19/11/16 萩原厩舎
16日の東京競馬ではゆっくりと進めて中団後方から。
直線外から余裕を持ちつつ進出していき、
残りひとハロンあたりでさらにグッと加速でき前を交わして優勝。
「ありがとうございました。
色んな意味で課題が出てきた一戦でした。
落ち着いてはいるのですが、前走のことを覚えていて、
ゲートから一歩出ると胸を張って進んで行こうとしていて
下手すると先頭に立つまで行ってても不思議ないと思うほどでした。
抑えると落ち着いてくれたので良かったものの、
3〜4コーナーではまた気持ちが先走ろうとしていました。
そこも落ち着かせて直線へ向かい
追い出すとそれまでの感触と違ったんです。
手綱を持っている時は大丈夫と思えたけれど、
追われたことがないからわからなかったようで
動かし出したら頭を上げてふわっとしてしまったんです。
あのままだったら危なかったかもしれません。
当該週の追い切りのときの話になりますが、
直線の馬場が悪かったことから気にしてしまっていました。
そこで、騎乗していた助手の南田さんがステッキを入れていたんです。
ステッキに関しては取っておいた部分ではあったのですが、
今日の結果からすると追い切りで
馬が体験できていて良かったと思いました。
今日のステッキにもしっかり反応してくれましたからね。
良いことなのですが賢すぎるところがあるため、
今後も大事に丁寧に接さなければいけないと改めて感じさせました。
この馬に対する期待が高いので、
とにかく無事に行ってほしいと思っています」
(三浦騎手)
「会員の皆様、おめでとうございました。
初戦同様、今回も評価できる勝ち方ができたと思いますし、
今後に向けて大事になってくる一戦を
取りこぼさなくてホッとしています。
ただし、皇成が言うように課題も見せました。
今回は頭数や折り合い、あと、負担を考えて
マイルよりも1400mを選びクリアしてくれましたが、
今後も丁寧に接していかなければいけません。
精神面のケアも大事にしたいので、
焦ってすぐのところに目標を設定することはせず、
馬に合わせた判断をしていければ理想的と考えています」
(萩原師)
ここは勝ちたいところで、より確かと思えるところへ向かいました。
課題はあるものの、初戦同様加速すると素晴らしい馬で、
これからが非常に楽しみです。
兄姉たちが故障してきたように
血統的な体質面の弱さを忘れないようにしなければいけません。
本馬も動かすと乗り手がゴツゴツと感じるところがあるようなので、
気をつけていかないと
これまでのことを繰り返すようなことにもなりかねませんから、
2戦続けて良い勝ち方をしたからと言って
すぐに大舞台と思う気持ちをグッと抑えて、
この馬の将来を見据えてしっかりとケアの期間と機会を設けながら
1つずつステップアップしていければと考えています。
レースは優勝でした。
まずは無事に2勝目を上げれましたので、
来年春の目標の事を考えれば、良かったのではないでしょうか。
レースは直線で前の馬を差せるのか?と思いましたが、
三浦騎手のステッキを受けて、きっちり差しきってくれました。
まずはひと安心です。
コメントからも年内出走は無さそうです。
年明け後のどこかの重賞を叩いて、
桜花賞というローテーションでしょうね。
体質面の弱さは兄姉と同じでしょうから、そこだけですね。
出資馬でまだクラッシック出走した事が無いですが、
この馬で出走の夢は叶いそうです。
あわよくば勝利できればいいですね。
来年の春までに他に強い馬も出てくるでしょうが
まずはそれまで無敗で進んでいければいいですね。
それくらいの能力は十分ありそうです。
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