もう少し頑張ってみよう

出資馬キャピタルシップの近況です。

デビュー勝ちはできませんでしたが

次走に期待できる内容でしたね。

1/17 　奥平厩舎

１７日の中山競馬ではスタートして促しながら

先団を見る形で進める。

外目から前へと迫っていきたかったが、

前も止まらず３着。

「勝てずに申し訳ありませんでした。

また、せめて２着馬は交わしたかっただけに、悔しいです。

硬さが見られるタイプだけに

やはり芝スタートがポイントではありましたが、

その部分は予想よりスムーズに対応してくれましたよ。

道中はけっこう流れていたと思いますが、

あんまり離されても苦しくなるだろうから

適度に気合いを入れながら進めました。

直線では終いまでしぶとく脚を使ってくれているものの、

所々でちょっと左のハミだけ取りすぎる面がありましたね。

その点に関してはまだ馬体を持て余して

動き切れていない面から来ているでしょうし、

乗った感触からも使っていけばさらに良くなりそうな馬ですよ」

（柴山騎手）

「脚元が心配ではありましたけれど、

しっかりケアをしながら進めてきて、

だいぶスッキリと見せるようにはなっていたんです。

しかし、稽古と実戦とでは訳が違いますし、捌きが硬いので、

芝の硬い部分を気にして戸惑ってしまうのではないか、

そこで流れに乗れないかもしれないという心配もしていたんです。

向こう正面では促される必要こそありましたけれど

思った以上のポジションで流れに乗ることはできたように思います。

若さも見せていましたが、初戦としてはまずまずと思います。

もちろん自分で乗って良さをわかっていましたし、

デビュー勝ちしたかったですが、競馬の形にはなっていました。

使いつつ良くなっていきそうな内容でもありましたし、

前を向いていければと思います。

今後は様子を見てからになりますが、

故障させないことが何より大事になります。

この血統ですし、ましてやこの時期ですから、

より慎重に考えながら今後について決めていきます」

（奥平師）

待望のデビュー戦でしたが、心配したような形ではなく、

序盤からまずまずの格好でレースを運べたのではないでしょうか。

前半に脚を使ったこともあり終いの伸びはジリジリとしたものになりましたが、

使いつつ良くなってきそうな走りにも見えましたし、

この経験を今後に活かしていければと思います。

この後につきましては状態を見てからになりますが、

お母さんも硬さがあり、脚元と付き合いながらの調整をしていました。

本馬も大型馬で脚元により神経を使いながら

考えていきたいと思っていますので、

基本的には無理をしないで判断していきたいと思っています。

出資馬キャピタルシップの近況です。

まずは無事にデビュー戦を走りきってもらいたいものです。

ダート短距離は血統的にも合ってそうですが。

1/14 　奥平厩舎

１３日は軽めの調整を行いました。

１４日は美浦坂路で追い切りました（５２秒７−３８秒６−２５秒３−１２秒８）。

「先週あたりのレースを見ていても新馬、

特にダート短距離戦は混み合ってきましたね。

権利を持っていないと難しいと思う状況になっていて、

今週の想定を見ていても上手く入ればいいという混み具合。

そのような中で柴山ジョッキーが乗ってくれるということになりました。

それで、実戦前に感触を確かめてもらいたいと思い、

今日の追い切りに乗ってもらったんです。

遅い時間帯に坂路で動かしたのですが、まずまず。

チップや坂路ではちょっとモサモサしたところがあるけれど、

ダートだといい走りをするし、ダクの時、

キャンターの時の馬の感じも伝えて乗ってもらったんです。

実際のところ、馬の気持ちも掴んでもらい、

良いところがあるということも把握してもらえたようで、

良い追い切りができました。

投票の結果、抽選を突破して無事出走です。

来週でも問題はないデキでしたが、

スムーズにレースへ向かえるのは良いことでしょう。

大きな馬ですし、前も硬い馬なのでまずは無事に。

そして今後につながる競馬を見せてくれたらと思っています」

