なんか久しぶりです。^^ノ
昨年の12月から今年の2月まで全くblog記事を書いていなかったのは、
寒い冬、ぬくぬくと引きこもっていたからです。
全く何もしていなかったわけではないので、その辺は後に書きます。
で、今回はやっと暖かくなってきましたので、
3月20日〜21にかけて山頂からの星空撮影に行ってきました。
季節はもう「春」ですが、こちらはまだまだ雪が残っていて、
夜間の気温は安定のマイナス気温ですので、キャンプするには当然冬装備が必要です。
今回標高は低いですが山頂の雪の上でのキャンプになりますから、雪山装備が基本ですね。
こういうのはキャンプではなく野営というのかな?
雪山での寝泊まりは約20年ぶりで、道具もその当時のものばかりですので、
ちょっと不安な部分はありますが、持っているのは厳冬期仕様の道具というのと、
当日の天候が快晴無風の予報、さらには新月間近という絶好の条件でしたので行くことにしたのです。
テントやマットは70リットルのザックに入れると他の道具が入らなくなるので、外付け。
中にはシュラフなどの寝具、クッカーやバーナーなどの調理器具、
カメラ、三脚、バッテリーなどの撮影道具を詰め込んでいます。
3時30分に登山開始、3時50分山頂到着。
町内の小さなスキー場のてっぺんです。
気をぬくとあっという間に日が沈んでいくので、
すぐさまテント設営とカメラセッティングに入ります。
まずは地面を平らにならします。
この作業は大変重要で、この後寝る際にとても影響を及ぼします。
テント設置完了。
テント関係の設置が終わったら、撮影機材のセットもさっさと済ませて、コーヒータイム。
コーヒーのセットも持って行きました。
コーヒを飲みつつ撮影のセッティング(ISO、シャッタースピード、絞り等)を考えていると、
あっという間に日が沈んでいきます。
今回の撮影のテーマは「夕陽から朝日まで、絞りを変えたりしながら滑らかに撮影できるか。」
深夜の星を撮影するには基本的にマニュアル設定で、
シャッタースピードを8秒とか10秒とかにして、絞りは開放、
ISOは今回は3200で設定、いつもは1600という感じの設定になるのですが、
そうすると、夕日や朝日の時間帯は露出オーバーで真っ白な画像になります。
そこをうまく調整して夕陽から朝日まで適正な露出で撮影できないかというもの。
プログラム設定という機能もありますが、
私のカメラでは深夜の星空撮影ではうまく機能しなかったので、方法を探るわけです。
色々やってみましたが、結果は失敗。><
これは何度も色々な設定を挑戦してデータを集めるしかないなー。
↓その映像はこちら。↓(4Kでアップしていますので、是非大画面にしてみてください。)
真っ暗になってからの設定は今まで通りなので、朝方まで放置でいいのですが、
夕方と朝の微妙な明るさをどうするかですね。
多分カメラによってはそういう設定が可能なものがあるんでしょうね。
その辺も調べてみよう。
今回、新たな撮影機材を使いました。
前回書いた通り、もっと容量の大きなバッテリーを導入。
Anker PowerCore+ 26800 PD 45W
このバッテリーはレンズヒーターに接続して使ったのですが、
約12時間連続で使用し、途切れることなく使えました。
↓Anker PowerCore 26800↓
撮影メインの宿泊の時は撮影に集中するので、食事はだいたいカップラーメン+カロリーメイト。
朝、この日の気温は−4度まで下がったので、周りは全て凍ってました。
でも景色は綺麗ですね。
ということで、撮影以外(後日書きます)でも課題がたくさん出てきた撮影キャンプでした。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
2023年03月24日
2022年12月30日
シャッターリモコン (RGBS for SONY)
以前の記事の通り、10月は星空のタイムラプス撮影に集中していました。
タイムラプス撮影でメインに使用しているカメラ「SONY NEX5T」の他に
通常メインで使用しているカメラ「SONY RX10M4」も使うことがあります。
三日月や満月、皆既月食などの時には月のアップを狙ったりしますし、
遠くの景色を含めた星空をタイムラプス撮影したりする場合に使用します。
SONY RX10M4は以前のM3までとは違い、アプリケーションに対応していないため、
シャッターリモコン が必要になります。
今まで使用していたシャッターリモコン は、「ROWA・JAPAN」のもの。
癖というか動作にバグがある機材ですが、安かったのと使えないわけではないので
ずっと使用してきました。
しかし最近バグのない安いシャッターリモコン を見つけ、購入しました。
それが「RGBS」のシャッターリモコンです。
↓「RGBS」シャッターリモコン for SONY
↓「RGBS」シャッターリモコン 各機種
右が「RGBS」、左が「ROWA・JAPAN」。
形は似ています。
ボタン配置は全く一緒です。
形、機能ともにほぼ同じですがバグがない。w
バグがないだけで使い勝手が段違いで良い、当たり前のことです。
あとは ON/OFF のスイッチが無いのも一緒ですが、こちらは一定時間操作しないと電源が切れるようです。
以前は使うたびに乾電池を抜き差ししていましたので、これもありがたいですね。
ちょっと気になるのは、各カメラ用の接続端子に対応するため、
コードの途中から端子を付け替えれるようになっていること。
