23/2/7 NF天栄
軽めの調整を行っています。
「少しずつ進めていたのですが、
脚元を気にする素振りを見せるようになりました。
右トモを気にしているようで、この後の変化をよく見ておきます。
ご心配をおかけして申し訳ございません」
(天栄担当者)
23/2/8 引退
「右後肢の状態を細かく確認してきたところ、
繋靱帯部を気にしていることがわかりました。
ここは昨年秋にも疲れが出た箇所でもあり、
おそらくここまで頑張ってきた疲労が
蓄積されて表面化してきているのだと思います。
時間をかければ大事ではないものの、
引退期限内に万全の状態に持っていくのは
難しいと言わざるを得ません。
最後に何とか箔をつけてあげたかったのですが、
このような結果になり申し訳ございません」
(天栄担当者)
「現地には定期的に見に行っていましたが、
ここに来て脚元に疲れが見られ、
期間内の復帰は難しい状況にあるという報告をもらいました。
前走はダートが合わなかった印象がありましたので、
賞金順の問題こそあったものの、
例えばオーシャンSなど芝のレースに再トライできればという話を
牧場のスタッフさんたちともしていた矢先だっただけに
残念でなりません。
ただ、これまで長い間頑張ってくれたことに変わりはなく、
無事にお母さんにしてあげることも使命だと思っていましたので、
脚部不安という形にはなりましたけれども、
それ以上の大きな怪我を負うことなく
無事に北海道へ帰してあげられるのは良かったのかなと感じています。
いいスピード、良い馬体の持ち主なので、
いい仔を出してくれそうに思いますし、
お母さんのポテンシャルを子どもたちに伝えてあげてほしいですね。
このような形になり申し訳ありませんが、
長い間ご声援いただきまして誠にありがとうございました」
(萩原師)
ジックリと成長を待ちながら育成を進められていましたが、
それでも2歳の6月末には無事に初入厩を迎えることができ、
約3ヶ月後のデビュー戦で見事に勝利を飾ってくれました。
課題こそあるものの、初戦に続く2戦目も勝利し、
高い評価を得られましたが、
3戦目のフェアリーSからは課題が浮き彫りになってきました。
その後、4戦目のフィリーズレビューでは
残念ながら鼻出血を発症し、立て直しを余儀なくされましたが、
休養を経て自己条件から再スタートするといきなりから勝利を挙げ、
やはり能力の高い馬ということを実感させてくれました。
3勝クラスでは3戦目で勝利し、
続くオープンクラスでも見事に勝利しました。
その後は骨折等もあり長期休養を挟み
本来の走りを見ることはできず、
ここに来て右トモの繋靱帯部を傷めたことから
萩原清調教師と協議を行った結果、
次のステージに向けて送り出してあげようということになり、
ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは
追って書面を持ちましてご案内いたします。
少し遅くなった気がしますが引退になりました。
前走のダート戦での敗戦後、
芝のレースに出走させようとして頑張ってもらっていましたが、
一人の出資者としての意見としては
芝のレースでも前進は無かったように思います。
むしろ故障の可能性もありそうだったので、
レースに出走する前に引退出来たのは良かったと思います。
アイビスサマーダッシュに出走以降、
歯車が狂ってしまったのは間違いありませんね。
そこまでのレース選択等はほぼ完璧だと思いますし、
萩原調教師じゃなければ
5勝は出来なかったと思います。
感謝の気持ちでいっぱいですね。
牝馬クラシックに出走出来るんじゃないかという夢も見れました。
いいスピード、良い馬体の持ち主とのコメントがあるように
母親になっていい子供を産んでもらい
その子供達に夢の続きを期待したいですね。
お疲れ様でした、アヌラーダプラ。
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