（奥平師）

「大型馬ですし、少し硬めと聞いていましたが、

捌きが極端に気になるということもなく、動きもまずまずでしたよ。

これからかもしれませんが、

馬が来た時にグッとハミをとる反応を見せてくれましたし、

前向きな気持ちを持っていることも確認できる追い切りでしたから、

乗せていただいて良かったです。

もしかしたら硬い芝からのスタートだと

モサッとしてしまうかもしれませんけれど、

馬に合わせて進めて良さを出せればと思っています」

（柴山騎手）

１７日の中山競馬（３歳新馬・ダ１２００ｍ）

に柴山騎手で出走いたします。

出資馬キャピタルシップの近況です。

1/3 　奥平厩舎

３日は軽めの調整を行いました。

「この中間も脚元を含めてコンディション面に

不安を見せることはなく乗り込めています。

時計は年末の２７日と３０日に無理なくじわっと出していて、

年が明けてからはまだです。

今朝もじっくりと乗るようにしていて、

次に時計を出すのは来週半ばか後半あたりかなと考えています。

その時とその後の感触を確認していけそうかなと思えれば、

３週目あたりから競馬を考えていければ理想的ですね」

（奥平師）

今後の状態次第になりますが、

早ければ１７日の中山競馬（３歳新馬・ダ１２００ｍ）

に出走を予定しています。

出資馬キャピタルシップの近況です。

12/24 　奥平厩舎

２３日は美浦坂路で追い切りました（５６秒６−４２秒２−２８秒１−１４秒２）。

２４日は軽めの調整を行いました。

「先週ゲートを合格できましたが、その後のダメージ具合を心配していましたので

より慎重に見極めを行っています。

今のところガクッとまでは来ておらず、

このまま進めていけるかなと捉えているところです。

だからと言って疲れは皆無というわけではなく、

トモなど馬体のケアは施していきたい状態でもありますから、

しっかりと接しつつ調整を進めています。

まだビッチリ強い調教を開始するところまでは行っていませんが、

水曜日に坂路でじわっと動かしました。

脚元への負担も考えたい馬なので、

馬場が綺麗なところで走らせなければと思っています。

そのため、坂路の、しかも３回目のハロー明けのタイミングで

時計を出すようにしています。

そのタイミングは馬場は綺麗ですが、

遅い時間帯なので時計はかかりやすく

目立つ数字は計時されていませんけれど、

最初と考えたらこのくらいで十分ですし、

ちょうど良い負荷をかけられていると思いますよ。

まだ具体的なことを考えられる段階ではないので、

これから地道に乗っていって年明けの感じで

どのくらいの競馬を考えられるか探っていきたいと思っていますよ」

（奥平師）

出資馬キャピタルシップの近況です。

なんとか合格です。

12/17 　奥平厩舎

１７日にゲート試験を受けて無事合格しました。

「前回のことがあったので、

できるだけ疲労を溜めこまないようにしつつも、

その前に何としても前回突破できなかった課題を

クリアしなければと考えていました。

わりと多いのは木曜日に楽をさせて

金曜日に改めて試験を受けるパターンなのですが、

気持ちを抜かせたことでドッと疲れが出てしまう可能性もありました。

また、今朝の様子が極端に悪くはなかったので

ちょっと頑張ってもらって、今日も試験へ向かうことにしたんです。

昨日と同じパートナーと一緒に受けたのですが、

相手のほうが昨日からガラッと変わって出るようになったことから

見栄え的にはキャピタルシップのほうが劣勢に感じたのですが、

何とか合格をもらうことができました。何よりホッとしています。

昨日は跳ねたり、今日はトモをおとしてみたりして、

心身ともに苦しさが出てこないか用心しなければいけないので

受かったからと喜んでばかりいられませんし、

今後の様子をより慎重に見ていきたいと思っています。

進めていけそうならば坂路を主体にして乗り込んでいきますけれど、

もし辛そうな面が見られるようならば無理はしないつもりです。

とりあえず明日はご褒美として楽をさせ、