だからと言って商品に全ての端子が入っているわけでは無いので、
本体は一緒で端子だけ変えれば各社のカメラに対応できるという、
コスパを考えた会社の都合なのでしょう。
この接続部分が途切れたりしないかということです。
でもやっとまともに動くシャッターリモコン を手にできたので、それだけで嬉しいものです。
これはおすすめ商品です。
あとこのシリーズにワイヤレスもあるみたいで、気になります。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
タイムラプス撮影でメインに使用しているカメラ「SONY NEX5T」の他に
通常メインで使用しているカメラ「SONY RX10M4」も使うことがあります。
三日月や満月、皆既月食などの時には月のアップを狙ったりしますし、
遠くの景色を含めた星空をタイムラプス撮影したりする場合に使用します。
SONY RX10M4は以前のM3までとは違い、アプリケーションに対応していないため、
シャッターリモコン が必要になります。
今まで使用していたシャッターリモコン は、「ROWA・JAPAN」のもの。
癖というか動作にバグがある機材ですが、安かったのと使えないわけではないので
ずっと使用してきました。
しかし最近バグのない安いシャッターリモコン を見つけ、購入しました。
それが「RGBS」のシャッターリモコンです。
↓「RGBS」シャッターリモコン for SONY
↓「RGBS」シャッターリモコン 各機種
右が「RGBS」、左が「ROWA・JAPAN」。
形は似ています。
ボタン配置は全く一緒です。
形、機能ともにほぼ同じですがバグがない。w
バグがないだけで使い勝手が段違いで良い、当たり前のことです。
あとは ON/OFF のスイッチが無いのも一緒ですが、こちらは一定時間操作しないと電源が切れるようです。
以前は使うたびに乾電池を抜き差ししていましたので、これもありがたいですね。
ちょっと気になるのは、各カメラ用の接続端子に対応するため、
コードの途中から端子を付け替えれるようになっていること。
だからと言って商品に全ての端子が入っているわけでは無いので、
本体は一緒で端子だけ変えれば各社のカメラに対応できるという、
コスパを考えた会社の都合なのでしょう。
この接続部分が途切れたりしないかということです。
でもやっとまともに動くシャッターリモコン を手にできたので、それだけで嬉しいものです。
これはおすすめ商品です。
あとこのシリーズにワイヤレスもあるみたいで、気になります。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
2022年12月11日
タイムラプス動画撮影の話(SONY NEX5T )
10月から星空のタイムラプス動画を撮影しまくっていますが、
撮影に際しいろいろな道具や技術が必要になるので、その辺りをまとめて書きます。
いつも使用しているカメラは SONY NEX5Tで、16mmレンズに、空を広く撮りたいので、
フィッシュアイ(魚眼)のコンバージョンレンズを装着して撮影しています。
sony NEX5T
sony 16mm f2.8
sony フィッシュアイコンバーター
タイムラプス動画は動画を撮影するわけではなく、
1枚ずつ時間をずらして撮影した写真を、撮影した分だけPCへ取り込み
動画編集ソフトを使って制作します。
(例えば1枚毎の写真を1秒表示する、それを撮影した写真分繰り返す、パラパラ漫画の要領。)
(10枚の写真があれば1枚1秒で制作すると10秒の動画になる。)
※カメラによっては撮影した写真をタイムラプス動画にしてくれる機能を持ったものもあります。
タイムラプス撮影を行うには、一定間隔でシャッターを切らなければなりません。
となると、インターバル設定ができるシャッターリモコン が必要になるわけですが、
SONY NEX5Tには、いろいろ探しても使用できるシャッターリモコンが見つかりません。
しかし、タイムラプス撮影の設定ができるアプリケーションがあります。
SONY カメラアプリケーション ダウンロードサービス
使用しているカメラ NEX5T では選択肢はこれしか無いですので、これを使っています。
いつもだいたい思い通りの写真は撮れていますが、ISO、シャッタースピード、絞り値、
などなどの設定にはいまだに「これ」といった自分が納得する基準はなく、毎回試行錯誤です。
まぁ撮るたびに、もっと綺麗にとか新しいことを試したいとか考えるからなんでしょうけど。
カメラを購入してから10年ほど経ちますので、正直新しいカメラに変えたい気持ちはあります。
しかし、このカメラの、このアプリを、まだまだ使いきれていないことを撮影のたびに
思い知らされているので、まだしばらくはこのまま使い続けるでしょう。
アプリの使い勝手については、ちょっと反応が遅いとか、操作の仕方がわかりにくいとかあります。
でもシャッターリモコンを別途取り付ける手間はなく、
ボタンを押していくだけで設定できるのはありがたいです。
星空をタイムラプス撮影する場合、光の量が少ない夜空を撮影するので、
当然シャッタースピードは遅くなります。
私の場合、NEX5T + フィッシュアイレンズでの撮影の時の
シャッタースピードは8秒〜10秒で設定しています。
8秒〜10秒という長い時間シャッターを開けているのですから、
手持ちなんかではブレますので、三脚を使います。
三脚といっても、ものすごい種類がありますので何がいいのか、わかりませんよね?
