19/10/21 栗田厩舎
21日の東京競馬ではまずまずのスタートから
先行集団の一角を形成し進める。
フォローしながら勝負どころを回る形になり、
直線では思うほどの伸びは見られず7着。
「やはり稽古よりも本番の芝のほうが走りは良かったですね。
前目につけることができましたし、形を作ることはできました。
ただし、ギアを上げていきたいなと思っていても
トモが思うようについてこない感触があって、
さらにトップスピードを求められるようになると
後ろの踏ん張りが利かない分だけ
頭が浮き気味になってきてしまいます。
4コーナーをまわるあたりでトモ脚を
自分の脚にぶつけてリズムを乱すシーンがあったので、
その分は割り引いてあげてほしいですが、現時点では良化途上中で、
時間をかけて後ろがしっかりするのを待ってあげられれば
変わってきてもいいはずです」
(北村宏騎手)
「入厩当初と比較すると力はついてきたように思えたのですが、
それでもまだ備わり切れていない面が強く、
後ろの弱さから蹴っぱりが思うほど
推進力に変わっていかないところがあります。
そのため気持ちで補わなければいけないと考えて
稽古でも着用したことがありましたが、
レースでもチークピーシーズを着用しました。
宏司が4コーナーで派手な音がして
故障してしまったかもと思ったほどだったと言っていたので
状態を確認したところ、右トモ脚の蹄冠部付近を外傷し、
出血していました。
多少の影響はあったと思うものの、それがなかったからと言って
グッと来ていたとは言い難いですよね…。
それでも前半好位につけて
競馬ができたということは評価できるはずです。
さらなる成長を図りたいだけに
この後は放牧に出すつもりでいますが、
何とか変わってきてほしいです」
(栗田師)
ゲート入厩時は精神面の若さばかりが目立っていましたが、
根本的には体力が備わっておらず、
特にトモが思うように連動せず
質の良い走りを繰り出せずにいる現状です。
そのような中でまずは初戦へ向かってみたのですが、
道中はジョッキーに支えてもらう必要はあったものの
いい位置から進められたという点は今後に活きるはずです。
今後は成長が不可欠になってきますが、
素材は決して悪くないと思っているので、
何とか時間と経験を重ねながら
成長してきてほしいと願っています。
この後はレース後の様子を見たうえで放牧に出す予定です。
レースは7着でした。
現状ではまだ稽古が足りていない様な気がします。
2走目はもう少し稽古を積んで出走して欲しいですね。
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