そして特にトモを中心に必要なケアをしっかりと施しつつ

状態の確認を行っていきます」

（奥平師）

「昨日は受からせてあげられなくて申し訳ありませんでした。

引き続き今朝も任せていただけたのですが、

１本目の出るときにトモをおとして、

スタートが遅れてしまったんです。

しかし、２本目はまずまず出てくれましたし、

無事に合格となって良かったです。

前捌きの硬さはありますけれど、

前回よりも乗り込まれて素軽さが出ていますし、

苦しさはそこまで強く見せません。

何とかこのまま良い方へ行ってくれたらと思っています」

（嘉藤騎手）

出資馬キャピタルシップの近況です。

12/16 　奥平厩舎

１６日はゲート練習中心のメニューを行いました。

「ゲート練習の様子は悪くなかったので

今週試験を受けてみることにしたんです。

前回入厩時から手伝ってくれている

嘉藤貴行ジョッキーに乗ってもらって２頭で受けたのですが、

１回目はややゆっくりのスタートから、そのあとに跳ねました。

２回目もややゆっくりでしたけれど、

パートナーよりは速いダッシュで跳ねもしなかったんです。

これなら合格レベルギリギリなのではないかと思って交渉したのですが、

もっと速いスタートを切ってほしいということで

合格をもらうことはできませんでした。

疲れを溜めて前回のようになる恐れもあるので

何とか早いタイミングで受からせたいだけに残念ですが、

気持ちを切り替えるしかありません。

再びチャレンジしていきますが、

そのタイミングは様子を見ながら判断していきたいと思います」

（奥平師）

出資馬キャピタルシップの近況です。

12/9 　奥平厩舎

９日はゲート練習中心のメニューを行いました。

「帰厩後の体調や精神面を見て問題なさそうだったので、

早速ゲート練習を開始しています。

前回の入厩時のことがあるので、

一気に詰め込むようなことはせずにより慎重に対応したいと考え、

今朝は入りから駐立までに留めています。

最初はちょっと入りで気を遣うようなところはあったのですが、

計３回、入りと駐立を繰り返すと、

最後はスムーズに対応してくれましたよ。

この調子ならタイミングを見て、

ゲートから出すところまでの一連の流れを確認できるでしょうし、

その具合を見ながら次のステップへ

進んでいきたいなと考えています」

（奥平師）

出資馬キャピタルシップの近況です。

12/5 　奥平厩舎

５日に美浦トレセンへ帰厩しました。

出資馬キャピタルシップの近況です。

12/2 　ＮＦ天栄

トレッドミル調整か周回コースで

軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路でハロン１４〜１５秒の

キャンター調整を取り入れています。

「大きい体ではあるものの極端にボテッとはしていませんし、

コンスタントに動かしながらより動けるように

磨きをかけているところです。

奥平師には状況を見つつどこかで入れてもらうことを考えてもらっていますが、

ゲートも受けなければいけないので、

精神面もいいなというタイミングで送り出せれば理想的ですね。

馬体重は５８０キロです」

（天栄担当者）

出資馬キャピタルシップの近況です。

11/25 　ＮＦ天栄

トレッドミル調整か周回コースで

軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路でハロン１４〜１５秒の

キャンター調整を取り入れています。

「この中間も蹄を中心に脚元の状態に合わせつつ乗り込みを行っています。

大型馬ですが、極端に重々しい動きではありませんし、

体力をつけて磨きをかけていけば

良くなりそうと思える馬でもあります。

場合によっては年内もありなのではないかな

と思ってはいるのですが、

ゲート試験をまだ合格していない馬でもありますからね。

そう考えると目標をここと言えないですし、

具体的に決めつけることはせずに

状態を見ながら奥平師と相談していければと思っています」

（天栄担当者）