私もわかりません。w
上を見るとキリがないですし、大層な出費をしなくても最低限使える三脚で良いのですが、
今まで使用してきてダメだと思った部分を無くしていくと、
だいたい一眼レフカメラ対応もので1万円〜2万円前後、
ミラーレスカメラ対応のもで5000円〜1万円になってくると思います。
夜空のタイムラプス撮影では、長時間カメラを支えるので、ちょっとした振動で震えてはいけません。
野外での撮影ですから風の影響で揺れたりズレたり最悪倒れたりしないものが必要です。
携帯に便利なものは軽くて持ち運びやすいですが、使う際に別途重石なんかを設置する必要があります。
安いものの大半は脚の径が小さいため軽いですが、
脚を伸ばした状態ではちょっとした風で震えたり倒れたりします。
また雲台も緩むことの無いしっかりしたものが必要です。
雲台がプラスティックで出来ており、カメラの重さを支えられず、ネジをきつく締めても
カメラがお辞儀してしまうものがあります。
そんな雲台ですとカメラをしっかり留めたい為にさらにネジを締めていき、
バキッとプラスティックの雲台本体を壊してしまいます。
安くて使える良い三脚は、使用目的によって異なりますから、いつも探し続けています。w
カメラ、レンズ、三脚と揃えば、星空撮影は可能です。
が、タイムラプス動画を作るとなれば、これだけでは足りません。
先に書いた通りタイムラプス動画は、一定時間間隔おきに、たくさんの写真を撮らなければなりません。
数秒のタイムラプス動画で良ければいいのですが、やっぱり長く作りたいですよね?
ちなみに以下の動画は約50秒間隔でシャッタースピードは10秒、
日没から日の出まで13時間ほど撮影しています。
撮影枚数は900枚程。
長時間撮影するとなれば、バッテリーが持つかという問題が出てきます。
バッテリーが少なくなったら、取り替えればいいと思いますが、
バッテリーを取り替えるには、カメラ本体を動かすことになります。
そうなると元の位置に寸分違わずセットすることは困難でしょう。
だからといって大容量のバッテリーがあるかといえば、無いです。
※カメラによってはバッテリーグリップなんかでバッテリーを複数本セットできるものもあります。
ということで、バッテリーは外部から供給する方法をとります。
その為に必要なのは、カメラのバッテリーアダプター。
USB対応のものなら、Anker製のモバイルバッテリーが使えますね。
バッテリーアダプターのことをダミーバッテリーとも呼ぶらしいです。
もちろんUSB対応のバッテリーも必要です。
今ではいろいろなメーカーから安価なモバイルバッテリーが出ていますが、
私の場合は、古いものだと5年程使用しているモバイルバッテリーが
何の問題もなく現在も現役で使えているという理由から、
Anker製のモバイルバッテリーを使っています。
使用頻度が少ないからなのかもしれませんが、
充電したあと半年放置していても充電量を維持しているのは素晴らしいと思います。
私はAnkerの20100mAhと20000mAhいうタイプを使用しています。
カメラのシャッターを12時間動かし続けてもバッテリー消費は半分くらいでした。
シャッターを切る回数とか様々な要因でバッテリーの消費量は変わると思いますので、
余裕を持ちたいですよね。
一応予備に10000mAhも用意しています。
さて、これで長時間星空を撮影できるようになりました。
なのですが、もう一つ気にしなければならないことがあります。
気温です。
星空撮影ということは当然晴れている日を選びます。
夏の晴れた夜なら気持ちよく撮影できるでしょう。
しかし秋、冬、春、夜間の撮影ですので昼間より気温は下がります。
そうするとレンズが曇るのです。
結露ってやつです。
せっかく調子よく撮影しても途中からレンズが曇って撮影が台無しになってしまうことが多々あります。
その対策として私は以前、バンダナに小さい使い捨てカイロを包んでレンズに巻いていました。
結構調子は良かったですが、撮影のたびに使い捨てカイロが必要ですので、常備する経費や手間、
セッティングに時間がかかってしまいます。
しかし今では良いものがあります。
レンズヒーター
これもUSBでモバイルバッテリーへ接続でき、電力を熱に変えてレンズを温めるというものです。
温度調節ができるものもあり、気温によって対応することができます。
私がよく行く撮影場所では、真夏以外このレンズヒーターをつけないと100%曇ってしまいますが、
レンズヒーターを使用してからは、まだ一度もレンズが曇ったことはありません。
レンズヒーターは季節や気候、撮影場所などで使用するかどうか変わりますので必須ではありませんが、
持っていればどんな時でも対応できますね。
