【とっさの手当て】～目・耳・鼻・口・語彙（ごいん）～: マニヨンのナウでヤングな子育て術

2016年10月01日

【とっさの手当て】～目・耳・鼻・口・語彙（ごいん）～

鼻血が出た時

1.大量に出血した時は、仰向けに寝かせてはいけない、、座るか腰をかけて少しうつむき加減にし、鼻血がノドの方に流れていかないようにする。

2.小鼻を強く押さえる。

3.血が口にまわってきたら、そのつど吐き出させる。

4.口から絶えず血を吐き出していたり、両方の鼻から出血している時は救急車を呼ぶ。

耳鼻咽喉科

目にゴミがはいったり、強く打った時

1.絶対にまぶたをこすってはいけない。

2.目を閉じ、上まぶたのまつげの所わわつまんでしばらく待つ。涙が出てきてゴミを洗い流してくれる。

3.簡単に取れないようなら、それ以上いじらないで病院へ行く。

4.入ったゴミが黒目に何時間もささっていると、バイ菌が入って失明の危険がある。金属の粉の時は特に注意する。

5.目に薬品が入ったら、流水で洗い流す。

6.強く打った時、その時は大したことがないようでも、後で視力障害を起こすことがあるので、
必ず眼科医に診てもらいましょう。

眼科

耳に何か入ったり、強く叩かれた時

1.水やモノが入った時は、入った方の耳を下に向けて耳たぶを引っ張って、その側の足でトントンと跳ねるか、頭をかるくたたいてみる。

2.虫が入った時は、あかりの方に耳の穴を向けてじっとしていると出てくる。出てこない時、それ以上絶対いじらない。病院へ行く。

3.耳を強く叩かれた時、聞こえが悪くなったり、耳から透明な液や血が出てきたら、鼓膜のケガも疑われるので中をいじらず、外から湿布で冷やし、急いで病院へ行く。

耳鼻咽喉科

ノドに餅や異物が引っかかった時

1.抱え込める時は、後ろから両腕を前にまわし、みぞおちの下にこぶしを当ててグッと上方に引いて、上腹部を押し上げる。ぐったりして起こせない時は、仰向けにに寝かせ、腰をまたいで膝をつき、両手のひらを重ねて肋骨縁のしたにおき、グッと上方に押す。吐き始めたら顔を横に向ける。

2.これを数回繰り返す。

3.上手く吐き出さない時は、それ以上いじらないで大至急、救急車を呼ぶ。

耳鼻咽喉科・外科
上腹部を急激に押し上げると横隔膜が肺を圧迫し、中の空気が気管からノドへ押し出され、その力で異物が追い出される。

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