出資馬ディバイングレースの近況です。
24/5/5 蛯名正厩舎
5日の東京競馬では中団でじっと我慢しながら進めて
直線へ向くといったん先頭に並びかけるまで行ったが、
最後は遅れを取り5着。
「圭太には“チャレンジ!”と伝えて送り出しました。
もちろん、我慢せずに放してしまうのは
困るということはわかってもらっていた上での指示だったのですが、
文句のない競馬をしてくれたように思います。
ジョッキーに話を聞くと
『正直、これ以上ないというくらいの形で乗れたかなと思ったのですが、
勝ちきれず申し訳ありません。
力みはしますが我慢すればできるくらいでした。
非力な分、これからというところで踏ん張りきれませんでしたが、
良いところはありますし、
平坦がより良いだろうなと感じました』ということでしたね。
体はプラス10キロでしたが、
本当はもう少し増えている想定でした。
しかし、お祭りがあって花火があがったりと
物音に敏感になっていたことが影響したことで、
見込みより増えずに送り出すことになりましたから
ちょっと悔いが残りますね…。
ただ、取り組んできていることが
少しずつ結果につながってきているので、
この調子でうまく持っていきたいです」
(蛯名正師)
前走の中京戦は結果こそ最良のものにはなりませんでしたが、
終いにかけて脚を使う競馬ができており、
さらなる前進が期待できると思える内容でした。
その後も順調で、体は少し大きく見せられるようにもなって
心身の成長を感じることができるようになっていたので
期待を持って送り出しました。
鞍上が意図をよく理解した上で勝負に行く競馬をしてくれ、
正直文句ない形で運ぶことができていたように思います。
勝負どころへ向かう場面では
勝利のふた文字を意識できたほどでした。
悔しくないわけではありませんが、
やりたいことが体現できるようになっているのは自信になりますし、
今後への糧にしていけたらと思います。
この後についてはレース後の状態をよく見たうえで
判断していきます。
24/5/8 蛯名正厩舎
8日は軽めの調整を行いました。
「先週は終いにかけて脚を使ってくれましたし、
次につながる走りをしてくれたように思います。
レース後は脚元や体調はいい意味で変わりなく見せています。
もう少し時間が経つと疲れを見せる可能性はありますし、
それこそ精神面を含めてもう少し慎重に見る必要はありますが、
可能ならこのまま続戦できないかなと考えています。
できれば、前走と同じ東京芝1400m戦を狙っていきたいです」
(蛯名正師)
レースは5着でした。
戸崎騎手は完璧に乗ってくれましたが、後、もう少しですね。
気性面は良くなってきているとは思いますので、
次走に期待です。
戸崎騎手継続騎乗で勝利して欲しいですね。