私は12時間撮影した時、レンズヒーターへAnkerの20100mAhを接続しましたが、
途中で容量を使い切ってしまいました。
そうなるだろうと予想していましたので、様子を見て予備の10000mAhへ付け替えました。
シャッターなんかとは違いカメラ本体を揺らさないように気をつければ、
バッテリーを取り替える形でもレンズヒーターは問題ありませんが、
できれば撮影途中にカメラ周りでの作業は、
カメラ、三脚を動かしてしまう恐れがあるので、避けたいものです。
ですので今、もっと大容量のモバイルバッテリーを検討しています。
さてさて、ここまでの道具を取り付けてみましょう。
ダミーバッテリー、レンズヒーターそれぞれにモバイルバッテリーをつけることになります。
ダミーバッテリーとレンズヒーターをカメラに取り付け、カメラを三脚にセットするのですが、
そうすると、モバイルバッテリーがぶら下がることになります。
流石に重いモバイルバッテリー2台をぶら下げておくことはできませんし、
だからと言って地面に置いておくにはコードの長さが足りません。
最後にこのモバイルバッテリーの置き場を作ってやりましょう。
三脚ストーンバック
三脚の開いた脚3本それぞれに紐やベルクロを巻きつけ、
中心に物を入れる事ができる袋がぶら下がるようにできています。
名前の通り三脚を安定させる為に、この袋へ石や砂などをいれて重石にするための道具です。
先に書いた携帯製の良い軽い三脚の場合、これがあると現地にある石などを使って三脚を安定させられます。
で、このストーンバックの中にモバイルバッテリーを入れてしまえば、
ちょうど重石にもなるので便利です。
こんな感じのセッティングで私は星空を撮影しています。
カメラ本体が違えば、それに付随して各機材が変わってくると思いますので、
いろいろ探してみるのも楽しいと思います。
あと、まだまだ色んな機材があって、ハマると懐が寒くなっていきますよ。
気をつけてくださいね。w
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
撮影に際しいろいろな道具や技術が必要になるので、その辺りをまとめて書きます。
いつも使用しているカメラは SONY NEX5Tで、16mmレンズに、空を広く撮りたいので、
フィッシュアイ(魚眼)のコンバージョンレンズを装着して撮影しています。
sony NEX5T
sony 16mm f2.8
sony フィッシュアイコンバーター
タイムラプス動画は動画を撮影するわけではなく、
1枚ずつ時間をずらして撮影した写真を、撮影した分だけPCへ取り込み
動画編集ソフトを使って制作します。
(例えば1枚毎の写真を1秒表示する、それを撮影した写真分繰り返す、パラパラ漫画の要領。)
(10枚の写真があれば1枚1秒で制作すると10秒の動画になる。)
※カメラによっては撮影した写真をタイムラプス動画にしてくれる機能を持ったものもあります。
タイムラプス撮影を行うには、一定間隔でシャッターを切らなければなりません。
となると、インターバル設定ができるシャッターリモコン が必要になるわけですが、
SONY NEX5Tには、いろいろ探しても使用できるシャッターリモコンが見つかりません。
しかし、タイムラプス撮影の設定ができるアプリケーションがあります。
SONY カメラアプリケーション ダウンロードサービス
使用しているカメラ NEX5T では選択肢はこれしか無いですので、これを使っています。
いつもだいたい思い通りの写真は撮れていますが、ISO、シャッタースピード、絞り値、
などなどの設定にはいまだに「これ」といった自分が納得する基準はなく、毎回試行錯誤です。
まぁ撮るたびに、もっと綺麗にとか新しいことを試したいとか考えるからなんでしょうけど。
カメラを購入してから10年ほど経ちますので、正直新しいカメラに変えたい気持ちはあります。
しかし、このカメラの、このアプリを、まだまだ使いきれていないことを撮影のたびに
思い知らされているので、まだしばらくはこのまま使い続けるでしょう。
アプリの使い勝手については、ちょっと反応が遅いとか、操作の仕方がわかりにくいとかあります。
でもシャッターリモコンを別途取り付ける手間はなく、
ボタンを押していくだけで設定できるのはありがたいです。
星空をタイムラプス撮影する場合、光の量が少ない夜空を撮影するので、
当然シャッタースピードは遅くなります。
私の場合、NEX5T + フィッシュアイレンズでの撮影の時の
シャッタースピードは8秒〜10秒で設定しています。
8秒〜10秒という長い時間シャッターを開けているのですから、
手持ちなんかではブレますので、三脚を使います。
三脚といっても、ものすごい種類がありますので何がいいのか、わかりませんよね?
