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2022年08月18日

第18訓 西郷隆盛の遺訓を現代に顧みて

明治維新の立役者の西郷隆盛の訓話をまとめた「南洲翁遺訓」を垣間見て、
現代の日本の政治や世相を自分ながら解説してみよと思います。
南洲翁遺訓は全部で41訓ありますが、今日は第18訓を垣間見てみます。


序文

屈辱や理不尽なことを言われたら、
国家が倒れても正道・道義を果たすこと。

こういった気概があった日本はどこにいったのだろうか?

立ち向かう.PNG


原文

談国事に及びし時、慨然として申されけるは、
国の凌辱せらるるに当たりては、縦令国を以て斃るとも、
正道を践み、義を尽すは政府の本務也。

然るに平日、金穀理財の事を議するを聞けば、
如何なる英雄豪傑かと見ゆれども、
血の出る事に臨めば、頭を一処に集め、
唯目前の苟安を謀るのみ、
戦の一字を恐れ、政府の本務を墜しなば、
商法支配所と申すものにて、更に政府には非ざる也。



仮名入り

だんこくじ   およぶ  とき  がいぜん     もう 
談国事に及びし時、慨然として申されけるは、
くに  りょうじょく       あ          たとえくに  もっ  たお
国の凌辱せらるるに当たりては、縦令国を以て斃るとも、
せいどう  ふ    ぎ  つく    せいふ  ほんむなり
正道を践み、義を尽すは政府の本務也。

しか    へいじつ  きんこくりざい   こと  ぎ      き
然るに平日、金穀理財の事を議するを聞けば、
いか     えいゆうごうけつ    み
如何なる英雄豪傑かと見ゆれども、
ち   で  こと  のぞ     こうべ  いっしょ あつ
血の出る事に臨めば、頭を一処に集め、
ただもくぜん こうあん  はか
唯目前の苟安を謀るのみ、
いくさ  いちじ おそ    せいふ   ほんむ    おと 
戦の一字を恐れ、政府の本務を墜しなば、
しょうほうしはいじょ もう          さら  せいふ    あら    なり
商法支配所と申すものにて、更に政府には非ざる也。



私流訳

話が国家のことに及んだ時、西郷は憤り嘆いて言われるには、
国が外国から傷つけれ、辱めを受けるようになったら、
たとえ国全体でかかって倒れようとも、
正しい道を踏み、道義を貫き通すことが政府の本来の責務であると言っている。

例えば普段、財務や農業政策や経済政策を議論を聞いていると、
素晴らしい知力や才能に溢れ、度胸のあると見える人物が、
血の流れるような問題に接すると、寄り集まって、額をつきあわせて
ただ目の前の一時的な気やすめのものになるばかりであり
「戦」の一字を恐れ、政府の本来の責務を貶めることがあれば、
商売人が利潤のみを追求するようなものであり、国家の政府とは到底言えない。


私流解釈

この遺訓の背景は明治6年1873年の征韓論である。
日本は朝鮮に使節団を送ったが、日本が西洋かぶりになり、
その対応も納得がいかないということで、軽蔑し、
当時の在留日本人を冷遇しました。
そこで、西郷は一人で行き朝鮮と交渉にいくということでしたが、
岩倉使節団が日本に戻った時に、西郷の案は否決されました。
この遺訓にその怒りも感じるところであります。
ですが、西郷は政府の本分という正道をいつも持っており、
それが彼の指針になっていますし、それが本来、日本が目指すことであります。
もし、この時に朝鮮との交渉が何らかできれば、
後の朝鮮と清も交えた日清戦争もなかったでしょう。
その時の怯えが後の軍事の血と戦費が代償になってしまいました。

外国から恥辱を受けたら毅然とした態度でそれに反論し、
正道を踏み、道義を貫き通すことを感じさせられます。

いつの時代にもそういった人物が必要であります。

個人におきましては、この遺訓の国家を会社とか、クラブとか、
家に置き換えてみると応用できるかと思います。

自分がだれかに傷つけれられたり、
辱めをうけたり、悪口を言われたり、
その時は、自分の全部を賭けて立ち向かえば
道が開けるのではないかと思います。
どうせ、他人に言いくるめられることであれば、
自分の正道・道義をだしてやる。
うまくいかないかもしれませんが、
後悔はしないと感じる次第であります\(^o^)。



現代に顧みて

先の大戦では、戦争に勝つという目標は達成できなかったが、
大東亜共栄圏のアジア諸国を西欧からの列強から
開放するという目的な達成した。

このことだけでも誇れるものであるが、
戦後は、日本のいいところや過去の歴史のいいところを口にすると右翼扱いされ、非難された。
先の大戦で日本は他国に迷惑をかけて、謝罪や支援を続けなければならないということを教えられ、
自らの国を愛する言葉や行為もなかなか表現できない国であった。

戦後一貫して日本の政治家はこういったことに敏感であり、
自らを自戒して、他国のありもしないことまで受け入れ
謝罪をし、行為を改めた。
こういったことが他国の思い通りになり、
日本の気質がどんどんなくなり、
教科書は日本が悪いことをした国のようなことを紹介し、
他国の素晴らしいことを賛美し、
グローバルルールに従うことが我が国の指針のように
ゴキブリの卵のような太陽光パネル
まわりと異質な気色の悪い風車で日本の田園風景や森や田畑がなくなっていく。
WTOのルールの名目で、中国・台湾・韓国の企業が闊歩し
日本の土地が貪り食われており、
それを規制する法律ができても公明党が骨抜きにしてしまい、
正論を世に示すメディアは口を紡ぐのが日本である。

ネットや一部メディアや参政党やNHK党ぐらいである。
自民党はもう日本の庶民に目を向けてはいない。
経団連・大手企業や・米国・中国に向いており、
一般庶民は給与は上がらず、税金や恩恵がほとんどない強制社会保障料を搾取され、
所得の多い人や大企業は減税になり、補助金が様々に用意されている。
600万以上する電気自動車に優遇補助金があるのに、
軽自動車には、補助金はまったくなしであります。
それでGDPが上がり、日本国民地位向上になるかというと
ここで20年での世界の中での経済成長は最下位クラスになってしまった。

そして政府やメディアは、日本人は生産性が低いとか、能力が低いとか働き方が悪いとか言いうが
日本から製造企業を海外に移転させたり、技能や知的財産を盗まれてもそれを処罰がなかったり、
世界一高い電気代や減価償却の悪性計算式で海外企業に立ち向かえなくしているのは政府であり、
しかも、この改正は今の自民党の国会の議席数を考えれば数ヶ月ですべて改正することは可能であります。

なぜしないのか、正道よりも自分の利益と当選の確約で動いているからです。
2025年まで国会議員の選挙はありませんが、
地方選挙などでは、国の本務を全うできる人を投票することと、
真に日本を憂いたこの遺訓や誇りを学び
この日本が良くなることを信じる次第であります。


最後まで読んで頂きまして有難うございます。



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