくるときの格好は悪くなくてオッと思わせますし、

なんと言ってもキタサンブラックの産駒ですからね。

期待も持てそうなので、

より良い形でレースへ臨めるようにしたいです。

今のところ２週目の芝のマイル戦を最短目標に設定していて、

可能であれば来週はコースに入れてみることも考えています」

（蛯名正師）

早ければ３月４日の中山競馬（３歳未勝利・芝１６００ｍ）

に出走を予定しています。





精神面が問題になりそうですが、能力はありそうですね。

３月の未勝利戦であっさり勝利しましょう。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/2/8 　蛯名正厩舎

８日は美浦坂路で追い切りました

（５７秒１−４１秒９−２７秒５−１３秒８）。

「帰厩後しばらくは用心しながら動かすようにしていました。

入厩してきた感じが前回に比べると

幾らか大人になったかなと思わせますね。

ただ、敏感なのは相変わらずで、

気を付けないとビュッと行きそうな感じがしますね。

丁寧に接していかないと

どういう方向へ変わってしまうか

不安に思うところを抱えていますので、

気を付けるようにしています。

今朝は坂路に入れて軽く時計を出しました。

最初なので無理に動かすのではなく

少しずつというイメージなので、

時計的には大体思惑に近いものですね。

動き的には中山のあたまからでも

行けなくはないかなと思いますけれど、

メンタルを考えると急ピッチで進めていくのはどうかな…と思うので、

この後の様子を見ながら柔軟に考えていきます」

（蛯名正師）





なんとか中山開催中でデビューする事が出来そうですね。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/2/4 　蛯名正厩舎

３日に美浦トレセンへ帰厩しました。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/1/31 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「この中間もいい意味で変わりはありません。

調教は少しずつ詰めていて、

今朝は３ハロン４１秒くらいを出す予定で登坂させています。

今のところ動けていますし、むしろセーブしたり、

止めに入るところで少し難しさを覚えることはあるものの、

気持ちが後ろに向くことがなく動かせているので、

感じとしては悪くないでしょう。

蛯名調教師に現状を報告してありますよ」

（天栄担当者）





そろそろデビューに向けての報告ですかね。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/1/24 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「繊細さが目立つのですが、動かしてみると悪くはありません。

３ハロン４０秒の調教メニューを課しても動けそうに感じるくらいですが、

だからと言って詰め込み過ぎると精神面への影響が心配でもあるので、

そのあたりは慎重に、と思っています。

今のところはカイバを食べることができていて、

体もこの馬なりにキープできているので、

様子を見ながら進めていくタイミングを図っていきます」

（天栄担当者）





なんとか前進を。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/1/17 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「運動の際もそうですが、

馬場入りする際も気を付けて対応するようにしています。

今のところ気持ちが変な方向へ行きすぎることはないものの、

だからと言って油断はできませんので、

この後も用心深く対応していきます」

（天栄担当者）





春前にはデビューして欲しいですね。

出資馬ディバイングレースの近況です。

23/1/10 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「繊細なところを相変わらず見せていて、

ちょっとしたことに対しても反応するところがあります。

そのため乗る際も慎重に対応せざるを得ないのですが、

動かした感じは決して悪くないんですよね。

負荷をかけるようなトレーニングをしていきづらいところがあるため

時間がかかるかもしれませんが、

何とか少しでもいい形にしていけたらと思っています。

馬体重は４３４キロです」

（天栄担当者）





春までにはデビューしたいですね。