私もわかりません。w
上を見るとキリがないですし、大層な出費をしなくても最低限使える三脚で良いのですが、
今まで使用してきてダメだと思った部分を無くしていくと、
だいたい一眼レフカメラ対応もので1万円〜2万円前後、
ミラーレスカメラ対応のもで5000円〜1万円になってくると思います。
夜空のタイムラプス撮影では、長時間カメラを支えるので、ちょっとした振動で震えてはいけません。
野外での撮影ですから風の影響で揺れたりズレたり最悪倒れたりしないものが必要です。
携帯に便利なものは軽くて持ち運びやすいですが、使う際に別途重石なんかを設置する必要があります。
安いものの大半は脚の径が小さいため軽いですが、
脚を伸ばした状態ではちょっとした風で震えたり倒れたりします。
また雲台も緩むことの無いしっかりしたものが必要です。
雲台がプラスティックで出来ており、カメラの重さを支えられず、ネジをきつく締めても
カメラがお辞儀してしまうものがあります。
そんな雲台ですとカメラをしっかり留めたい為にさらにネジを締めていき、
バキッとプラスティックの雲台本体を壊してしまいます。
安くて使える良い三脚は、使用目的によって異なりますから、いつも探し続けています。w
カメラ、レンズ、三脚と揃えば、星空撮影は可能です。
が、タイムラプス動画を作るとなれば、これだけでは足りません。
先に書いた通りタイムラプス動画は、一定時間間隔おきに、たくさんの写真を撮らなければなりません。
数秒のタイムラプス動画で良ければいいのですが、やっぱり長く作りたいですよね?
ちなみに以下の動画は約50秒間隔でシャッタースピードは10秒、
日没から日の出まで13時間ほど撮影しています。
撮影枚数は900枚程。
長時間撮影するとなれば、バッテリーが持つかという問題が出てきます。
バッテリーが少なくなったら、取り替えればいいと思いますが、
バッテリーを取り替えるには、カメラ本体を動かすことになります。
そうなると元の位置に寸分違わずセットすることは困難でしょう。
だからといって大容量のバッテリーがあるかといえば、無いです。
※カメラによってはバッテリーグリップなんかでバッテリーを複数本セットできるものもあります。
ということで、バッテリーは外部から供給する方法をとります。
その為に必要なのは、カメラのバッテリーアダプター。
USB対応のものなら、Anker製のモバイルバッテリーが使えますね。
バッテリーアダプターのことをダミーバッテリーとも呼ぶらしいです。
もちろんUSB対応のバッテリーも必要です。
今ではいろいろなメーカーから安価なモバイルバッテリーが出ていますが、
私の場合は、古いものだと5年程使用しているモバイルバッテリーが
何の問題もなく現在も現役で使えているという理由から、
Anker製のモバイルバッテリーを使っています。
使用頻度が少ないからなのかもしれませんが、
充電したあと半年放置していても充電量を維持しているのは素晴らしいと思います。
私はAnkerの20100mAhと20000mAhいうタイプを使用しています。
カメラのシャッターを12時間動かし続けてもバッテリー消費は半分くらいでした。
シャッターを切る回数とか様々な要因でバッテリーの消費量は変わると思いますので、
余裕を持ちたいですよね。
一応予備に10000mAhも用意しています。
さて、これで長時間星空を撮影できるようになりました。
なのですが、もう一つ気にしなければならないことがあります。
気温です。
星空撮影ということは当然晴れている日を選びます。
夏の晴れた夜なら気持ちよく撮影できるでしょう。
しかし秋、冬、春、夜間の撮影ですので昼間より気温は下がります。
そうするとレンズが曇るのです。
結露ってやつです。
せっかく調子よく撮影しても途中からレンズが曇って撮影が台無しになってしまうことが多々あります。
その対策として私は以前、バンダナに小さい使い捨てカイロを包んでレンズに巻いていました。
結構調子は良かったですが、撮影のたびに使い捨てカイロが必要ですので、常備する経費や手間、
セッティングに時間がかかってしまいます。
しかし今では良いものがあります。
レンズヒーター
これもUSBでモバイルバッテリーへ接続でき、電力を熱に変えてレンズを温めるというものです。
温度調節ができるものもあり、気温によって対応することができます。
私がよく行く撮影場所では、真夏以外このレンズヒーターをつけないと100%曇ってしまいますが、
レンズヒーターを使用してからは、まだ一度もレンズが曇ったことはありません。
レンズヒーターは季節や気候、撮影場所などで使用するかどうか変わりますので必須ではありませんが、
持っていればどんな時でも対応できますね。
私は12時間撮影した時、レンズヒーターへAnkerの20100mAhを接続しましたが、
途中で容量を使い切ってしまいました。
そうなるだろうと予想していましたので、様子を見て予備の10000mAhへ付け替えました。
シャッターなんかとは違いカメラ本体を揺らさないように気をつければ、
バッテリーを取り替える形でもレンズヒーターは問題ありませんが、
できれば撮影途中にカメラ周りでの作業は、
カメラ、三脚を動かしてしまう恐れがあるので、避けたいものです。
ですので今、もっと大容量のモバイルバッテリーを検討しています。
さてさて、ここまでの道具を取り付けてみましょう。
ダミーバッテリー、レンズヒーターそれぞれにモバイルバッテリーをつけることになります。
ダミーバッテリーとレンズヒーターをカメラに取り付け、カメラを三脚にセットするのですが、
そうすると、モバイルバッテリーがぶら下がることになります。
流石に重いモバイルバッテリー2台をぶら下げておくことはできませんし、
だからと言って地面に置いておくにはコードの長さが足りません。
最後にこのモバイルバッテリーの置き場を作ってやりましょう。
三脚ストーンバック
三脚の開いた脚3本それぞれに紐やベルクロを巻きつけ、
中心に物を入れる事ができる袋がぶら下がるようにできています。
名前の通り三脚を安定させる為に、この袋へ石や砂などをいれて重石にするための道具です。
先に書いた携帯製の良い軽い三脚の場合、これがあると現地にある石などを使って三脚を安定させられます。
で、このストーンバックの中にモバイルバッテリーを入れてしまえば、
ちょうど重石にもなるので便利です。
こんな感じのセッティングで私は星空を撮影しています。
カメラ本体が違えば、それに付随して各機材が変わってくると思いますので、
いろいろ探してみるのも楽しいと思います。
あと、まだまだ色んな機材があって、ハマると懐が寒くなっていきますよ。
気をつけてくださいね。w
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
2022年12月04日
星景写真タイムラプス
気がつけば12月、周りは雪景色となってしまいました。
今年は結局登山に行くことができませんでした。
毎年1箇所は登っていましたので、ちょっと残念。
その代わりというのもなんですが、星景写真やタイムラプス動画を結構撮ることができました。
10月〜11月中は新月の前後日に晴れている日が多かったので、
雪の降る前にできるだけ撮りに行ったわけです。
星景写真(星空と景色を一緒の画角に収めた写真のことだそうな)
キャンプをするときは可能な限り星空を撮影しますが、写真にキャンプの雰囲気を込めたいので
撮るときテントや焚き火、ランタンなども画角に入れたいですよね。
ですので星景写真という意識をせずに、そういう写真を撮ってしまっています。
私が星空を取り出したとき(10年ほど前)も、山を入れたり街の灯りを入れたりしています。
そのほうが星空というか宇宙をより感じる写真になりますよね。
そんな写真が結構溜まってきましたので、音楽なんぞ添えて編集し、YOUTUBEにアップしてやりました。
まだ過去に撮ったものも眠っているので、今後引っ張り出してやろうと思います。
110 Laboratory
カメラのテストで撮影した映像。
これもテストで撮影した映像。
黒松内岳へ登って撮った映像。
運よく雲海が広がってました。
ふもとっぱらキャンプ場で撮影。
ほとんど雲ばかりになりましたが、雲の動きが面白いです。
以前の撮影に味をしめ、黒松内岳へ登って3台のカメラを使って撮影。
1台のカメラがピンボケという大失敗。
重い機材を運んだのに><
ネオワイズ彗星を撮影。
ネオワイズ彗星が確認できる間、天気が良い日は全て仕事だったという悲劇。
唯一撮影できたこの映像ですが、途中から雲がでてきて終了。
洞爺湖のキャンプ場から撮影。
景色にピントを合わせたので、星がちょっとぼやけてますが、そのほうが見やすいかもしれませんね。
日本海水平線に雲が無い快晴の日。
北極星を中心に回る北の星を撮影。
今度はもっと全体が撮れるレンズで撮影したいです。
札幌の八剣山果樹園キャンプ場で、タープと山を入れて北の空を撮影。
長万部のキャンプ場で撮影。
カメラを真上に向けたのですが、やはり何かしら入れたくて木の枝を入れました。
天気図でバリッと高気圧に包まれ、晴れて風のない天気予報でしたので、
初めて日没から日の出まで撮影。
この撮影の後、今の道具での限界を感じました。
皆既月食を撮影。
準備は万端整えて撮影しましたが、まだまだ撮影技術がショボショボなのがわかります。
この撮影の後、技術向上と道具の再考へと進み始めます。
季節が冬になりましたが、今が一番夜が長い季節ですので、
晴れてくれるなら冬キャンプしながら撮影したいですね。w
そうなるとしっかり準備しておかないといけません。
冬キャンプは何度かやっていますので、道具はバッチリですが、
撮影道具をいろいろ準備しないといけませんね。
撮影できたらその様子なんかを書きますね。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
今年は結局登山に行くことができませんでした。
毎年1箇所は登っていましたので、ちょっと残念。
その代わりというのもなんですが、星景写真やタイムラプス動画を結構撮ることができました。
10月〜11月中は新月の前後日に晴れている日が多かったので、
雪の降る前にできるだけ撮りに行ったわけです。
星景写真(星空と景色を一緒の画角に収めた写真のことだそうな)
キャンプをするときは可能な限り星空を撮影しますが、写真にキャンプの雰囲気を込めたいので
撮るときテントや焚き火、ランタンなども画角に入れたいですよね。
ですので星景写真という意識をせずに、そういう写真を撮ってしまっています。
私が星空を取り出したとき(10年ほど前)も、山を入れたり街の灯りを入れたりしています。
そのほうが星空というか宇宙をより感じる写真になりますよね。
そんな写真が結構溜まってきましたので、音楽なんぞ添えて編集し、YOUTUBEにアップしてやりました。
まだ過去に撮ったものも眠っているので、今後引っ張り出してやろうと思います。
110 Laboratory
カメラのテストで撮影した映像。
これもテストで撮影した映像。
黒松内岳へ登って撮った映像。
運よく雲海が広がってました。
ふもとっぱらキャンプ場で撮影。
ほとんど雲ばかりになりましたが、雲の動きが面白いです。
以前の撮影に味をしめ、黒松内岳へ登って3台のカメラを使って撮影。
1台のカメラがピンボケという大失敗。
重い機材を運んだのに><
ネオワイズ彗星を撮影。
ネオワイズ彗星が確認できる間、天気が良い日は全て仕事だったという悲劇。
唯一撮影できたこの映像ですが、途中から雲がでてきて終了。
洞爺湖のキャンプ場から撮影。
景色にピントを合わせたので、星がちょっとぼやけてますが、そのほうが見やすいかもしれませんね。
日本海水平線に雲が無い快晴の日。
北極星を中心に回る北の星を撮影。
今度はもっと全体が撮れるレンズで撮影したいです。
札幌の八剣山果樹園キャンプ場で、タープと山を入れて北の空を撮影。
長万部のキャンプ場で撮影。
カメラを真上に向けたのですが、やはり何かしら入れたくて木の枝を入れました。
天気図でバリッと高気圧に包まれ、晴れて風のない天気予報でしたので、
初めて日没から日の出まで撮影。
この撮影の後、今の道具での限界を感じました。
皆既月食を撮影。
準備は万端整えて撮影しましたが、まだまだ撮影技術がショボショボなのがわかります。
この撮影の後、技術向上と道具の再考へと進み始めます。
季節が冬になりましたが、今が一番夜が長い季節ですので、
晴れてくれるなら冬キャンプしながら撮影したいですね。w
そうなるとしっかり準備しておかないといけません。
冬キャンプは何度かやっていますので、道具はバッチリですが、
撮影道具をいろいろ準備しないといけませんね。
撮影できたらその様子なんかを書きますね。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
2022年10月10日
公園でキャンプ〜長万部公園キャンプ場2022.10〜
「ちょっとでも時間があればキャンプへ行くぞ!」と考えたのはいいですが、
どこへ行く?という問題が出てきます。
地元のキャンプ場はカーサイトは大人気、フリーサイトは狭いこともあっていつも満員。
少しでも多くの時間をキャンプ場で過ごしたいので、近場のキャンプ場を探します。
それで行くことにしたのは、「長万部公園キャンプ場」。
以前は2019年の春に花見キャンプとして行ってます。
近場で8:30から受付なので長い時間楽しめるので非常にありがたいキャンプ場です。
最近までは町内の水柱騒動で行くのを控えてましたが、
水柱が収まったので気兼ねなく楽しめると思い行きました。
ここではバンガローと遊具のそば以外ならどこでもテントを張れるのですが、
小川沿いのスペースが人気で、まずそこから埋まっていきます。
今回はキャンプしつつ季節的に「秋の夜長」星空を長い時間楽しめるので、星空撮影をします。
川沿いの場所ですと木の枝が邪魔になるので、公園内の空が広く見える場所にテントを張りました。
↓ステルス張りの中にインナーテント設置。
4mx4mのタープだとかなり広いスペースを作れるので、撮影機材などの準備をテント内で行えて便利。
↓以前購入した「メイフライチェアの類似ローチェア」。
前回キャンプでも使用しましたが、今のところ問題なく使えてます。
アルミ製で軽く組み立ても簡単ですので、場所が決まったらまず組み立てて座ってテントの準備をします。
テントができたら(タープを使ったステルス張りですが)中に入れても使えるので、色々便利です。
気をつけたいのは、アルミのポールですので座ったまま後ろにあるものを取るような動作、
体をひねって後ろに体重を乗せると、フレームがものすごく捻じれます。
椅子が体を包み込むような作りですので、フレームが捻じれてるのがすぐにわかります。
多分そんな動きをしすぎると壊れるかもしれません。
↓テントにはキャンプ場の使用許可証を張ります。
準備ができたらコヒーを挿れて一服。
暗くなる前に腹ごしらえ。
といってもいつものごとく簡単に...
北斗七星とステルス張り。
星空天頂タイムラプス。
久しぶりのタイムラプス撮影でしたが、なんとか撮れてよかった。^^
朝には露がいっぱい、そんな季節ですね。
公園には大きな池もあり、鯉が泳いでいたりします。
ちょっと散歩しつつ日が昇るのを待ちます。
終わってみればあっという間ですが、
ちょっとでもゆっくりとした感覚が持てれば満足なキャンプとなりますね。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
どこへ行く?という問題が出てきます。
地元のキャンプ場はカーサイトは大人気、フリーサイトは狭いこともあっていつも満員。
少しでも多くの時間をキャンプ場で過ごしたいので、近場のキャンプ場を探します。
それで行くことにしたのは、「長万部公園キャンプ場」。
以前は2019年の春に花見キャンプとして行ってます。
近場で8:30から受付なので長い時間楽しめるので非常にありがたいキャンプ場です。
最近までは町内の水柱騒動で行くのを控えてましたが、
水柱が収まったので気兼ねなく楽しめると思い行きました。
ここではバンガローと遊具のそば以外ならどこでもテントを張れるのですが、
小川沿いのスペースが人気で、まずそこから埋まっていきます。
今回はキャンプしつつ季節的に「秋の夜長」星空を長い時間楽しめるので、星空撮影をします。
川沿いの場所ですと木の枝が邪魔になるので、公園内の空が広く見える場所にテントを張りました。
↓ステルス張りの中にインナーテント設置。
4mx4mのタープだとかなり広いスペースを作れるので、撮影機材などの準備をテント内で行えて便利。
↓以前購入した「メイフライチェアの類似ローチェア」。
前回キャンプでも使用しましたが、今のところ問題なく使えてます。
アルミ製で軽く組み立ても簡単ですので、場所が決まったらまず組み立てて座ってテントの準備をします。
テントができたら(タープを使ったステルス張りですが)中に入れても使えるので、色々便利です。
気をつけたいのは、アルミのポールですので座ったまま後ろにあるものを取るような動作、
体をひねって後ろに体重を乗せると、フレームがものすごく捻じれます。
椅子が体を包み込むような作りですので、フレームが捻じれてるのがすぐにわかります。
多分そんな動きをしすぎると壊れるかもしれません。
↓テントにはキャンプ場の使用許可証を張ります。
準備ができたらコヒーを挿れて一服。
暗くなる前に腹ごしらえ。
といってもいつものごとく簡単に...
北斗七星とステルス張り。
星空天頂タイムラプス。
久しぶりのタイムラプス撮影でしたが、なんとか撮れてよかった。^^
朝には露がいっぱい、そんな季節ですね。
公園には大きな池もあり、鯉が泳いでいたりします。
ちょっと散歩しつつ日が昇るのを待ちます。
終わってみればあっという間ですが、
ちょっとでもゆっくりとした感覚が持てれば満足なキャンプとなりますね。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。